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授業風景~倫理の時間の場合~
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後木 真央
の場合>
「言いたくないのだ、でも言わずにあの事件に向き合えない気がするのだ~」
誰にも聞こえないほどの小声で、後木はどもった。
あの事件……ここでは詳細は避けるが、先日、フツウを根底から脅かす事件に彼女は遭遇した。
実は彼女だけではなく、この教室にいる数名も巻き込まれている。
後木は今後、また巻き込まれてしまうであろう一連の事件へ向き合い、立ち向かうためのきっかけとして発表することにした。
「さ、最初に言っておくのだ……。守れる約束ならば口に出す必要がない、そう言う事と思うのだ」
いつものような『息継ぎどこ言った』状態のマシンガントークは影を潜め、珍しく句読点を入れて後木は話し始めた。
「真央ちゃんの人間性が疑われそうなのだ、怖いのだ……。疑ってるから当然だけど……」
そう言いながら、後木は
【欺瞞】
と書かれた半紙をおずおずと掲げた。
「すっごい簡単に言うと、まず嘘で、それを守れないことから始まっているからだと思うのだ。何度も何度も口に出して言わない限り信じられないことで、本能に反していて、でも自分や親しい仲間が生き延びるためには認められなくて、だから自分が守って見せることで相手に同じ立場をに立つことを期待する、不殺生はそういう欺瞞の言葉だと思うのだ」
中野先生の眉がピクッと釣り上がった。
「失礼を承知で言いますが、後木さんからそんな思想的な意見が出るとは思っていませんでした」
「真央ちゃんはアホの子じゃないのだ~!」
むすーっと頬を膨らませる後木に、教室中が一瞬和んだ。
しかし、直ぐに後木は真剣な表情に戻って発表を続けた。
「人は生きるために食事をするのだ、そのたびに何かの命を絶っているのだ。これはもっちゃん(宇佐見)先輩と同じ考えなのだ。ただ、真央ちゃんは他人が自分の見えない所で殺した物なら食べて良いとか、自己欺瞞の最たるものだと思うのだ。人は生きるために殺すもので、自分にとってよりよく生きるためなら人すら含めた全てを殺す生き物だと思うのだ」
後木の思わぬ論理的思想発表に、生徒達と中野先生はただひたすら唖然としていた。
「そしてよりよく生きるために、人を殺すのと同じくらい自分が生きる事と仲間を生かす事に執着するのだ。だから殺されないためにどうするか、分かりやすい言葉で生き方を見せるのだ。自分がこうしているから他者も同じようにするはずだ、相手がそれでも踏み越えるなら自分も踏み越えて同じことをしてみせよう……。そういう欺瞞と幻想と決意に満ちた言葉が『不殺生』だと思うのだ……」
しょんぼりと教壇の上でお辞儀した後木は席に戻っていった。
席に座る瞬間、彼女はぽつりと寂しそうに言った。
「真央ちゃんは仲間同士みんな仲良くできればいいのだ、でもそれすらきっと欺瞞なのだ? 真央ちゃんにはわからないのだ……」
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担当ゲームマスター
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月04日
参加申し込みの期限
2015年05月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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