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\ オーバータイム!/
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●まっすぐ見れなくて
ホールを出た先、ふかふかなソファに腰かける
小山内 海
と
御剣 刀
の姿があった。
先ほどまでのムードはどこへいったのやら、二人とも顔を覆うようにしてうつむいている。
よくよく思い返せば仕方がないだろう。だって、
(「何とか踊り切れたからいいものの、よくよく考えたら俺は……!」)
ダンスの間ずっとまじまじと少女を見つめ、手を強く握り、細い腰に手をまわしていたわけで。
一方の海もあれだけ長い間見つめあっていた事が信じられず、気恥ずかしくて直視できずにいる。
だって、彼女が見つめていた相手は他でもなく――。
「……帰ろうか。俺、寮まで送ってくよ」
気まずさを振り切るように、すっと御剣が立ち上がり、手をさしのべた。
うん、と一つ頷き、彼の手をとる。
さっきまで海の手を力強く握っていた手が、優しく握り返してきた。
ダンスホールを離れ休んでいた
十文字 若菜
のもとに、飲み物を手にした
浅沼 柳司
が戻る。
「待たせてすんません! 葡萄のジュースと、こっちがマンゴーのジュースです。先輩、どっちがいいですか」
「取りに行ってくれてたんだ、ありがとう! じゃあ、マンゴーの方もらおうかな」
グラスを受け取り、小さくふちをあわせてささやかな乾杯をする。
葡萄ジュースを一気に飲み干して、柳司はそのまま語り始めた。
「いやー、舞踏会って堅苦しいと思ってましたけど……意外と楽しいですね」
しみじみとした口調で語る彼に、若菜も満足げにうなずく。
「私もね、すっごい嬉しかったし楽しかったよ。パーティって、もっとつまらないものだと思ってた」
若菜の口ぶりがふと気になって、柳司は疑問をぶつけてみる。
「そういえば、随分ダンスお上手でしたけど、先輩はこういう場慣れてはるんですか?」
「慣れてるってほどじゃないけど、踊れないことはないってくらいかな。でも」
一旦そこで言葉を切り、満面の笑みを向ける。
「柳司君とのダンスが一番楽しかったよ。一緒に踊ってくれてありがとう!」
乙女の武器は涙だと世間は言うが、一点の曇りもない笑顔も相当の破壊力を秘めている。
だってほら、現に柳司は――。
「……どうしたの?」
「あ、いや……」
怪訝そうに見られましてもね、世の中には眩しすぎてマジマジと見られへんものがあるんです。
蒸気を吹きそうなほど真っ赤に火照った顔を隠すように、柳司は立ち上がった。
「先輩、もう少し休んだらもっぺん踊りましょ。帰り遅くなっても俺、きちんと送っていきますから」
「え、いいけど……ほんとに大丈夫?」
追及されないうちに、顔のほてりが収まってくれることを彼は願った。
そしてついでに、もう一つ願った。
――神様、ほとけさま。
――俺、王子様やないけど、もう少しこのお姫様と一緒にいる権利を下さい。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月02日
参加申し込みの期限
2014年11月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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