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怪人セブンの復讐
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ほどなくして、3台のバスは大きな駐車場に停車する。
全員バスから下ろされると、黒服たちの指示でここから徒歩で目的地まで接近することに。
「見知った顔が多いが……よろしくな?」
ナイフを鞘から抜いてくるくると弄びながら犬神は一同に挨拶をした。
撲滅隊は、ここで初めて参加者全員の顔を確認することになったからだ。
「ちょっといいですか? 僕は貴方達に血を流してほしくない、任務成功のために教えていただけませんか?」
刻人は黒服に向かって真剣な面持ちで尋ねた。
「僕が知りたいのは『敵勢力の人数』と『武装の有無』です。情報は大切ですから」
「僕も聞きたいです! 敵対しているって事は戦ったことありますよね? メサイアのろっこん知っていますか? 確実に撲滅する為、愛を込めて教えて下さい!」
三城 竜太
も同様の質問を投げ掛けた。
すると2号車でふてくされていた黒服の男が再び答えてくれた。
「以前、交戦したときは15名ほどの構成員がいた。全員がもれいびであることを確認している。詳細は……ヒーラーが3人、妨害系が数名、残りはすべて攻撃系ろっこんだったと記憶している。そして奴らも銃を所持している」
「やれやれ……、相手は飛び道具持ってるのにこちらは精々ナイフ1本が関の山か。ま、俺はろっこん頼りだからいらねぇけどな……」
如月はメサイアとの戦力差に肺の中の空気を吐き出した。
「あのね? メサイアのひとたちとおはなしにいけないかな?」
ここでも小島は対話による解決の糸口を模索する姿勢を示した。
「あたし、メサイアの人たちとおともだちになる!」
自信たっぷりに胸を張る小島に、多くの者たちが子供の戯言だと思ったかもしれない。
しかし、李は小島の保護者役として、この意見に賛同したかった。
だが、黒服の前であからさまに賛成すると危険だと判断。
「ごめんなさいなのだ、しゃおりーたちは偵察班希望なのだ。先にビルに潜り込むのだ。背が小さいから適任なのだ」
なんとか誤魔化すことができた。
ここで
シグレ・ナイトウォーカー
が黒服に断りを入れる。
「……すまないが、すこし作戦会議をしたい。集中したいので、バスの中へ戻ってもいいか?」
黒服は「逃げなければ構わない」と言い、これを承諾。
「みんな、作戦会議だ。全員、1号車へ集合だ」
シグレの点呼で全員が1号車へ集合することに成功。
黒服6人は、バスを囲むように見張りを始めた。
だが、こうすることで黒服立ちの前では話しづらいことも意見交換ができるようになった。
「さて、いきなり本題へ入ろう」
シグレは早速切り出した。
「メサイアの処遇をどうするか? まさか、叢雲の言いなりになって身柄を引き渡すなんてしないだろうな?」
「それはバッドエンド直行って気がするんだよなー……」
志波は半ばシリアスモードで思考を巡らした。
「生かして連れてくるだけの価値が有るから、俺たちをぶつけているんだよな? そのまま引き渡したら叢雲の思うツボだよナー」
「私も気になるんだ。叢雲は一方的に悪者扱いしてるけど、実際のところはどうなんだろう?」
十文字も首を傾げていた。
彼女だけではない。
撲滅隊の殆どが、メサイアへの敵対意識を持っていなかった。
「俺も、素直に引き渡すのは反対だ。俺は……納得出来る結果を知りてえ。何故、悪者と極め付けているメサイアを生かす必要があるのか……? メサイアの素性や目的は何なのか……? 納得は全てにおいて最優先される……。俺は全て、納得するためにここに来た」
如月の言葉に、多くのメンバーが頷いた。
「メサイアが敵というのは、叢雲教団にとっての話よね……。敵の敵は味方、となれればいいのだけど」
神野 美野梨
は観測的希望を口にした。
「僕も叢雲の話を鵜呑みにしたくないな……」
新井 米太郎
が俯きながら同意を示した。
「僕も直接、メサイアの人たちに聞きたいことがある。だから……僕のできることをしっかりしようと思う」
新井の言葉に続き、
笹森 清真
も同様の事を語る。
「未だに信じられないが、ここにいるのは場馴れしてる経験者たちなのか。先輩たちも……。俺は作戦に従うだけだ。俺の勝手で迷惑かけちゃいけない」
笹森は葛藤していた。
(連携しないと危険だ。自分の意思より全体の意思の尊重が大切だ。戦うしか、今は方法がないのなら、迷いは捨てるんだ……!)
