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●改装作業開始
改装作業で真っ先に動き出したのは、大張り切りの
初島 優
がいる大工班。
優と
森 蓮
は、うみねこをどのように修繕してほしいのか魚戸夫妻に訊ねるが、2人はどうしようかと悩んでいる。
「では、こう考えてみましょう。もし、妖精が望みを叶えてくれるとしたら、どんなお店を願いますか?」
夫婦に助け舟を出すように、蓮は仮定話にたとえて自由に夢を語ることで、自然に要望が出せるのではないかとこう切り出した。
「そうだなあ……。もしそういうのがいたら、まずは立てつけの悪い開き戸をスムーズにしてほしいもんだ」
開き戸の開き具合は前々から不評だったこともあり、初めて来る客は必ずといっていいほど諦めて帰っていったという苦い思いが。
「たしかに立てつけ悪いな。まずは、ここから修繕したほうが良さそうだな」
開き具合を念入りにチェックする
宇佐見 望月
の意見に、優もその通りだと同意する。そうしないと、内装作業の際に支障をきたしてしまう。
「あとは、おまえさん達みたいな若い連中が気軽に立ち寄れるような店が良いねえ。ご覧のとおり古臭いから、常連ときたら漁師や漁協の親父連中、トラックの運ちゃんばっかだ」
大工班は改めてうみねこの外観を見たが、ケンゾウが言うように若者向けではない。
良く言えば海の町らしい風情がある、悪く言えばボロい。
「わかりました。できるだけご要望に沿えるよう努力します。ハルコさんは、何かありませんか?」
「そのことは皆に任せるよ……」
そう言うと、ハルコは店内で話し合っているお品書き班のところに行った。
自宅の居間は店から直通できるのだが、開き戸の立てつけが悪くなってからは勝手口から出入りしている。
「おふたりの要望はわかりました。まずは、何をするか話し合いませんか?」
各々の知識、技術、改装にかかる予算と資金等の制約を考え、何が重要で、どれを優先すべきか相談しましょうという蓮の意見には可決された。
話し合いの結果、望月が言い出した開き戸の修繕を最優先とし、それから外装、内装に取り掛かることに。
「俺の幼馴染みに材木屋のせがれがいるんで、安くわけてもらえるよう交渉するから予算は心配するな。おまえさん達は修繕に専念してくれや」
改装作業は全額失ったが、僅かだが貯金はある。手伝いの高校生に予算を支払わせるわけにはいかないので、ケンゾウはそのことを伏せておいた。
「ペンキは旧市街商店街からお古もらってきたぜ。椅子修繕用のいらない布地もな」
「工具は猫鳴館の匠な俺に任せてー」
望月と優が準備したものもあるので、予算はさほどかかりそうもなさそうだ。
「俺、もう一回念入りに修繕箇所をしっかり確認してくるー」
中は開き戸が治らないと確認しようがないので、先に外観を確認することにする優は、途中で先に様子を見に来ていた
逆巻 天野
と合流した。
「逆巻くん、まだ見ていたんだ。傷み具合はどうなのかなー?」
「木製の壁にヒビが入っていたり、穴が開いていたりでかなり傷んでいたよ。幸いなことに、土台は傷んでいなかった。筋交いとか、そういうのは解体してみないとわからないな」
「その様子を探るのは俺にお任せー!」
優はゴーグルをつけると、壁に触れうみねこ店内の仕組みを調べ始めた。
「筋交いは大丈夫だねー。壁とか床だったら、俺達でも修繕できそうだねー」
「そうか。今から、そのことをケンゾウさんに報告しに行ってくる。僕達では、できないこともありそうだからね」
「俺も行くー」
2人が念入りに調べた傷み具合がわかれば、できるところは高校生でも修繕できる。
勝手口から回り込んで店内に入ったお品書き班のところに、まだ沈んだ表情のハルコが以前のメニューと古びた以前のお品書きを持ってきた。
「これを参考に、どうするか皆で考えておくれ。あたしはメニューを考えている皆がいる居間にいるから。何かあったらそこにおいで」
