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怪人セブンの復讐
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偵察班は裏口などの捜索を真っ先に行ったが、鍵が掛かっていると知って、やむなく真正面から突入することにした。
「……なに、これ?」
北原は入口で開口一番、驚きの声を上げた。
壁面はエメラルドのような結晶で覆われており、通路はぐねぐねと迷路のように入り組んでいる。
「神魂……? なんで? 寝子島以外でもこんな建物まるごとに影響する強い神魂の影響を受けているの?」
壁面は幻ではなく、本物の結晶で手応えもある。
「いやー驚いたねぇ!」
武器だと言いはるスコップを担ぐ骨削がケラケラと笑い出す。
「よっと!」
骨削は唐突に結晶の壁をスコップで穿つ。
しかし金属音を轟かせながら得物が跳ね返って来るだけである。
「随分と頑丈じゃないかい? こういうのは発生源があるのがお約束だねぃ」
そういうと突然、骨削は単独で迷路の奥へ走り去っていく!
「瓢くん!? 単独行動は危険だ……!」
「日暮はん、だからこそ行くのさぁ! スリルがあっしを待ってるよぃ!」
そう叫び声が聞こえた頃には、通路の角を曲がって姿を見失ったあとだった。
「……行っちゃいましたねー」
呆気に取られる屋敷野。
「どうする……? 一応、情報班に報告しておく?」
戌井の提案に新井が携帯電話を取り出しながら頷いた。
「電波は通用するみたい。僕が黒依くんにメールしておくね」
トラブル発生、と入力し、今起きたことを【情報班】へ伝達する新井。
「さて、この状況だと迷うこと必死ですねー」
屋敷野が腕を組んで思案する。
「マッピングと敵もれいびの探索、これが最重要ですねー。今後は単独行動は厳禁ですよー? ……私たちの班に関係のない骨削君も、草葉の陰からそう言ってますよー」
「いや、まだ死んでないから、縁起でもないよ!?」
新井が思わず口を挟んでしまった。
「まー冗談ですよー。途中で骨削君を発見したら、問答無用で眠らせちゃってくださいねー、日暮君?」
「……うん、分かったよ、屋敷野さん」
目が笑っていない屋敷野に、日暮はつい苦笑いする。
「人の気配なら、僕のろっこんで辿れると思う。……北原さん、僕の頭を3回撫でて?」
戌井は屋敷野と北原の顔を見比べたあと、北原のそばへ近寄った。
深い意味はない、と信じたい。
北原が戌井の頭を優しく撫でれば、彼の頭に犬耳が生え、お尻に尻尾が生えた。
「可愛い……!」
北原は半犬化した戌井の愛くるしさに目を輝かせた。
「わんわん! 臭うよ、僕たち以外の人間の匂い! こっちだわん!」
地面に鼻を擦り付けながら、ゆっくりと前進していく戌井。
「私のろっこんも危険予知が可能ですので、殺気などを探知できますよー。監視カメラがあったら、ろっこんで蝶に変えちゃいまーす!」
戌井と屋敷野の探索のおかげで、1F迷宮のマッピングが進んでいく。
敵もれいびとの遭遇戦も、今のところ発生していない。
このまま、何も問題なく進めばいいのだが……。
先行する【隠密A班】の情報が逐次、黒依と神野のもとへ送られてくる。
2人は雑居ビルから1区画離れた空き地に陣取り、黒依の携帯電話に送られてくる情報を神野が持っていた筆記用具一式に手書きで集約していく。
「……牢の人質たちからは反応がないわ」
ねこったーなどのSNSで情報収集をするが、人質のアカウントからそれらしい反応がない。
「SNSでのやりとりは他人から見られやすいから、警戒しているのかもしれないわ。もう少し待ちましょう?」
黒依が送られてくるメールをさばきながら神野に言った。
よもや、施設内は電波が通じず、更には
壬生 由貴奈
のろっこんで人質側(黒服の男含めて)全員の携帯電話が故障してしまった、なんて予想だにできないだろう。
周りに黒服の男たちが監視しているので、あまり余計なことは話せない。
しかし、黒依は『人質たちが脱出する』という前提で行動をしていた。
「幸運の女神が2人も居るんですもの、無事でいてくれるはずよ」
幸運の女神とは、
桜庭 円
と
吉祥寺 黒子
の2人のことだ。
彼女たちのろっこんの共通点は、『幸運を呼び寄せる』という運命操作系ろっこんの持ち主であること。
幾度となくその幸運は発揮させ、『地獄の3ヶ月』の事件も乗り切ってきたのだ。
「……そうあることを、祈るわ」
神野も黒依の言葉に頷いた。
「【隠密A班】は、今のところ順調みたいね。でも、まだ敵の位置は割り出せていないみたい……」
神野の報告に
刻人・F・ミセリア
が唸る。
「人手が足りないのかな? そろそろ僕たちの出番のようだね」
適当なところで腰をかけて休んでいた
アダム・スメルディン
が『行くのか?』と英語で尋ねた。
『ええ、子供達を助けるために暴れてきましょう』
流暢な英語で刻人が言葉を返した。
「しゃおりーたちもゆくのだ。アリーセ、何か分かったらメールするのだ!」
李 小麗
は元気よく黒依に告げる。
そして黒服の男にも頭を下げた。
「バスに何かあったら帰れなくなるから、メサイアと怪我人を即運送できるように待っててほしいのだ。出来ることなら退路の確保もお願いしたいのだ」
黒服どもは顔を見合わせた。
少し小声で話し合ったあと、李にこう答えた。
「念のため、3台あるバス1台に1人、見張りを付けておく。あとの3人は監視役として建物の外で待機している。奴らを捕まえたら、その3人へ言え。ただし、何かあったら見殺しにして構わないと泉月花様からのご命令だ」
「ありがとうなのだ! ……退路は仕方ないのだ、努力するのだ」
李の真の狙いは、雑居ビルの中に黒服たちを侵入させないような建前を作ること。
狙いは成功、これでよっぽどのことがない限り、黒服どもは建物内へ侵入しないだろう。
策をひとつなした李は、
小島 海美
と、【内部工作員】たちとともに雑居ビルへ向かう。
「わたし、いっぱいがんばるね! いってきます!」
礼儀正しくお辞儀をする小島。
李と2人で【対人偵察班】として、メサイアの動向を監視しつつ説得と情報の引き出しを行う。
この4人の働きで、後続の戦いが大きく左右される事になる。
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月07日
参加申し込みの期限
2015年03月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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