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味覚の秋・米フェスティバル!
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「米フェス! 米フェスいえー!」
こちらは帽子っ娘の
薄野 九月
と一緒に、会場に訪れたLeidenschaftの
如月 庚
と、
屋敷野 梢
である。
一応、調査の名目ではあるが、とりあえず ぐるっと一周してきたし、何だかんだで自分が好きなものを食べれたらそれでいい。
「ほかほかご飯に、新鮮な卵と醤油をジャッと掛けたTKG。
噛んだ瞬間、じゅわっと口の中に美味しさが広がる唐揚げ。
炊き立てのご飯を、ぎゅっと握った塩むすび……」
エトセトラ、エトセトラ思いつくメニューを、指折り数え上げる九月。想像しただけで、ヨダレが出そう。
「考えてみれば、今日何を食べるかってぇのは、日本人の永遠の課題なのかもしれねぇな」
庚も、大真面目に語りだす。
「ですよね。しかし、これだけたくさんあると、見ているだけでお腹すいてきますなー」
もうお腹はペコペコである。可愛いお腹を摩る九月に、梢は心からの同意を示した。
「お米に合うモノ……なにがいいですかねー」
あちらこちらから漂ってくる、芳しい香りに深呼吸する梢。
「さっきの、魚ブースのサンマも、いい匂いでしたよねー……」
サンマくらいなら、いつでも食べれる気もするが、今日ここで食べれるサンマはあれだけだ。
揺らぐ女子二名。
「よし、とりあえず肉だな!」
ここで庚が、リーダーの鶴の一声を発動した。
おぉ、と感嘆の声が上がる。
「白メシつったら、肉だろ!」
だが
「……肉じゃがとかねぇかな」
肉じゃが売ってないか、探し始める庚。男らしく言い放った割には、安定志向であった。
苦学生だから、仕方ない。庚の苦労がいつか豊かに実る事を、皆で祈ろう。
だがそんなライバル(?)の隙を、見逃す梢さんではなかった。
「お肉かー、いーですよね!
お魚食べよーかと思ってたけど、お腹がお肉食べたいモードになりました。
はいはーい、私、美味し~いラム肉が食べたいでーす! ジンギスカーン!」
わざと無邪気に言ってのける梢に、二人が瞠目する。
「ジンギスカン……じゅるり」
「ラム肉、だと……!?」
くふふ笑いしながら、梢は生肉コーナーへ行くと、これ見よがしにラム肉を購入した。
「ショルダーにしてみましたよー。柔らかそうなお肉ですねー、さすがはラムでーす」
「赤身でもクセがねぇし、柔らかいから、最近人気出てるらしいな……」
「わー、流石らぎらぎ先輩、博識です!」
賞賛され、庚は気を良くした。
即座に梢がやり返す。
「体脂肪を燃焼させるカルニチンや、鉄分が豊富に含まれてるから、特に女性人気が高いんですよー」
「こずこず先輩も流石ですねー! でもそれがなくても、美味しそう~」
九月が ごくりと喉を鳴らすのを、梢は聞き逃さなかった。
「あー、折角だからラックもいっちゃいましょうかねー。
うん、私、急にラムチョップも食べたくなってきちゃいましたよー。すみませーん、お肉追加でー!」
肉を追加購入しながら、庚の方をチラ見。
「とはいえ、一人で食べるには多すぎますねー。九月ちゃんも、手伝ってくださいねー」
「え、いいんですか?」
「ええ、勿論! むしろそうして貰えると、助かりまーす」
表向きは明るい笑顔を振りまきつつ、心の中では、ついニヤリとしてしまう梢。
(ちっ……屋敷野のやつ、俺へのあてつけかよ……)
唇を噛み締める、庚。眉間の皺が、深くならないか心配である。
そんなこんなで、すっかり肉への欲望が高まったメンバー。
「わたしはハンバーグにしようかなー。よし、引換券一枚使おう!」
九月も鉄板の上で外側かりっと、中をジューシーに焼かれたハンバーグをトレーに乗せてもらって、ご満悦。
「薄野妹はハンバーグか……」
ふっと笑う庚のトレーには、肉じゃがが乗っている。
若干笑顔が曇って見えるのは、気のせいだ。きっと。
「……らぎらぎ先輩?」
「ん? ああ、何でもねぇ。ジンギスカンやるなら、専用のテーブル行こうぜ」
「そうですねー、行きましょーか……九月ちゃん?」
急に背を向けた九月に、先輩達は顔を見合わせる。
「わたし、唐揚げ買ってから行きます! 先輩達、お先に席へどうぞー」
「転ばないように、気をつけろよ?」
「はーい!」
猫鳴館のオカン、庚はここでもリーダーシップを発揮していた。
生肉コーナーでジンギスカン専用鍋と、コンロを借りてくると、テーブルに設置する。
唐揚げの出店に走った九月が戻ってくる頃には、すっかり支度は整って、もう肉を焼くだけになっている。
だがこんなに頑張ったのに、梢は肉はあげませんよ? と、にべもない。
うん、ちょっとくらいは期待したっていいじゃないか。
まことに世は無情である。
途中、同じ寮に住まう
後木 真央
が通りがかって
「庚ちゃん、もしかして猫鳴館の夕飯買い出しなのだ? じゅるりなのだ、今日のゴハンは大期待なのだ~」
と、まとわりついてきたが、今そんな気になれないので、聞こえないフリをした。
ついでに友達とおかずの交換、なんて考えちゃってた
御剣 刀
も、庚のトレーに乗った ささやかな量の肉じゃが見るなり、悲しそうに去って行った。
「……ていうか、誰がオカンだ……」
猫鳴館の皆さんが、そう思っているようです。
「やれやれだぜ」
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担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月29日
参加申し込みの期限
2014年11月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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