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芽森菜々緒の友愛
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【招待状をどうぞ】
菜々緒主催のお茶会の誘いを受けた面々は、喜びや驚き、戸惑いなどまさに十人十色の反応だった。
レティシア・ル・テリエ
は招待状を受け取り、いたく感激していた。
彼女と菜々緒は放課後、校門でレティシアの迎えの車が車での間に世間話をする程度の仲だ。
美的センスのないと自覚するレティシアにとって、才能溢れる菜々緒の存在は憧れの存在。
言葉を交わすだけでも充分だったのに。
「ありがとうございます……! 明後日、是非、参加させてください……!」
レティシアの笑顔に、菜々緒も思わず顔を綻ばせるのだった。
八神 修
と
霧生 深雪
は『傲慢』事件でSNSねこったーにて菜々緒と相互フォロワーになったことがきっかけで交流が続いていた。
共に極限状態のスタジアムから脱出した連帯感もあり、ねこったーでやり取りする程度の仲にはなっていた。
ただ、霧生は招待状を受け取ると、無言で頭を下げて八神の後ろに隠れてしまった。
(……気まずい)
霧生は
あの時に菜々緒の地雷を踏んだ事
を悔やんでいた。
「深雪、大丈夫だ」
八神が霧生を菜々緒の前に立たせ、頭を下げさせた。
「先輩、お誘いいただいてありがとうございます。深雪と一緒に行きますので、よろしくお願い致します」
「……よろしく」
八神はキビキビと、霧生は居心地悪そうに招待状を受け取った。
マリベル・ロイス
はスペイン生まれ関西育ちのスペイン人である。
「移動教室ですれ違った時に声掛けたきりやけど、先輩覚えてくれたんやなあ。うれしいわぁ」
招待状を受け取った彼女ははしゃいでいた。
「私、一度でも声をかけて下さった方の顔と名前を覚えるように努力してますから。マリベルさんはお父様が義父の大ファンだと聞いてましたので、余計に印象深かったですよ」
「わぁー、ウチのおとん様サマやわぁ!」
マリベルの父親が日本絵画を愛して止まないそうで、菜々緒の義父、芽森 白山の個展によく足を運んでいるとのこと。
その際、マリベルは娘がこの寝子高に転入する話を聞いており、自身がも転入してから遭遇できる日を期待していた。
期待は現実となり、つい最近マリベルから声を掛けた次第である。
そして菜々緒はそれをつぶさに記憶していた。
「絶対に行きますわぁー、招待状おおきにー」
マリベルは柔らかい関西弁とともに菜々緒へ笑みを向けた。
招待状を受け取った
宇佐見 望月
は首を傾げていた。
「なんで俺様が……?」
そりゃ確かに学校に飾られてた先輩の絵を褒めた事があるけどさ、と呟く宇佐見。
「あら、宇佐見君の実家のお好み焼き屋さん、私、何度か行ったことありますよ?」
「え、マジっすか? 全然気が付かなかったですよ?」
宇佐見、ますます首を傾げながら唸る。
菜々緒は苦笑いしながら釈明した。
「ごめんなさい、私、自分が有名人の娘だって自覚している手前、外を出歩くときは変装する事が多いの」
「な、なるほど……。どうりで分からねぇ訳っすね」
納得する宇佐見。その手を菜々緒はさり気なく握り、目で懇願してきた。
「もし宇佐見君さえよければ……、是非、その料理の腕を私の家で振るってもらいたいです。お願い出来るかしら?」
「お、俺様……、期待されてる!?」
美人に期待され、顔を赤らめてドギマギする宇佐見。
彼がお茶会を断る理由はなくなった。
「……ん? あれは芽森先輩?」
望月 神無
は下校しようと廊下を歩いていると、何やら真っ白な人物の周りに下級生が群がっているのを発見した。
(2年の廊下で芽森先輩と偶然会えるなんて思ってなかった。会ったのはテロ事件以来だよな?)
