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\ オーバータイム!/
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●序曲
え、と一声発したきり、
桃川 圭花
はしばらく次の言葉を声に出せなかった。
――どー思ってる? あたしのコト。
獅子島 市子
。友だちだと思っていた彼女にそう問われ、言葉に詰まった。
いつのまにか、見つめあう顔と顔の距離が縮まっている。
(「獅子島さんの、こと?」)
ステップはぎこちなく、足は今にも逃げ出しそうになっているのに、
目の前の市子の瞳が逃げることもはぐらかすことも許してくれそうもない。
笑っている。なのに、冗談でしょと笑ってごまかせない。
本気の問いのように思われた。
圭花は慎重に言葉を選びながら、答えを返そうとする。
「どうって、そりゃ……いつもは、一緒にいれば安心するし、たまに驚かせてもくれる」
市子が耳を傾けているのを、圭花は感じた。
「でも、そのいつも見えない深い部分を、私に向けられるのは……怖いって。そう思ってた」
自分の言葉がどう受け取られているかすら、市子の表情からはうかがえない。
「……私が何かを怖がるなんて、冗談だと思う?」
ほんとはここまで踏み込まれるのだって苦手、逃げてしまいたいくらいだと少女は語る。
大胆不敵に笑い、度胸で乗り切り、悪友として――それが市子の見てきたいつもの圭花だ。
けれど今、市子の告白めいた問いを受けて目の前にいるのは、答えの出せない問いをぶつけられて困ったように笑う、紛れもない年相応の少女だった。
そして、圭花は決定的なことを逆に問い返す。
「ねえ。獅子島さんは一体どう思われたいの? 私にどうとかこうとか、思われたい人がいるなんて、いまいち信じられないんだけど……」
今度は、市子が固まる番だった。
静かに、自分をなだめるようにため息をつく。
(「そう、か……そうだよな」)
目の前にいるのは、少女なのだ。
どう思うかと考える以前に、自分を友人として以上に意識したことのない、年相応の少女。
その人に向かって自分は、どう思うと聞いたのだ。答えに詰まるのも、無理はないだろう。
すまない、と言うかのように、市子の視線がうつむき気味になる。
(「……あたし、は」)
パーティの魔法が解け、自分を卑下する言葉が心の中から一気にあふれ出す。
――どーせタラシなんだろ。
――未練残して離れたら、そんなのただの呪いじゃん。
様々な思いが去来して、まともな言葉などもう到底出てきそうにない。
(「あたしはこんなに惨めなのに……かわいいカオしやがって」)
この思いが届かないなら、いっそ。
完膚なきまでに愛想を尽かされてしまえ。
彼女の中で、悪魔がささやいた。
「桃川……圭花」
しずかに、唇が目の前のパートナーを呼ぶ。
自分より少し背の高い肩に手を回し、身を預けるように背伸びし、
みずみずしい唇が圭花の唇に覆い被さる寸前に、たった二言つぶやいた。
――す・き。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月02日
参加申し込みの期限
2014年11月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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