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<急募>一日でぶどう500キロさばいて!<つまみ食い歓迎>
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こちらは
暗道 忍
、
桜庭 円
、
夕鈴 翼
のワインチーム。
「うん、そうなんだ、寝子島に美味しいぶどう作ってる農園があってさー、そうそう、前に新しい銘柄出したいって言ってたじゃん」
営業の電話をかけている忍のそばで、円と翼はワインの除梗作業に徹している。
「この部分が嫌な香りの原因になっちゃったりするんだよねー」
梗とは粒を付けている細い枝。落ちていたぶどうたちを1つ1つ丁寧に調べ、梗が付いていたら取り除いていく。とはいえぶどうたちは風と自分の重りのせいで落ちたものばかりだから、梗がくっ付いていることはほとんどなかった。
「あ、ぶどうどうぞー」
梗を取りつつ、来園したお客にぶどうを手渡していく。みんなその甘さに驚き頬を落としそうなくらいに喜んでくれる。彼らの笑顔を見るたび、作業への集中力を回復させることができた。
「ワインってどうやって作るのでしょうか」
作業に熱中しながらも翼が疑問を口にする。
「んー、除梗したぶどうたちをつぶして果汁だけにして、そのあと醗酵させるのかな」
「醗酵はどうやってするのでしょう?」
「んー……」
「酵母を加える。パンとかと一緒だよ」
電話を終えた忍が説明する。
「酵母が、ぶどうの糖分をアルコールと炭酸ガスに分解してくれて、そこから醗酵が始まるんだ」
「へー……」
「あ、古津さん」
忍が接客中の園長を呼び止める。
「トラックを一台お借りしてもよろしいですか? ワイナリーと連絡とれたので、さっそく100キロ分くらい持っていこうと思うんですが」
「100キロも!」
全員で驚く。
「向こうはやる気満々ですよ、まずは試しに100キロ。これで70リットル分くらいできるそうです」
「分かりました、ではトラックを持ってきましょう」
「ワイナリーかあ、どんなところなんだろう」
円が興味を持ち始める。
「ぶどう持っていくついでに見学もしてみようかね」
「あ、それいいね」
「ボクも行きたいです!」
翼もピョンピョン跳ねて手を挙げる。
「うーんトラックは2人乗りだと思うから、翼ちゃんは荷台だな! ぶどうが落ちないように見張っておいてよ」
「わ、楽しそうです!」
こうしてワインチーム3人組、除梗作業が終わるとトラックでワイナリーを目指すのであった。
「頃合いですね」
檜扇 舞華
お手製のぶどうジュースが完成に近付こうとしている。
「どれどれ」
と、コップ片手に鍋へ顔を近づける
御剣 刀
を制し、
「最後の濾す作業が残っています」
ザルの上にあけて液が垂れきるまで放置。
「このままでも美味しいでしょうが、冷やして飲むのが一番ですね」
そう言って、濾したものを順次容器へ詰めていく。
「これを冷蔵庫へ」
「へいー」
力仕事は基本、刀の仕事だ。
「こちらは御巫さんへ」
容器に詰めたジュースの数本を
御巫 時子
へ。
「はい、ありがとうございます。では温かいうちに作ってしまいましょう……」
ゼラチンを振りかけゆっくりかき混ぜる。熱がいい具合に取れたら、専用のカップへ。あらかじめ剥いておいた果肉を2つ織り交ぜていく。
「ぶどう拾いよりも、根気が要りますね……」
1つ1つ適切な量に。手作り感満載愛のこもったゼリーになるよう願いを込める。
(けっこうアルバイトの人たちが色々作ってるのね)
屋外のジャム作りを見ていた
真境名 アリサ
、カフェへと戻って来た。
(あたしも何か作ってみたいな)
と、キッチンを拝借しようとカフェの奥へ。
「お」
中ではちょうど時子がぶどうジュースを容器へ詰めている。
「へーゼリーかあ」
果汁はだいぶ熱が逃げ、すでに固まり始めているようだ。
「お土産として販売しようと思っていまして。よろしければ手伝っていただけますか?」
「え、あたし? きゃ……」
客なんだけど、と言うとした言葉を吞み込む。このまま一緒に作れば、全部無料でごっそりいただいて帰ることができるかもしれない。
「おーけー!」
時子とアリサ、並んでゼリー作りに励む。
「スイーツ作りとか……何年ぶりだろ」
アリサ、実はこういう作業、嫌いではない。高校時代はよくお菓子を作っていた。ただ卒業後は多忙を極めた日々の連続で、なかなかキッチンに立てていなかった。
「たまにはこういうのも楽しいですよね……食べてくれる人が喜ぶ姿を想像したりしつつ」
「そうだね」
しんみりとした気分に浸るアリサ。
「普段はどんな仕事をされているんですか?」
「え、あたし? えーっと、飲食なんだけど、接客が多いんだな」
「まあ、素敵ですね」
時子の笑顔の後、また2人黙々とゼリーを容器へ。だいぶ時間がなくなってきたようなので少し焦る。
(ガールズバーで働いてるとは言えないよなあ、なんとなく、空気的に)
いつもは水着姿で店頭にいるが、今はエプロンを借りてキッチン。そのギャップが少し可笑しくもあるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月13日
参加申し込みの期限
2015年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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