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●新メニュー試作
魚戸家の台所では、新メニュー開発班が試食を作っていた。
提案した新メニューを実際に食べたいとケンゾウが言うので、
浮舟 久雨
、
琴村 嬢
、
御鏡 聖
は順番に作ることに。
李 小麗
は、味見専門なので作らず。
「お前さん達が作るメニューだが、賄いとして皆に食ってもらう。評判が良いもの、俺が食って美味いと思ったものを採用する。良いな?」
店主のケンゾウが決めるのなら、と3人は反対しなかった。
「皆、頑張ってなのだ」
「任せろ。美味しい海の幸かき揚げを作るからな」
「あたしはマグロアボカド丼を作るよ!」
「私は、豚の生姜焼きに温泉卵を乗せたものです。期待してください」
3人一度に作るには台所は狭いので、まずは揚げ物を作る久雨から。
その間、聖は豚肉に漬け込む生姜焼きのタレを、嬢はダイニングテーブルでマグロの柵を器用に切り、刺身を作っている。
「どれ」
聖が作っているタレの味見をするケンゾウ。
「なかなか美味いじゃないか。良い出来だ。そこのお嬢ちゃんはなかなかの包丁さばきだ」
「お褒めいただき光栄です」
「その呼び方やめてって言ったでしょ? 家が寿司屋で、寿司ネタの仕込みを手伝っているからね。その間に上達したんだ」
料理の中でも特に魚をさばくのが得意な嬢の腕前は、料理人のケンゾウも認めているようだ。
話し込んでいる間に、久雨が作った海の幸かき揚げ丼が完成した。揚げたてのかき揚げとホカホカご飯の湯気が食欲をそそる
「食べてみてくれ」
「待ってたのだ!」
箸を手にし、いただきますと言ってから小麗はパクつく。
「美味しいのだ!」
「魚介のかき揚げもけっこう美味いもんだな。野菜だけじゃ、ちともの足りねえ」
「今日の具はこれだが、客層に合わせた具にしてみたい」
「客のことをちゃんと考えているな。感心だ」
出来は上々、ケンゾウに褒めてもらえたので手ごたえを感じた久雨だった。
次は、聖考案の豚の生姜焼き温泉卵乗せ。
タレに漬け込んだ豚肉の生姜焼きを焼く匂いに、辛抱たまらんといった状態の小麗。
焼き上がった豚肉に、温泉卵をひとつ乗せればできあがり。
「お待たせしました。ご賞味ください。卵の黄身を崩し、それを付けてみてください」
そう言われたので、ケンゾウと小麗は半熟な黄身に豚肉を付けて味わう。
「生姜焼きに半熟の卵の黄身という組み合わせか。考えたもんだな」
卵を割ると豚肉に絡ませ、ご飯と一緒に食べるケンゾウ。
「これは一品料理として作ったものか? 丼にも使えそうなんだが」
「決めるのはケンゾウさんですから、どうするかはお任せします」
聖の料理も好評のようだ。小麗は、美味しいものが食べれて幸せといったぽわ~んとした表情になっている。
最後は、嬢考案のマグロアボカド丼。
「酒とみりんは、うみねこで作るのを想定して片手鍋で煮切るね。レンジを使ったほうが早いんだけど、厨房に無かったから」
煮切ったものに醤油とわさびを加え、これにマグロの刺身を漬け、冷蔵庫で味を馴染ませれば丼のネタは完成。
「ご飯だけど、本当は酢飯が良いんだけど時間がかかるから今日は普通のご飯で我慢してね」
味が馴染むのに時間がかかるので、早く食べたいのだと小麗は冷蔵庫の前でじーっとネタの仕上がりを待つ。
その間、嬢は
森 蓮
が肉と魚が食べられないことを思い出した。
「森くん、肉と魚、駄目だったよね。彼の分、どうしよう?」
今日の昼食と夕食は、3人が実際に作った試作品の中からケンゾウが選ぶことになっているが、どれが選ばれても蓮が食べられないものになる。
ケンゾウが皆に食べられないものを聞いていたので、久雨と聖もそれを把握している。
「そうだな……今日の分は野菜のかき揚げはどうだ? 海の幸を取り除けば食べられるだろう」
イカ、桜エビ、海藻が具のかき揚げを作った久雨は、それなら食べられるのではないかと推す。
「じゃあ、それでいこっか。森くんだけ違うのは残念だけど」
「それだけでは足りないでしょうから、おにぎりも用意しましょう」
「それが良いかも。細かいことは2人に任せるよ」
魚が食えないのは可哀想だぜ、と蓮に同情するケンゾウだった。
漬け込んでいたこともあり、嬢のマグロアボカド丼は完成が最後になった。
アボカドを切り、刻み海苔を敷いたご飯の上にマグロと一緒に載せる。
「はい、完成。ケンゾウさん、李さん、食べてみて」
「やっとできたのだ」
待ってましたと言わんばかりに、小麗は試食する。
「美味しいのだ! おじちゃん、これもメニューに加えてほしいのだ」
「欲張りなお嬢ちゃんだな。どうするかは、皆に食ってもらってから決めようや」
ケンゾウが実際に食べた結果、昼食は豚の生姜焼き温泉卵乗せ、夕食は海の幸かき揚げ丼に決まった。
「マグロも悪くなかったんだが、体力を使う修繕作業の連中のことを考えるとスタミナをつけたほうが良いと思ったんでな」
「そういうことなら仕方ないよ。明日は、これを出してくれる?」
「良いだろう」
材料が足りそうもないので、買い出しに行くことになった。
「それは母ちゃんに行かせる。家に閉じこもってばっかじゃ駄目だからな。荷物が多くなりそうだから、誰か付き合ってやってくれねえか?」
「私が行きます。ハルコさんとお話したいこともありますし」
ハルコと2人きりになれるということもあり、
七海 真帆
が自分が行くと立候補した。
「それじゃ、お前さんに付き合ってもらおう。頼んだぜ」
「はい」
ケンゾウに無理矢理外に連れ出されたハルコだったが、まだ沈んだ顔をしている。真帆達が手伝いに来てから、ずっとこの調子だ。
昨日の買い出しは、ハルコなりに気丈に振る舞っていたことを勘づいていたが真帆は何も言わなかった。
(今日こそ、あの話を切り出さないと。でないと、ハルコさんはいつまでたっても立ち直れない)
何度も話しかけるが、真帆の思いはハルコに通じずで買い物の間、結局一言も話さなかった。
「ハルコさん、喉、乾いたでしょう。自販機で何か買って飲みませんか? 私が奢りますから」
「あたしに気を遣わなくても良いよ。あんた、何か話したいことでもあるのかい?」
スーパーの中にある休憩コーナーで、
七海 真帆
がしきりに何かを気にしていることを察知したハルコのほうから話を切り出した。
この機会を逃したら、次はいつ話せるかわからないと話し始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月22日
参加申し込みの期限
2013年07月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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