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星ヶ丘寮の『PK』
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9.後日談
星ヶ丘寮の『PK』事件はこうして幕を閉じた。
けれど多くの問題は残されることになった。まずは『PK』たちの処分についてだった。
星ヶ丘寮側、被害者側、事件に関わった生徒たち、そして学校側。
様々な意見が飛び交ったが、『PK』は星ヶ丘寮からの退寮及び関わったスタッフは解雇という形で収まった。
生徒については停学処分となり、このことは警察を含めて公になることはなかった。
星ヶ丘の小さな都市伝説としてそのうち蘇るのかもしれない。
次に『猫鳴館の廃寮』については猫鳴館の生徒を中心に話し合いの場が欲しいという意見が強く、推進派の人物と接触する機会を設けるということになった。
これについては
剣崎 エレナ
が約束を守った形になる。
奪われたパンツについては、模倣犯や愉快犯による隠蔽などがなかったものについては全て被害者に返されることになった。
星ヶ丘寮の各地に散らばっており捜索にはそれなりの時間がかかったらしい。
そして……。
今日は星ヶ丘寮での『PK』お疲れすき焼き交流パーティーが行われていた。
事件に関わった生徒たちを中心に、星ヶ丘寮、桜花寮、猫鳴館、下宿生など問わず集まっていた。
「オーッホッホッホ! 私こそが『鍋奉行』
財前 華蓮
よ!」
10人前以上はある大きな鍋というより炊き出しのような鍋を囲って華蓮が高笑いをする。
「パンツ仮面さんは座っててくださいませ」
エレナが容赦なくツッコミを入れる。その横では獅子子が瑠歌と話をしている。
「のう、朝海先輩。実は剣崎先輩と財前先輩仲いいんじゃなかろうかと思うんじゃが」
丁寧に近くの小皿に取り分けをしながら朝海は答える。
「仲良きことは美しき哉でございます。きっとお互い意地っ張りなだけなんでしょうね」
と微笑む。
「うおおおお! 肉! 肉! 肉!」
星ヶ丘寮というだけあって高級な肉を惜しみなく投入されるのを見て、庚はご飯とともに味わいつつも高速で食べていた。
「ちゃんと噛んで食べてよ。あと、先日は非常時だったから注意しなかったけれど、バイトも含めて真っ当な人間になってもらうわ! って聞いてない!?」
庚に対して必死に小言を並べる優華だった。
「『PK』の罰ゲーム用に激辛シュークリームを用意してたんだけど、使いどころがなかったな」
鍋から少し離れた場所で絵を描いているのは月詠。
そんな月詠の横にやってきたのは時子。肩には小さな鳥を乗せている。
「粗茶ですが……一息入れませんか?」
「いいね、そうしよう」
勿体無いと思いながら、ちびちびとすき焼きを食べているのは大福だった。
その横でといきがからかうように声をかける。
「『無関係じゃなかったんだ』。かっこよかったねぇー。ふひひ。」
ニヤニヤと笑うといき。思い出したくないとばかりに顔を背ける大福。
「うるせぇ、ほっとけよ……」
「いやー、神城はいっつもこんなもん食ってるのか! すげえな!」
「どういう基準でいつもと言ったのかはわからんが、少なくともこの量は食べないことくらいはわかるな?」
いつものくだらないやり取りをする凛と太一。
「オーウ! スキヤキ! ハラキリ! ね!」
相変わらずの間違った日本語で、無防備に赤いパンツを晒しながら食べているのはレイラだった。
その後ろで薫子がレイラのパンツを見つめていた。
「眼福、眼福なのじゃが……なんかこう敗北感が拭えないのう」
「姫神君、こっち向いてー」
間延びした口調で絵梨菜の写真を撮るのは葵。今度の新聞のネタにするらしく星ヶ丘寮の人物に声をかけているようだった。
「はーいっ。この間の新聞残念だったねっ」
そう言いながらポーズを決める絵梨菜。葵が先日書いた『PK事件』に関する記事は事後処理の問題によって御蔵入りすることになったのだ。
「そんなこともあります。星ヶ丘寮に知り合いが増えましたし、入りやすくなったというメリットもありますので痛み分けかもしれないねー」
「お、このラーメン美味しいね! 鍋に入れたら怒られるかなぁ?」
華菜子が持ってきたラーメンの味見をしながらそんなことを言うのは男子制服を着た博美である。
「いくら無礼講とはいえ、さすがに厳しいかもアルねー」
といいつつ、他の参加者にもラーメンを配っていく華菜子であった。
「いやーこんなところに呼ばれるなんてな! ここなら星ヶ丘も猫鳴館も関係ねぇ。いろんなやつらが好き勝手やってる。こういうのがいいんだ。これが幸せってやつなのか?」
と、独りごちる黒子だった。すぐに他の生徒たちに絡まれて彼女はこの日心底笑ったりもした。
後日、ただの下着泥棒に黒のTバックを盗まれることになるのが彼女のろっこんの不幸なのかもしれない。
「では、草薙君は悪というものはどのようにお考えなんでしょうか?」
ビデオカメラを片手にインタビュー形式で龍八に質問をする和。こちらはこちらで葵に負けず劣らず、動画のネタにするらしかった。
「悪というのは目的に向かって迷いのないことだ。それは時として残酷で容赦のない選択だとしてもだ。そしてそれは美しくなくてはいけない」
そんなことを語りながら、澄み切った海の青色で絵付けされたティーカップで珈琲を飲む龍八であった。
「あー、ほら牡丹そんなにびびってないでさ、こっちおいでよ。とって食われるわけじゃないしさー」
紗姫がそう言って牡丹に手招きをする。
「え~でも……こんなにいっぱい人がいるのは~……」
「だいじょーぶ、だいじょーぶ。今の牡丹かわいいからさ」
「紗姫さんがそう言ってくれるのなら。私のパンツは返ってきませんでしたけどぉ~」
紗姫からメイクだけでなくアクセや衣装まで用意してもらった牡丹は不安そうな表情を覗いて魅力的な女の子に変身していた。
余談だが、先日『PK』に奪われた牡丹のパンツは『使用済み』かもしれないということで処分されたのだった。
「なぁ、彩華」
「何、風雲児君」
すき焼きを2人で仲睦まじく分け合いながら語り合う2人。
「俺たちもここにいていいのかな?」
「いいんじゃない。あの日は私たちの記念日でもあるわけだし」
そんなことを言いながら紫乃愛は轟に身を寄せるのだった。
「わーすごーい☆ 炊き出しみたい!」
鍋の大きさに感動するのはベガ。
「ほら、ベガっち、俺が取り分けてやるから好きなだけ食べな」
「えー、あたしも彦にゃんの分取り分けるー」
信彦とベガの2人は相変わらずの日々のようだった。
「やっとスタートラインに立てたのかな?」
ひびきはペガサスのぬいぐるみを抱きしめたまま器用にすき焼きを食べている。
「そうだね、もしかしたらこれからが大変なのかもしれない」
肉を器用に避けつつ、野菜や豆腐を中心に食べる天野。
「猫鳴館、守れるといいね」
「そうだね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
推理・サスペンス
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月02日
参加申し込みの期限
2013年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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