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7.本探しのパルティータ
南校舎2階、2年生の教室が並ぶ廊下を歩くのは
青野 海仔
。
彼女の目的は2年5組の教室にあった。
「ひとまず遠い場所よりは近場……のつもりだったが、同じ学年の教室に向かうことになるとは」
青く染めたロングの髪をたなびかせながら5組の教室へ入る。
「牛瀬先生」
教員用の机にどっしりと座っているのは
牛瀬 巧
。5組の担任で生物担当の教諭である。
「なんや」
面倒くさそうな返事をしつつも海仔の方へ向き直る。
「返却期限が過ぎている本がいくつかあると思いますが」
未返却リストのメモを見ながら海仔は巧に尋ねる。
「あー……忘れとったわ。すまんすまん」
と、鞄を漁り始める巧。2冊ほど本が出てくる。
授業用と思われる生物関係の資料集であった。
「これと、これやな」
巧は海仔に本を手渡す。
「上の者がしっかりせねば1年生に示しがつきません。あと、他に返し忘れている本はありませんか?」
彼女はリストと本を確認しながら巧に小言を言う。
「あとは……1年の八十八旗君が貸してくれ言うから貸したわ」
頭をぼりぼりと掻きながら巧は思い出したように言う。
「それはまた貸しと言うのでは」
海仔は呆れる。
「なんや、『本の新しい可能性』とか言うてたで。ドミノがどうのとか。他にも本を彼に貸してるヤツ多いんやないか?」
と、巧。
「……わかりました。ありがとうございます。確か八十八旗君は勅使河原さんと同じクラスだったかな」
後輩の図書委員に携帯でメールを送る海仔であった。
「が、頑張って、回収しないと……」
八十八旗 信彦
の居る空き教室へ向かいながら、そう小さく呟いたのは
勅使河原 悠
。
先輩である
青野 海仔
からのメールの影響もあるが、同じクラスである信彦相手ならばまだ回収できる、と彼女は考えていた。
「『返してください』って言えるかな……」
未返却リストのコピーを両手で抱きしめるように持ちながら彼女は廊下を歩く。
「先輩がドミノって言っていたけど……ま、まさか本でドミノ倒しているわけじゃ……ないよね? 本が傷つくし……」
本が次々と倒されていく姿を想像して不安な気持ちになる悠は小さく身震いをした。
いつのまにか彼がいるであろう空き教室の前に立っていた。
目を瞑り、深呼吸をして部屋に入ろうとする。
「ここをこうすればいいんじゃないですかー。 あ、この本ドミノが終わったら貸してくださいねー?」
屋敷野 梢
がドミノを並べている信彦にアレコレ言っている声が聞こえる。
「おー、ナイスアイデアじゃん!」
信彦はうまく言いくるめた教師や生徒の本を抱えて、ドミノを構築している。
いつの間にか空き教室に並べられた本の量は膨大になっていた。
「あ、あの……と、図書室の本を、返してもらいたい…んですけど……」
緊張と不安が入り混じりつつも精一杯の声で空き教室の中にいる2人に声をかける。
「お、てっしーじゃん。お勤めご苦労さん。一緒にドミノ並べないかい?」
本の返却要請を聞き流しつつ逆に巻き込もうとする信彦。
「図書委員会の人じゃないですかー。私はひこにゃんのドミノ制作を見ていただけですからねー? 傍観者1号ってことでー」
誰かが来たら、窓からこっそり逃げようと考えていた梢だったが、信彦の知り合いと判断してもう少し現場にいることにしたようだった。
「え、えっと……。ほ、本が傷つきますから、ドミノは止めてください……!」
2人のマイペースなノリに流されそうになるものの、悠は頑張って図書委員の仕事を全うしようとする。
「大丈夫、俺、お金持ちだから! ちゃんと終わったら返すし、修理もするよ」
と、信彦は黒いクレジットカードを取り出して悠に見せつける。それは彼のろっこんの発動条件でもあった。
信頼感や安心感を与える彼のろっこんは発動はするものの説得できるかは別問題であった。
だが、気の弱い悠には効果があったらしく、不安そうな悠の表情が少しだけ緩む。
「そ、そういう問題じゃないような……でも終わったら返してくださいね? こ、ここで本が雑に扱われないか見ていますから……」
悠はそう言って空き教室の隅っこで不安そうに信彦の作業を監視するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月14日
参加申し込みの期限
2013年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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