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●新しいメニューを考えよう
新メニュー開発班は、魚戸家の居間で話し合っていた。
「メニュー開発……やはり、海産物を推したいな」
漁港近辺の大衆食堂ということもあり、
浮舟 久雨
は海の幸を活かしたものを開発したいようだ。
「あたしもそういうのを考えてみたよ。マグロメインでだけど」
同じ海の幸を推す
琴村 嬢
は寿司屋の娘ということもあり、魚料理に拘っている。
「うみねこさんは寝子島漁港の近くにあるので、新鮮な魚介が安く仕入れられますし、それらを使ったメニューは必須ですね」
御鏡 聖
も魚推しかと思いきや、それ以外に一工夫したメニューを考えてみようと言い出した。
「魚介だと、鮮度を活かした調理だと刺身や塩焼き等が中心になってしまいます」
そういうものは漁港付近の定食屋でも扱っているので、魚介以外のメニューも用意できたら良いと思うというのが聖の意見だった。
「御鏡の言うことは一理あるが、まずは魚料理メインで考えてみよう。肉は、その後でもいいだろう」
魚料理が好き、料理の知識は相応にある
八神 修
が提案したのはアクアパッツァとテルミドールだった。
何それ? と言った表情をしているのがいたので、端末を開いて「こういうものだ」と実物を見せる。
開発班一同が見たのは、煮込み魚と半身に焼き上げたオマール海老だった。
「これ、イタリア料理にフランス料理じゃない! こういうのはちょっとねえ……」
嬢がそう言うのは無理もない。
作ろうと思えば作れないこともないが、手間暇かかる高級料理はどう考えても大衆食堂向きではない。
「やはり、大衆食堂向きではなかったか。食べてみたいんだが。それでは、これはどうだ?」
次々と意見を述べるが、どれも大衆食堂向きではなかった。
「美味しそうなのだ。しゃおりーも食べてみたいけど、どれもうみねこ向けじゃないのだ。修君は別のお手伝いをしたほうが良いと思うのだ」
誰もが遠慮して言わなかったことをズバッと言う
李 小麗
に、そうしようと退場する修だった。
そう言った手前、小麗も何か考えないと……と考え込む。
その間、久雨、嬢、聖の3人は各々考えたメニューを発表していた。
「私の提案は、海の幸を使った丼物としよう。様々な客層に合わせ、具を変えたかき揚丼とか……」
少々物足りんか? と「むう……」と考え込んでしまったため一旦中断。
「浮舟さんが言うように、あたしも様々な客層で考えてみたよ」
嬢は外国人、女性向きのマグロアボカド丼を考案。
「カリフォルニアロールっていうアボカド入りの巻き寿司があるんだから、こういうのがあっても良いよね?」
「貴様も丼を考えていたのか。気が合いそうだ」
「そう言ってもらえると嬉しいね。頑張ってメニュー考えよう。どんなのが良いかな?」
「そうだな……肝心なのは『うみねこにしかない名物』を作り出すことではなかろうか」
久雨の意見に、聖もそう思いますとこう提案する。
「うみねこらしい名物料理が一品でもあれば、お客さんを呼び寄せることができます。試食用のメニューを作り、誰かに味見してもらいませんか?」
試食の一言に反応したかのように、小一時間悩んでいたと思えばハッと顔を上げた小麗が「味見したいのだ!」と挙手。
「では、できあがったら李さんにも試食していただきましょう。何か思いつきましたか?」
「海鮮生春巻きが食べたいのだ……じゃなくてっ、海鮮生春巻きを提案するのだ! 新鮮な魚を扱っているお店なら、とても美味しいと思うのだ!」
涎が垂れそうなのを堪えつつ、自分が食べたいもの、もとい、新メニューを公表する。
「サーモンと野菜を巻いたものがあるから、それも悪くないかもね。実際に食べたことないけど」
「魚を使う点では、それも良いかもしれんな」
意見を受け入れてくれた嬢と久雨に喜ぶ小麗だったが、女性向きかもしれないと別のものも考える。
「あともうひとつ~、もうひとつ~……何かないか~、ないか~」
う~んと唸りながら考えた末、思いついたのだ! と手をぽむと叩いて「シーフードカレーなのだ!」と真顔で言った。
「旨みたっぷりのカレーに、更にフライがついたらうまうまなのだ。これなら、屈強なおっちゃん達にもバカ受けだと思うのだ」
ガッツリ系男子、大食な中年にはうってつけのメニューだろう。
「男性向けか、悪くないね。今までの話を聞くと、ほとんどが女性向けだね。それ以外も考え給え」
畑生 言嗣
の意見はごもっとも、と少し反省する女性陣。
「カレーだが、うみねこだからウミネコの形をした容器に入れるのはどうだろう? 子供に人気が出そうな気がすると思わないかね」
言嗣は、客層に子供も考えていたようだ。
「うみねこの容器のシーフードカレー……美味しそうなのだ」
「だったら、甘口とか辛口があったほうがいいわね。小麗さん、涎、出てるわよ」
辛抱たまらんと美味しそうなシーフードカレーを想像する小麗に、意見を述べながら
七海 真帆
はそっとハンカチを手渡す。
「ありがとうなのだ。真帆ちゃんは何が食べたいのだ?」
「そうね……」
真帆が何にしようか考えている最中、様子を見に来たハルコが居間に。
「おばちゃん、しゃおりー達いろいろとメニューを考えたのだ。しゃおりー、海鮮生春巻きが食べたいのだ。試食用、作ってほしいのだ」
純真無垢な笑顔でおねだりする小麗を見て、孫の幼い頃を思い出したのかハルコは泣き出してしまった。
「本当にごめんね……あたしが騙されたりしなきゃ、あんた達に苦労かけさせなかったのに……」
「泣かないでください、ハルコさん。今は、皆で力を合わせてうみねこを改装しましょう」
真帆に続き、他のメニュー開発班のメンバーもその通りと促す。
「これから試食用の材料の買い出しに行くので、ハルコさんも一緒に行きませんか?」
材料の買い出しは、真帆が咄嗟に思いついたハルコを気分転換させるための口実だ。
「あなたも付き合ってくれるわよね? 荷物が多いから、男手があると助かるんだけど」
「頼りにされてしまっては、断るわけにはいくまい。仕方ない、付き合うとするかね」
やれやれと言いつつも、手伝う気はある言嗣だった。
「おばちゃん、買い出しに行くのだ」
小麗に手を引かれ、強引に連れ出されたハルコはわずかではあるが、落ち着きを取り戻したように見えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月22日
参加申し込みの期限
2013年07月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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