しばらく物珍しげに望月は眺める。1年生達は勢いに任せて菜々緒へ言いたいことをぶつけるが、菜々緒は全てに反応しきれずに苦笑いを浮かべていた。
見かねた望月はマーブルチョコを口に放り込んだあと、その騒ぐ人の輪に声を掛けた。
「おい、いっぺんに話し掛けても受け応えできないだろうが。芽森先輩は聖徳太子じゃねぇんだぞ?」
「あら、お久しぶりです、望月さん」
菜々緒も望月を見るなり微笑みかけた。が、すぐに周りの対応にてんやわんやだ。
「菜々緒、招待状ありがとう。喜んでお呼ばれされるわ」
ブロンドの髪をなびかせながら、
ブリジット・アーチャー
は招待状を受け取った。
「わぁ、ボクも招待してくれるの? ありがとう!」
緑髪の
桜庭 円
も喜びで目を見開きながら招待状を受け取った。
サイドテールの少女――
小山内 海
も招待状を受け取ると、いそいそと会話用のスケッチブックにお礼の言葉を書いた。
『ありがとうございます』
『また、かだいのそうだんしていいですか?』
「ええ、いつでも相談していいわよ」
これに菜々緒も口元を緩める。
小山内と菜々緒は同じ芸術科クラスであり、何度か課題の事で相談する仲らしい。
望月は配られている封筒を指さした。
「芽森先輩、それ何ですか?」
「ああ、これ? 望月さんもどうですか?」
菜々緒は当然のように望月にも招待状を手渡す。
望月は美麗な封筒を開けて中身に目を通す。
「お茶会……、明後日?」
思わず目が点になる望月。
「まぁ……、予定はないし、断る理由もない。俺もお茶会に参加するか」
「ありがとうございます。ちなみに、私、七夕が誕生日なの」
唐突に菜々緒は自分の誕生日を口にすると、しまったと言わんばかりにその白い頬を赤く染める。
「い、今のは何でもないわ……。私の誕生日を祝ってほしいとか、そんなつもりじゃなくて、これは純粋に友愛精神――」
「あー、はいはい。お茶会というより誕生日会になりそうだな」
望月は苦笑しながら、マーブルチョコを数粒口の中へ放り込んだ。
「なんか初々しくて可愛い! 明後日かー、プレゼント何つくろ!?」
桜庭は林檎のように真っ赤に染まる菜々緒を微笑ましく見守りながら、既に明後日の事へ想いを馳せているようだ。
「……そういや、1年のあんたら。随分と芽森先輩と親しそうだな? 俺なんか先輩とテロ事件以来だが?」
「それについては俺が説明しよう」
にゅっと横から割って入るは
御剣 刀
だ。
今日も相変わらず女子の中に男子1人の天然ハーレムを形成中である。
「実はあのテロ事件の翌日、ブリジットが芽森先輩に会いにいくって言うから桜庭と小山内が同行したんだ。俺は今日が初対面だけどな」
「あの時、私は菜々緒と一緒にスタジアムから脱出したから。気になって会いに行っただけよ?」
ブリジットは「労いよ、労い」と当たり前に言ってのけた。
桜庭と小山内も頷いている。
2人とも菜々緒を友人として距離を詰めようと努力しているとみえた。
「しかし、初対面の俺にも招待状をくれるなんて。いいんですか?」
御剣の問いに眉をひそめる菜々緒。
「私、人を見る目には自信ありますので。御剣さんは信用出来る殿方と判断いたしましたのですが。ご不満ですか?」
「あ、い、いえ、何でもないです……。他意はないので……、すいません」
白亜の娘に気圧されて萎縮してしまう御剣であった。
「それじゃ、お友達とご一緒に是非参加してくださいね、御剣さん」
「……疑問はあるけれど、皆も行くようだし。俺も一緒に行こう。当日はよろしくお願いします」
剣道部らしく綺麗なお辞儀を御剣は行った。
そこへ黒髪のツインテールを揺らしながら、尊大な態度で話しかける小柄な少女がやってきた。
