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旧市街の一角、アンティーク調にまとめられた
手芸雑貨店 ソリジェ
から、大きな荷物を抱えて出てきたのは、
後木 真央
。
今日も元気にアホ毛をぴこぽこ揺らしながら、うんしょと袋を抱え直し、仲良しの
八神 修
に電話を入れた。
ソファで参考書に目を通していた修は、真央からの連絡を受けると、はべっていた仔猫を抱き寄せる。
『修ちゃーん、ねこったー見たのだ?』
彼女の用件はいつも唐突だが、慣れたものだ。
修は参考書を伏せると、猫の額を指先で撫でながら、話の先を促す。
聞けば
【児童養護施設】古井
で、子供達が使える品物やボランティアを募集しているとの事。
最近、星ヶ丘では
チャリティ
をやったばかりで、彼等もそれに協力していた。
『戦前派のマダムちゃんなら、裁縫も得意かもしれないのだ。
手先を動かすと、すっごく脳の刺激になるのだ!
やる気は病気への抵抗力増すのだ。
マダムちゃんの体調次第だけど、一緒に作りませんかって誘おうと思うのだ』
真央がマダムと呼ぶのは、
セブンを騙って
ろっこんで死亡事故を誘発させていた、
三下 ゴロー
の母、千代子だ。
もし
あの日の出会い
が無ければ、その存在は気に留める事も無かったはずだが、縁あって末期癌患者の彼女を真央はちょくちょく見舞っている。
「そうか、それなら俺もかませてもらおうかな」
当り前のように応えれば、少女の嬉しそうな歓声が上がる。
明るく弾んだ声は、修の耳に応援ソングのように心地よく響いて、思わず口角を緩めた。
「病は気からというのは、完全には迷信じゃない。回復力が気の持ちようで変わるのは、本当さ」
『修ちゃんも、そう思うのだ?
あ、でも無理して病状悪化は、絶対避けたいのだ。本職の薫ちゃんの判断に従うのだ』
「そうだな、可能なら同行してもらおう。
俺も先日、後木から
聞いた件
を相談したいし」
早速、真央が看護師の
拝島 薫
に連絡を取り、日程を決める。
修は真央が連絡を取る間、古着屋の場所を調べた。
『古着屋さんなのだ?』
「金にあかせて揃えたら、主旨にあわないだろ。俺だって空気は読むよ」
『がーん! 真央ちゃん手芸屋さんで、いっぱいいっぱい買っちゃったのだ』
まさにノーブレーキ、思わず苦笑する。
「まあ、少々の出費は許容範囲かな。俺は着古したセーターを解こう」
『鈎針とか道具は真央ちゃん持ってるから、持って行くのだ♪』
「ああ、助かるよ。じゃあ、また後日」
通話を終え、修は今度は足元の犬の背を撫でる。
一人は皆のために、皆は一人のために。
真央と一緒だと、そんな言葉が世界の理の様に思える。
そしてそんな理の中にどっぷり浸かっている自分も、悪くないと感じる。
修は伏せていた参考書を拾い上げた。
この日常を、続けていくために。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月19日
参加申し込みの期限
2013年11月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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