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授業風景~倫理の時間の場合~
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宇佐見 望月
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「和尚さんセンセ、俺様はこう考えます」
早速、宇佐見は半紙を掲げた。
【喰いもんじゃネェから】
感情的に書き殴られた文字は、若干はみ出し気味で迫力があった。
「まあセンセはどうか分からねぇけど、基本、動物の類は自分で作った栄養では足りねぇから他の生き物から栄養を貰って生きてるんだろ? それが『食べる』って事だと俺は思ってるんだ」
宇佐見は旧市街地にあるお好み焼き屋『うさぎ屋』の次男だ。
自身も料理好きで大喰らい。
そんな彼が『食』に思想を結び付けるのは誰もが頷けることであった。
「でも『なぜか』人間は人間を喰わねぇ。それは、つまり『人間は喰いもんじゃない』ってことだ。センセが言ったように二千年以上も前から俺達の根っこにある考えはこれなんじゃね?と思ってね」
「宇佐見さんの発表は、なかなか面白い切り口だと思います」
中野先生は感心していた。
「ちなみに、私はちゃんと毎日、精進料理で賄っています」
「ガチで和尚じゃないっすか……。こほん、話を戻すぜ」
宇佐見は発表を続ける。
「だから、俺は飯を無駄にする奴が嫌いです、……いや、命に優劣を付ける奴が嫌いです」
そう言うと、彼は
添木 牡丹
を一瞥した。
「喰い物になる命だったら、全力で戴いて自分の血肉にする。そして、血肉になった命に恥じないよう日々を過ごす。そうでない命だったら、その場で出来る全力の処置をして助ける」
宇佐見は
何か
を思い出し、拳をぎゅっと握り締めた。
「……救えない命、救えなかった命もあるけどな……」
悔しそうに顔を歪める宇佐見。
「それが“俺”の主義だ、『命に貴賤なんかねぇ』。どんな時でも救える命を救って何が悪い?」
毅然と主張したのちに、こう付け足した。
「この言葉は死んだにーちゃんの受け売りだけどな。
『生まれた限りは、命を全うするまで優劣はない、貴賤はない』
って。それがにーちゃんの主義だったからな」
宇佐見は右拳を胸元に当てて告げた。
「その主義は、今でも“俺”の大事なココに根深く刺さってんだ! “俺”はそれを信じて常に行動してる! だから!」
宇佐見はバンッと教卓に平手を叩きつけた。
「“俺”は『命を差別する奴』が大っ嫌いだ……!」
いつの間にか、普段の“俺様”から“俺”に一人称が変わるほど、本気で宇佐見は怒りを発露させていた。
そして中野先生の前まで来ると、潔く頭を下げた。
「お騒がせして、すいませんした!」
そして宇佐見は何事もなかったかのように、席へ戻っていった……。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月04日
参加申し込みの期限
2015年05月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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