「わかりましたわ。これを元に、素敵なお品書きを作りますので楽しみにしていてくださいませ」
受け取った
天満 七星
は、綺麗に仕上げればハルコが元気になり、立ち直ってくれると信じ、できる限りのことをしようと決めた。
「皆様、どうするかお話いたしましょう」
各テーブルに置くお品書き修繕は芸術科の腕の見せどころということもあり、
小山内 海
と
旅鴉 月詠
を中心に行うことに。
作業の前に、以前のお品書きを全員でチェック。
「値段とメニューしか書いてないね。破れた箇所をテープで直してあるから、相当使い込んだみたい」
『たしかに。ながもちさせるのはいいけど、これはひどい。シンプルなのはさびしいから、あたらしいものはイラストをつけたほうがいいとおもう』
北原 みゆき
の意見に、海はこうしたらどうだろうと提案する。
「私もそう思っていたよ。書き直すにしても、新メニューが決まらないと描きようがないから何点かラフを作ろう。デフォルメされた波やウミネコを描いていきたいんだが」
「うみねこだから……それは良い案だと思う」
恵御納 夏朝
も同じことを考えていたようだ。
「では、私は素敵なお品書きを作りますわ。まずは、うみねこの定食メニューから仕上げましょう」
「書道の嗜みがある七星ちゃんなら、綺麗なお品書きに仕上げられるね」
大和撫子の腕前は、どのようなものか楽しみである。
「だいたいのことが決まったみたいだから、私、宣伝班のほうに行くね。チラシの打ち合わせがあるから」
「そういえば、北原様と旅鴉様はチラシ作りもなさるのですね。頑張ってくださいませ」
「ありがとう。それじゃ、私もチラシの打ち合わせに行くから後は任せたよ」
ちくわくんの着ぐるみを脱いだ
新井 すばる
と
クロウディア・W
は、みゆきと月詠が合流してからチラシをどうするか考えることにした。
すばるが着ぐるみを脱いだのは、話し合いの時はちゃんとした格好でという理由からだ。
「僕、チラシ配りはちくわくんの着ぐるみ着てやるよ。他に着ぐるみの人いる? いるなら用意するけど」
「俺はいい。チラシ配りは自前でやる。ガキとかに配るのは任せとけ」
自身のろっこんを使えば、戦隊物が好きな男の子にウケそうだと楽しみになるクロウディアだった。
「チラシには新メニュー、開店期間中に安くなっているもの、ケンゾウさんが自信ある料理の写真を貼り付け、その周りに文字と絵を入れるのはどうだろう? あと、夫妻のデフォルメ絵を」
「良いじゃないか。客ってのは、店にどんなものがあって、いくらするのか注目するもんだ。おやっさんとおばちゃんの絵はウケ良さそうだ」
場を和ませるかのように笑って賛成するクロウディアに続き、すばるとみゆきも賛成する。
「チラシはだいたい決まったようだから、私、皆に伝わるように店のレイアウトと看板の設計図を作ってみるね。看板デザインは皆と話し合って決めるけど、私的には寝子島だけに『ネコさん』が良いと思うんだ」
「看板に関しては皆で、だね。チラシ作りは新メニューが決まってからとしよう。まだ期間はあるんだ、じっくり案を練ろう」
ちくわを咥え、チラシのデザインを頭の中で考えるすばるに「そうだね……」と少し落ち込むみゆき。
「すばるの言う通りだよ。君はまず、店のレイアウトを作成してくれ。それがあれば、内装を修繕する大工班とチラシ作りが助かるから」
月詠の言葉に少し焦ったかもと反省したみゆきだったが、皆の役に立ちたいと早速レイアウト作成に取り掛かる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月22日
参加申し込みの期限
2013年07月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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