彼は仲間を救うため、自分を押し殺すことを決めた。
「あの、各自、役割分担をしましょうか?」
黒依が班分けを提案する。
「私は今までの事件を通して情報統括に徹してきたわ。今回も皆さんが持ち寄った情報を取りまとめたいと思います」
「アリーセちゃんにはいつも世話になってるよなー! セブン事件の情報の要!」
志波の賞賛の声に、黒依は頬をほんのり紅に染めて照れる。
「そんな……、私は自分に向いていることをやっているだけですから。私は……武道さんのその行動力に、いつも感謝しています。実働部隊の意見をいつもまとめて私へ投げて下さるので助かっています」
「それこそ俺にできる数少ない向いていることだからだぜぃ! あとこういう時こそみんな笑おうナー? 笑うところに福来る☆」
志波のムードメーカー的存在は、重苦しくなりやすいバスの中の雰囲気をうまい具合に前向きにさせてくれるのだった。
そんな志波に内心、黒依は感謝しつつ、言葉を継ぎ足した。
「それと、私のろっこんは治癒の力を有しています。……万が一、怪我をした人は、無理せずに後退してください。私が治療しますから」
「僕のろっこんもヒーラーとしてお役に立てます! 素敵な先輩たちの傷を、愛をもって癒しますね!」
眩しい笑顔でそう宣言する三城。
「アリーセ先輩が後方支援なら、僕は最前線で戦場のナイチンゲールになります! あ、僕、男だけど男女分け隔てなく愛せますから! まさに博愛精神です! 決して浮気じゃありません!」
興奮気味の三城に若干の不安を覚えるが、最前線での衛生兵の存在は非常に頼もしい。
「突入するにも、いくつかの班に分かれたほうがいい。哨戒・先鋒・次鋒・中堅・本隊・後詰め・後方支援。幸い、俺たちは人数が多い。各自、自分の向いていると思う配置につくといいだろう」
シグレのスムーズな作戦立案に、後輩の
楢木 春彦
はただただ驚いていた。
(すげえ……。本当にシグレ先輩は『名も無き英雄たち』の1人だったんすね……)
フツウの高校生ならば、この異常事態でこんなに冷静に対処できないだろう。
皮肉にも、セブン事件を含む寝子島の神魂事件を通して、彼らは『異常事態に対する免疫力』が付き過ぎてしまった。
だから、今までセブン事件に関わることのなかった楢木にとって、シグレたちの急ピッチで行われる相談の流れについていけていない。
(まるで軍隊じゃねーか……。俺は難しい事はよくわからねーから敵を殴ることに集中するけど……)
どんどん班分けが進む相談内容に、楢木はひとり疎外感を覚えてしまう。
(俺……ちゃんとシグレ先輩や仲間のために動けるのか? すげー不安になってきた……)
それでも笹森の言ったとおり、言われたことはしっかりこなすと決めている。
温度差。
目の前のフツウは、誰かにとっては異常と映ってしまうという事を、彼らはまだ自覚できていない。
こうして、本人たちも驚く程スムーズに役割分担が完成した。
事前に簡単な自己紹介と全員のろっこんの把握を済ませ、通信役同士の連絡先を交換した。
いよいよ、突入の時間である。
【哨戒:隠密A班】→潜行して敵戦力と内部状況を情報班へいち早く伝達する役割
屋敷野 梢
(指揮官)
日暮 ねむる
(副官)
新井 米太郎
戌井 創
北原 みゆき
【単独行動】
骨削 瓢
【先鋒:内部工作員】→施設内の破壊行為とルート確保、陽動目的と情報収集
アダム・スメルディン
(破壊工作者)
刻人・F・ミセリア
(通訳 兼 陽動要員)
【次鋒:対人偵察班】→内部工作員の補助とメサイア構成員の説得
小島 海美
(交渉人)
李 小麗
(保護者)
【中堅:突入B班】→3階までの敵勢力の無力化と拠点設営&先行組の露見時の囮役
逆巻 天野
(指揮官)
三城 竜太
(副官 兼 衛生兵)
犬神 花梨
クロウディア・W
十文字 若菜
風雲児 轟
【本隊:突入C班】→3階までは体力温存、最上階のボス撃破を目指す主力隊
如月 庚
(指揮官)
志波 武道
(副官)
三ヶ島 葵
(通信兵)
御剣 刀
【後詰:突入D班】→各戦闘部隊の支援火力、4階以降の斥候
シグレ・ナイトウォーカー
(指揮官)
笹森 清真
楢木 春彦
【情報班】→各班から送られてきた情報の統合と怪我人の搬送
黒依 アリーセ
(通信 兼 癒し手)
神野 美野梨
(通信 兼 搬送要員)
※携帯電話並びにスマートフォンのマナーモード設定を絶対条件とする
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月07日
参加申し込みの期限
2015年03月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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