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怪人セブンの復讐
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【撲滅隊の交渉】
雑居ビルの1つ角の区画で待機する撲滅班。
「それじゃ、行ってきますねー!」
努めて明るく振舞う【隠密A班】の指揮官の屋敷野。
「ちょっとあそこの“団体客の予約”を取ってくるね」
最上階の開店休業状態の飲食店(アジト)を指差しす日暮。
彼は刻人に声を掛けると、アダムに「調子はどう?」と尋ねた。
するとアダムは胸に手を置き、わずかに微笑んだ。
『体が軽い。それに心臓の痛みが和らいだ』
アダムの英語を日暮に伝える刻人。
「え、それってアダムさん、心臓が悪いのかな……?」
心配そうに顔を曇らせる日暮だったが、アダムが『お前のおかげで楽になった』と答えると、強ばらせた肩を下ろすのだった。
「屋敷野さん、ろっこんの蝶化を使うときは僕の制服を使ってね」
快く
戌井 創
は自分の制服の上着を脱いで屋敷野へ預けた。
「あと、ろっこんの連続使用は疲れると思うから、僕の鼻と交代しながら進んでこう」
「そう言ってもらえると助かりますよー、恐らく長期戦になりそうですからねー?」
3人が和気藹々と会話する一方、
北原 みゆき
と
新井 米太郎
は押し黙ったまま視線を伏せたままだ。
北原はこの状況をひとり胸の中で分析する。
(この戦い……、本当の目的は『叢雲の敵である私達とメサイアをぶつけての共倒れ』じゃないかな?)
言うべきかどうか迷う。
だが、この温まった空気に水を差すような真似はしたくない。
(叢雲は、自分の腹が傷まないやり口で邪魔者をいっぺんに片付けようとしているんだ……!)
やはりこの状況、適応する事は難しい。
色々と前提が狂っている。
自然と北原の口から重い吐息が漏れた。
「……大丈夫?」
そんな北原を心配して、新井が声を掛けた。
「……これで本当にいいのかな? 私たち、敵を増やすだけじゃないかな?」
「北原くん、今は他に方法がないよ……。僕だって思うところはいっぱいある。間違ってると思う」
「じゃあ、なんで米太郎君は戦うの?」
北原の問いに、新井は雑居ビルの最上階を睨みながら答えた。
「正直、僕もサッパリでさ。メサイアを倒してからのことは見当も付かないよ。でも、牢に残った人質のみんなは、僕たちを信じて残ったんだ。だったら、僕たちはその想いに応えなきゃ」
新井は北原の目を見て答えた。
視線恐怖症の彼が、人の目を見て話すほどの覚悟を背負った瞬間だ。
「全員、見事に生還して、あいつらをギャフンと言わせてやろう!」
その言葉の“強さ”に、北原の胸が熱くなる。
その“強さ”を彼女は憧れてしまうほどに。
「……うん、私、頑張る!」
ようやく北原と新井の2人にも笑顔が戻った。
――だが、たった1人、人知れず骨削だけが薄気味悪い笑みを浮かべていたことに、誰も気が付いていない。
「……子供? あれが叢雲の寄越した“標的”か?」
雑居ビルの最上階。
ブラインドカーテン越しから地上の様子を確認するひとりの男。
30代半ばの精悍な顔立ちのその男は、カウンターの上に腰掛けて酒を呷る男に言った。
「おい、念のため、下の階へ行って警戒にあたってくれ」
「ビリオン、気持ちは分かるが、ガキが徒党を組んで俺たちに喧嘩売るとか現実味なさすぎだろう?」
「そうだ、ビリオン。俺たちの人質解放の条件――『叢雲が送り込む予定の“標的”の殲滅』に、あちらがガキを送るとは考えられねぇ。屈強な傭兵部隊とかならまだ信じるぜ? ハハッ!」
仲間のひとりが鼻で笑う。
だが、ビリオンと呼ばれたリーダーらしき男は首を横に振った。
「実際に神が落ちた寝子島では、住民の多くがもれいびとなって強力なろっこんを発揮できるらしい。特に、落神様と同じ高校に通う生徒たちは、ずば抜けて神魂力が高いと聞く。これは、ひょっとするかもしれないな……」
ビリオンはおもむろに銃の手入れを行いだした。
「俺たちの同志……
芽森 白山
の残してくれた『黙示録』を、叢雲の連中に渡すわけにはいかないんだ。それに仲間の命が関わっている。あの子供たちがもし人違いなら、怒鳴りつけてでも追い返せば済むことだ。だが、叢雲の兵隊ならば……」
じゃこんっと弾倉を銃身に差し込むビリオン。
「申し訳ないが、短い生涯をここで終えてもらおう」
その首には、翠色の宝石がはめ込まれた首飾りが輝いていた。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月07日
参加申し込みの期限
2015年03月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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