this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
酒は飲んでも飲まれるな
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
22
つぎへ >>
「伊織さん……?」
「何ですかー、昴さん?」
「さっきからちょっと、テンション高くないか?」
「そんなこと、ないですよー。全然平気でございますよ!」
雪代 伊織
は、
篠木 昴
の問いかけに、ニカッ、と笑って答えた。嘘だ、と昴は思う。
場所は旧市街の一角にある喫茶店。図書館でバイトをしている昴は、仕事上がりに司書の伊織とお茶をしにきたはずだったのだが……。
「うふふっ。昴さん昴さん、このパフェ、すっごくおいしいですよ?」
普段はほわほわしている伊織が、なんだか面倒な絡み方をしてくる。なんだか酔っているみたいだ。アルコールは一滴も入れていないはずなのに? でも、昴自身もなんとなく熱っぽいのを感じていた。そういう神魂でも発動したのだろうか。
まあいい、対処は誰か適任者に任せよう。自分はこの酔った上司の相手だ。
「……そうか、おいしいか。良かったな」
「なにそれ、冷たい返事ですね! 私を子供か何かだと思ってますか?」
「いや、別に子供扱いはしてないよ」
もっとも、普段から子供っぽい人だと思ってはいるが。
昴は伊織の変化に戸惑う。叱られるとすぐにしゅんとしてしまう普段の伊織ではない。この人は成人しても、酒を飲ませてはいけないな、と昴は思った。
「ふふ、昴さん、なんだか困った顔してますね、面白いですぅ」
「いや、俺を困らせてるのは伊織さんだよ」
「でも、ほんとにこのチョコレートパフェ、おいしいんですよぉ」
何を話しても要領を得ず、笑いながら強引に話を自分の方向に持っていこうとする。いつもは昴が伊織をいじっているはずなのに、今日は主導権を伊織に握られてしまったようだ。
「はい昴さん、あーん」
「えっ」
いきなり差し出されたスプーンに、昴は困惑した。こんな公共の場所で?
「ほら、遠慮しないでください。あーん」
伊織は邪気のない目で昴を見ている。仕方ない。昴は腹をくくった。
いつもはあまり表情を出すことのない
行梨 謡
だったが、今日は機嫌が良かった。またたび動物園で、大好きなうさぎさんに会えるのが楽しみだからだろう、表情筋が緩んでだらしなくニヤニヤしている。
「うさぎさん楽しみだなー、早く動物園行こう!」
旧市街の奥へ向かう謡。しかし、歩いているうち彼の知覚に異変が起きた。
「……ん? あれはうさぎさん……これもうさぎさん! うさぎさんがいっぱい!」
周囲を酔っ払いにする厄介な神魂により、謡の目に映る人やものはすべてうさぎさんとなっていた。
「ここはうさぎさんパラダイスか!」
普通であれば不思議に思うだろうが、酔っているため、なぜ周囲がうさぎさんだらけなのかという疑問は湧いてこない。
「よし、うさぎさんを片っ端からもふもふしよう!」
謡は手近なうさぎさんに抱きついた。
「わっ、何なんだいきなり!」
何か喋ったような気がするし、サイズも大きすぎる気もするが、きっと気のせいだろう。うさぎさんにも、色々いるのだ。
「何ですあなたは! 響也先輩は僕のものです! あ、でもあなたも美形で素敵です!」
「あ、となりにもうさぎさんだ! うさぎさん、きゃわわ!」
謡は幸せだった。周りがうさぎさんだらけなのだから。
「気持ち悪いよぉ……」
「大丈夫、もうすぐゆっくり休めるところに着くから」
月影 倖
は、
小島 海美
の手を引いて路地の角を曲がった。すぐそこに休憩できるスペースがあったはずだ―――。だが、倖は目に飛び込んできた光景に固まった。
「美青年のお兄さんに囲まれて、僕、幸せです!」
「うおおー! うさぎさん、待ってぇー!」
「だ、誰か助けてくれ!」
目に入ったのは、路上で、名状しがたい姿勢で絡まった
篠崎 響也
、
三城 竜太
、
行梨 謡
の三人。
「……? 倖おにいちゃん、どうして目隠しするの?」
「……説明に困るけど、見ちゃいけないものだよ。ごめんね、場所を変えよう」
倖は海美の目をふさいだまま、回れ右をした。助けを求める響也の声は、無情にも届かなかった。
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
22
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
酒は飲んでも飲まれるな
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月22日
参加申し込みの期限
2014年08月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!