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「なぁ、草薙」
と、
御剣 刀
は
草薙 龍八
と
風雲児 轟
が纏めたレポートを読んでいる。一部には刀が調べた資料と被っている部分もある。
「なんだ?」
龍八は刀が
小山内 海
と
ブリジット・アーチャー
に手伝って貰いながら作ったノートを見ていた。
2人が調べた内容に共通するのは神と動物に関する考察だった。
特に『鴉』については互いに気になるようだった。
草薙が纏めたレポートには……。
『神のことを見続ける烏』
刀が纏めたノートには……。
『烏は神の様子をうかがっている』
「この違い、どう思う?」
と、刀。
「わからん!」
轟が横から口を挟む。彼は彼で様々な資料を調べた成果は出ていたが、結果が芳しいかどうかは判断しにくくもあった。
「ただの表記の揺れなのか、何かしらの意味があるのか。可能性は早めに潰したいところだがな……」
龍八は冷静に答える。
他にも動物と神の関係性については互いのデータは似たような意味・表現であるものもあれば、真逆に表現されているものがあったりと頭を抱えるようなことになっていた。
「どういうことだ?」
「どういうことだろうな」
「わからん!」
と、3人。
「神には2つの側面があるからね。神道の荒魂(アラミタマ)、和魂(ニギミタマ)という解釈を入れてみてはどうかな?」
悩める3人の様子に珪がアドバイスをする。
「そんなものはとっくに調べた。それを踏まえた上で考えている」
と、そっけなく龍八は返す。彼は彼の調査結果にそれなりの自負があるらしかった。
「そっか、ごめんね」
あっさりと引き下がる珪。
「ああ、そうだ。ホスト。こんなものが混ざっていたぞ……」
江戸時代の歴史資料に挟まっていた、と龍八は注釈を挟む。
「ん? ……ああ」
それは烏賊や鮹と女性が描かれた春画であった。
「浮世絵関連の画集から抜け落ちた物かもしれないね。美術関連書籍のほうから照合しておくよ。あ、欲しいならあげるけど」
と、後半を冗談めかして珪は言う。
「不要だ……」
龍八はそれだけ言って刀と轟とディスカッションを再開するのだった。
一度星ヶ丘寮へ戻り、やむを得ず下着を履き替えてきた
添木 牡丹
。
現在は図書室の本棚の影。
手には返し損ねていた本が握られている。
「と、とりあえず返却できるものは返却しないと~」
素直に返却カウンターで返せばいいものを、返却遅延で本のタイトルや内容まで確認されるのではと牡丹は思い込んでいた。
「こっそりと本棚に入れて、何食わぬ顔で『返してましたよ~』って言えば大丈夫……きっと!」
ぐっとガッツポーズをして彼女はスニーキングミッションを開始する。
本だけ返して事務処理しない状態の場合、貸し借りの管理を改ざんしなければ勝手に返したという事実が露見するということを彼女はすっかり失念していた。
彼女の目的地である本棚では
七音 侑
と
朝海 瑠歌
が楽しそうにお片づけをしていた。
「目標地点に2名、ならば~……」
牡丹は2人がいる本棚から少し離れた本棚でわざとらしい声を出す。
「本が見つからないですぅ~、図書委員さんいませんかぁ~?」
声を出した場所からそそくさと牡丹は移動して2人の動きを伺う。
「うに?」
「あら……? ちょっと行って参りますね」
侑と瑠歌が声に気付き、瑠歌だけが声のした本棚へと向かう。
「1人、誘導成功ですぅ」
逆方向から回り込み、牡丹はしゃがんで片付けをしている侑に気付かれないようにこっそりと目的地へ近づく。
「……気のせいですかね?」
瑠歌は声の主を探しているようだった。
(今のうち、今のうち……)
侑の背中越しに本を棚に入れようとする牡丹。ちょうどその位置にしかその本棚には空きスペースが無かったのだ。
そのタイミングで侑が立ち上がる。
「うに、こんなかんじかに? ……ん?」
「あ、あ~……」
そうするとどうなるか。
少しだけ上半身を前に倒す態勢になっていた牡丹の胸が侑の頭に当たるわけである。
2人の目と目が遭う。
「あは、本を片付けてるですぅ~」
苦し紛れの牡丹は引きつった笑顔を見せる。
その様子で侑は牡丹の意図を察する。
「ダメですよー! ちゃんと返却手続きしてくださいに!」
下級生に注意される上級生の図の完成でもあった。
「うう~……」
侑と瑠歌に連行される形で牡丹は見つかったまだ無難な部類の本の返却はできたのであった。
「残りの本の名前はええっと……」
と、瑠歌に牡丹の未返却リストを確認されそうになる。
「あ、後で持ってきますぅ~!」
強引に押し切る形で牡丹は瑠歌たちに本の名前を確認される前に退散したのであった。
既に司書教諭を始めとする何人かに内容はともかく、題名に関しては認知されているということを知らないのは、牡丹にとってはまだ幸運な方なのかもしれない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月14日
参加申し込みの期限
2013年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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