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星ヶ丘寮の『PK』
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そして、『PKK』と『PK』の戦いが始まる。
星ヶ丘寮、広場の一角。
そこに2つの集団が対峙していた。
『PK』対策班こと『PKK』サイド。
青物 といき
。
如月 庚
。
草薙 龍八
。
小泉 和
。
獅子尾 優華
。
常葉 治
。
奈良橋 博美
。
猫ヶ崎 獅子子
。
三ヶ島 葵
。
御剣 刀
。
レイラ・トンプソン
。
計11名。
もちろん庚と刀の手錠は外されていた。
『PK』こと『パンツキラー』サイド。
芸術科3年、フィリア・ケーレスを始めとする星ヶ丘寮の寝子高生及び星ヶ丘寮スタッフ10数名。
刃物などは持ち出していないが何人かはモップや棒などで武装していた。
「エレナたちはこちらへ来るそうだ」
と庚。
「間に合わないだろうねー」
葵がデジカメを用意しながら応える。
「説得は無理なんでしょうか」
治が不安そうに声をあげる。
「無理じゃろうな」
獅子子がはっきりと言う。
「私のパンツでよければ恵んであげるのに! ラブアンドピースでみんなでハッピーね!」
未使用の赤いパンツを紙袋から取り出そうとするレイラ。
「それは後でいいから……」
優華が眉間に皺を寄せて注意する。
「ま。こうなっちゃったならやるしかないよね!」
博美が割り切った顔をする。
「配信はしないけど経緯は記録しておくからね」
と、ろっこんに配慮する和。
「おー、楽しいことになってきちゃったねぇ」
といきははやし立てるような言い回しをして。
「ククク、ねじ伏せてから全てを聞けばいい。ゆっくりとな……」
邪悪な笑いを浮かべる龍八。
「倒すことには同意する」
やや切っ先を下げた中段の構えを取る刀。
「多くの同志たち、そして我々を真似たものは散っていきました」
フィリアがその長い髪をかきあげながら語る。それはどこか芝居がかっていて現実味が薄い。
「そしておそらく我々はここで負ける。けれど我々の志は潰えることはないでしょう」
予言めいた言い回し。制服姿とはいえ目を瞑り、朗々と語るその姿は託宣の巫女のような雰囲気である。
「ならば投降して、素直に被害者にブツを返すんだな」
そんなフィリアの発言を切り捨てるように龍八が口を挟む。
「それでは意味がないのです。我々はパンツを愛して、パンツに散る。それを諦めることはできません。それが我々の青春であり普通なのですから」
「ろっこんを悪用することが? そんなのおかしいわ」
フィリアの言葉を優華が首を振って否定する。
「ろっこんを使って正義面することが普通だとでも? 力を得れば自分の為に使うほうが当たり前ではありませんか? お金を貰ったら貴女はそれを全て寄付するんですか?」
挑発するようにフィリアは語りかける。
「そんなのは詭弁だ!」
博美が叫び、ろっこんを発動させる。彼女は空を舞うトンビの如く高く飛び上がり、フィリアたちの中心へと飛び込んだ、それは獲物へと襲いかかる猛禽のような勢いだった。
そしてそれが引き金となる。
「穿て……」
龍八の一言で、彼の掌に空気が圧縮される。
いつもよりも感触がいいことに龍八は気づくがそれを口にせずに冷静に打ち放つ。華菜子のろっこん能力により、圧縮率が強化されていたのだ。
ヴァンッ。
ヴァンッ。
龍八は腰を低く構えて圧縮空気を放つ。低く耳障りな音が響く。そして彼は連射の反動でバランスを崩すが、連射したことにより、フィリアの前を守っていた2人の『PK』を吹き飛ばすことに成功していた。
似たような能力を持った獅子子もろっこんを発動させる。彼女は強く念じて拳を振るう。
「ここでやらねば、いつやるんじゃ!」
決意とともに振るわれた拳から空気の塊が放出される。それは龍八のそれとは精密さでは劣るが勢いはあった。少しかすめただけでも相手の態勢が崩れるのだ。弾幕のように2人の攻撃が突破口を開く。
そこに庚が額の傷を指でなぞりながら、飛び込む。
「おらァ!」
ラーメンの影響かテンションも高くなっているようだが。
蒼く光る右腕をラリアットのように振り回すと『PK』たちはボロ雑巾のように吹っ飛んでいく。
「次は誰だ! テメェらは地下帝国行きだァ!」
ハイテンションのまま、近くの『PK』にヘッドバットをする。
「貴様の下着、見えたぞ! 闇に囚われしダークのグ……ヘブッ!」
何やらろっこんによって透視していたらしい『PK』が張り倒される。
前線よりも奥、竹刀を持って着地した博美の周りを囲む『PK』たち。
「くっそ、囲まれたか!」
博美は、相手の手首を打ち据え突破口を開こうと奮戦する。しかし包囲が狭すぎて竹刀が振り回せなくなる。竹刀を捨てて殴り合おうとするも、数の多さに取り押さえられそうになる。
「俺は負けねぇ!」
と博美は声を荒げる。それでも彼女の敗色は濃厚だった。
(ガチン!)
それは撃鉄が落ちるイメージ。
そして。
……ドスン。
博美を押さえ込もうとしていた『PK』の1人が崩れ落ちる。
「点で打ち据えると大怪我させるかもしれないからな」
刀がろっこんを使用して高速移動から顎を突き上げたのだ、木刀の腹で。それでも十分な威力があったのだろう。打ち据えられた『PK』は昏倒していた。
「きっとパンツを買えないほど貧乏なのね! このレーケンアラタカなパンツを穿けば、みんなハッピーよ!」
と、クノイチ・ガールことレイラは『PK』の攻撃をひょいひょいと身軽に避けていく。しゃがみ、飛び上がり、そして宙返り。まるで猫の遊びのようだった。敵を倒すのではなく説得したいらしい。
彼女もまたろっこん能力を使用していた。
「レイラさん! ちゃんとやってよ!」
そう怒鳴りながら優華はレイラが引きつけている『PK』を1人ずつ締め上げていった。相手を吊り上げている優華の手には青い痣がついている。
彼女は能力を使うためにわざと『PK』の攻撃を受けたのだ。それによって強化された肉体は悠々と『PK』を持ち上げては締め上げていく。
「やー、みんな強いねぇ」
と戦闘する面子を楽しそうに眺めるといき。
「面白い記事が書けそうだよー。もちろん面白おかしくしちゃうんだけどねー」
「配信できないのが残念っ」
葵と和はそう言いながらも状況を見守っている。
「大丈夫でしょうか」
刀を心配そうに見つめるのは治だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
推理・サスペンス
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月02日
参加申し込みの期限
2013年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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