「おや。そこにいるのは円と菜々緒じゃないか」
芸術科の
双葉 仄
だ。
「あ、仄ちゃんだー」
呼ばれた桜庭は手を振り、菜々緒は無言で一瞥するのみだった。
「そして、その他大勢もごきげんようだ」
個別に呼ぶのが面倒なのか、双葉は他の面子を一括りにして挨拶を済ませてしまった。
「ん、何だこれは?」
双葉は菜々緒の手から勝手に招待状を取り上げると、中身を暴いて目を通した。
「なるほど。確か菜々緒の誕生日も近かったな? 是非もない。私も出向いてやろう。感謝しろ」
この一方的な会話にホストの菜々緒も言葉に詰まっているようだ。
「どうした? 私が祝ってやると言ってるんだ。もっと喜べ」
「え、ええ。そうね。なんで貴女が私の誕生日を知っているのか不思議ですけど……。明後日、楽しみにしてるわ、双葉さん。……それじゃ、皆さん。明後日、よろしくね?」
苦笑いをしながら、菜々緒は逃げるようにその場を去っていった。
「あ、俺はこれで。明後日また会おう」
望月も踵を返し、帰路に着く。
「お茶会、ねぇ……」
望月は招待状を再度眺めながら呟いたのだった。
如月 庚
も招待状をもらった1人である。
彼は無言で頭を下げ、それを受け取った。
菜々緒が去ったあと、如月は1人思いに耽る。
(何故、誘われたのか……? 接点があるとすれば、この前のテロの時ぐらいだが)
その前回のテロ事件でも、直に会ってはいない。思わず如月は腕を組んで唸ってしまう。
(それとも、祝ってくれるなら誰でもいいのか……? だとしたら、独りは寂しいとか、まぁそんな理由だろう)
たとえこれに意味があったとしても、如月に断る理由はなかった。
さて、どうしたものか、と招待状を手で弄ぶ如月である。
「アリーセー! 菜々緒から綺麗なカードをもらったのだ!」
李 小麗
は友達の
黒依 アリーセ
のクラスへ突撃&彼女に飛び付いた。
「あ、小麗さんも? さっき、私も芽森先輩から招待状を受け取ったわ。芽森先輩、誕生日が近いらしいわね」
「アリーセもなのだ? それじゃ、明後日は一緒にお祝いしにいくのだ」
李が目を輝かせながら熱く語る様を見て、黒依もニコニコと笑みを湛える。
「ええ、そうしましょう。芽森さんって、芸術科の合同授業で何度か話しただけだけど、凄い絵を描いていたわ」
黒依はその授業を思い出した。
菜々緒の周りの空気だけが流れを止め、空間が固定している錯覚を覚えるほどの集中力を肌で感じられた。
たかが高校の授業とはいえ、己の技量をフルに発揮しようとする彼女の姿勢。
そしてその結果、描かれた絵は写実的なのに何処か危うげに綻びを感じさせる、二律背反というべき代物であった。
「会場は芽森さんのご自宅なのね。普段はどんな絵を描いているのかしら? 見てみたいわ」
「しゃおりーも見たいのだ。興味あるのだ」
どうやら李も菜々緒の絵に関心があるようだ。
「こうしてはいられないのだ。しゃおりーは早速プレゼントを買いに行くのだ。アリーセ、明後日楽しみにしているのだ」
そういって李はジャンガリアンハムスターのようにちょこまかと廊下へ飛び出していった。
「明後日よね。私もプレゼントを用意しないといけないわね」
何がいいかしら、と黒依はワクワクしながらスマホを使って物色し始めた。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月28日
参加申し込みの期限
2014年01月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月04日 11時00分
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