this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子島少年科学団の、寒い夏
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
【真夏の雪中行軍、開始!】
抜けるような、青空! 目を和ませる、可憐に咲き乱れる花たちに、見渡す限りの豊かな緑。高山の澄んだ爽やかな空気……!
なんて。夏登山に挑む人々が期待するところは、そんなあたりだと、きっと誰もが思うのでしょうけれど。
「……す。すごいね、本当に真っ白……」
恵御納 夏朝
の目の前に広がっているのは、見渡す限りの、雪、雪、雪。夏真っ盛りのはずの寝子島、九夜山は今、突然降り積もった雪に、それはもうまんべんなく、白く彩られているのです。
そんな九夜山のふもとには、夏朝を始め、口コミやメール、ねこったーなどでこのフツウでない事態を知り、原因究明と解決のために集った面々の姿が、あちらこちらに見られます。
半ば興味本位か、普段どおりの夏の装いでやってきてしまった人もいれば、雪山登山に慣れている様子で、用意してきた防寒具にばっちり身を固めている人もおりまして。何だか季節感に乏しい、混沌とした光景が広がっているのですが。
その中にあって、サバイバルに強い
鈴野 海斗
の装備の充実っぷりは、びしっと着込んだ防寒具に、厚手のニット帽にゴーグルにネックウォーマー、手にはストックまで携えていて、まさに万全の備えと言えました。
「オラ、東北で山さ行ったことあっぺし、慣れてるべ」
「そうなんだ。私、雪山に登るのって、初めてだから……」
そう言う夏朝も、急遽レンタルしてきたという備えは、なかなか充実しているように見えます。ついでに、いつも手にはめている猫のパペットも小さな帽子をかぶって、何となく冬模様。
と、ぞろぞろと登り始めた周囲の人々へ、海斗は声を張り、
「あ。山の中腹あたりは、特に雪が酷いんで、無理しちゃ駄目だっちゃよー?」
雪山に限らず、山というのは、素人には想像もつかないほどに過酷な場所でありまして。そのことを重々承知している海斗ですから、途中でダウンするような人がいれば、積極的に助けてあげるべきと心に決めているのでした。
そして、防寒具に、GPS発信機付きの腕時計、タオルにカイロに食料にと、まさしく完全武装の
八神 修
もまた、山の怖さを知っている一人のようです。
「低温や、雪中の動きにくさを舐めてはいけないからな。あれは、水の塊を背負っているのと変わらないぞ」
どうやら、山の中腹へと近づくにつれ、風雪は強さを増しているようです。修は特に、強風による体感温度の低下を指摘します。
「無対策は、すなわち……死だ」
「うっ。な、何だか怖くなってきたなぁ……」
冷え込みのためか、はたまた雪山の恐怖に思いを馳せてか、ぶる、とひとつ身を震わせる夏朝。けれど、彼女もまた、ここに集まった多くの人と同じように、この異変を解決したいという気持ちに変わりはないのです。ぐ、と拳を握り閉め、健気に気合を入れなおします。
「まぁ、大丈夫だっぺよ! オラたちが、ちゃあんと見てっから。な?」
「ああ。誰も遭難させたりはしないさ、心配するなよ」
との、海斗と修のお言葉です。なんて頼もしいことでしょう!
笑顔の二人に促されて、夏朝たちも、意気揚々と雪山を登り始めるのでした。
……その、矢先に。
「あ、わっぷ!?」
ぼすんっ。雪に足を取られた夏朝ちゃん、柔らかい雪の中に、顔から突っ込んでしまいました。
さっそくの雪の洗礼に、海斗と修に助け起こされながら。夏朝は雪まみれになってしまったお顔に、思わず不安げな表情を浮かべます。
「そんな装備で大丈夫か?」
「大丈夫だ、問題ない」
きりっ。お互いの準備を確かめ合い、お決まりのフレーズと共にキメ顔の二人は、
逆巻 天野
と
御剣 刀
です。
北海道出身の道産子で、寒さに強いという天野は、雪山登山へ挑むにしてはやや軽装ながら、一応の備えをしているという点で、まだ良しとするとしまして。
衣替えの折、防寒具は全てタンスの奥底に仕舞い込んでしまったという、刀くんの装備……装備と言っていいのか分かりませんけれど。申し訳程度に重ね着しているのは、どうみても夏物の半袖シャツでありまして。もう、寒そう! 見ているだけで寒そう!
「この時期にまた雪が降るってのは、やっぱり、神魂の影響なんだろうな。早いとこ解決しないと、九夜山が万年雪山になってしまう」
気合充分、その心意気には、敬意を表したいところなのですけれど。何にしろ刀くん、寒そうなのです。
「そうだね、僕もこの雪や気温には、不気味なものを感じるよ。確かに、神魂を疑った方がいいだろう」
天野も、この季節外れの大雪の原因をそう予測します。
今年に入ってから、寝子島には、時節にそぐわない雪が降り積もることが、何度かあったりするのです。フツウでないことが起こる寝子島、その原因となるのは、つまるところ神魂の影響をたどるのが、大抵は早道だったりするわけで。
と、そこへ届くのは、よく通る女の子の声。
「あっ、天野ちゃーん刀ちゃーん!」
今日も元気いっぱいな
後木 真央
は、手をふりふり、雪を蹴散らしながら駆けてくると、二人の前へザザーッと滑り込みます。
「やあ、後木。君も登るのかい?」
「ふふふ。真央ちゃんは、『NMR』の取材なのだ特ダネゲットなのだ!」
N=寝子島・M=ミステリー・R=レポート、略してNMR。所属する新聞部の取材だという真央は、一眼レフの本格的なデジカメを構えて、ぱしゃぱしゃ、ぱしゃり。しきりにそこらの雪景色を撮影しておりましたが。
ふと、刀の姿をレンズへ収めると、
「……刀ちゃん。寒くないのだ?」
「大丈夫だ、問題なっくしっ!」
くしゃみです。
一度山を訪れてみたものの、あまりの冷気に逃げ戻り、装備を充実させてからの再チャレンジ中……という真央。いかにも寒そうな刀の装いに、さすがの元気娘も、ちょっぴり眉をひそめたりするのでした。
「さて、それじゃ御剣君、僕らもそろそろ登ろうか」
「ああ、そうだな。せっかくだし、後木も、一緒に登っくしっ!?」
くしゃみです。
「……大丈夫なのだ?」
三人もまた、連れ立って雪山を登り始めます。
はてさて。なかなか、前途は多難のようですけれど。
夏の雪山を行く登山ツアー、一体どうなってしまうのでしょうか?
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子島少年科学団の、寒い夏
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月28日
参加申し込みの期限
2014年06月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!