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図書室返却カウンター。
普段は司書教諭の珪が居るのだが、図書委員の作業手伝いに席を外しているせいか今は
追分 義一
がその位置に陣取っていた。
義一は未返却リストの管理と、委員の通常業務をさながらダンスのような動きで捌いていた。
踊りながらのせいなのか、そもそも下手なのか、彼が書いたサインの文字は悲惨なことになってはいたのだが。
「たまにはマジメに図書委員やらねーとな」
と、義一。
「追分さん、未返却リストの一部をお貸し頂けますでしょうか?」
丁寧な言葉遣いでお願いするのは
朝海 瑠歌
。
七音 侑
との片付け作業の進捗状況と共に、リストの齟齬がないかの照合作業を行うことを彼に説明する。
「おーう、あの辺の分類になるのはこの辺か?」
義一はいくつかのパターンで分類されたリストを数枚抜き取って渡す。
未返却者の住所ごと、在籍年代ごと、書籍の分類ごと……など、リストは管理しやすいように分類されていた。
「ありがとうございます。終わりましたらお返し致しますね」
品の良いお辞儀をしながら瑠歌は微笑む。
そうして、侑のところへ戻ろうとすると、カウンターにスケッチブックを持った女子生徒がやってきていた。彼女の名前は
旅鴉 月詠
、芸術科の生徒である。
「本を返しに来た」
彼女は淡々とした雰囲気でカウンターにスケッチブックを置く。そして山積みされた本が描かれたページを開く。
「お?」
疑問の声を上げる義一。
「あら、旅鴉さんこんにちは」
と、瑠歌。瑠歌と月詠は星ヶ丘寮生同士であり、先日の
パンツに関わる事件
でも一緒だったこともある。
「やぁ、朝海先輩」
月詠は会釈をする。
「まさか絵の本を返しに来たってわけじゃないだろ?」
と、義一はスケッチブックを覗き込む。
「ああ、気をつけるといい、アッパーになるかもしれない」
義一にそんな忠告をしながら月詠はページを破る。
「うお!?」
月詠のろっこんが解除されて、スケッチブックに描かれた本(二次元)が実態(三次元)を持つ。覗き込んだ義一の顔面に本が当たりそうであった。
「危ねぇ!」
上半身をのけぞらせた義一はその姿勢のままぐるりと360度回転して向き直る。
「だから言っただろう? 気をつけろ、と。それと返却手続きを頼む」
リアクション芸のような動きをしている義一を気に止めず月詠は要件を述べる。
「へい、へいっと。月詠のろっこんは人が平面(二次元)に入れたりしねぇのか?」
そんなことを言いながら義一は本の題名と管理番号を照らし合わせつつ1冊1冊事務処理をしていく。
字の下手な義一に代わって、瑠歌がチェックとサインをお手伝いしていく。
「平面世界ではどのように世界が映るのでしょうね。私にもろっこんがありましたらよかったのですけど」
と、修理テープで補修された年季の入った図鑑を手にとりながら、瑠歌は穏やかに言う。傷んだ本などを修理できるような能力が欲しいと思ったらしい。
「無理だな。私の能力は非生物が対象だ」
義一たちの作業がしやすいように風詠は借りた本をカウンターに仕分けしながらそんな返しをする。
「そうか」
と、2人に悟られない程度に落胆する義一。
(二次元に行きてぇなぁ)
そんな心の声をぼやく。
「旅鴉さんはこんな本も借りられるんですね」
瑠歌は意外そうに1冊の本を指し示す。
『猫道は媚びる事と見つけたり』と言う名前の本である。内容は不良が主役のギャグ漫画のノベライズ版といったものである。
「ああ、何が制作の資料になるかわからないので、アトランダムに借りることもある。これにはウォールペイント、ボディペイント、タトゥーといった内容の話や挿絵があった。ブラック・ユーモアも満載で面白いのでどうぞ」
と、月詠は無地のページを開いて鉛筆を数本取り出す。図書室の様子を迷惑にならない程度に素描するようである。
「本の読み方、見方というのも皆さんで違いがあるものなんですね」
関心したように瑠歌は頷く。義一から受け取ったリストをクリアファイルに差し込む。
「終わったぜ」
返却受付が終わったことを義一が宣言したのを契機に3人はそれぞれの作業へと移っていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月14日
参加申し込みの期限
2013年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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