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【星幽塔】第一階層 ウィッチ・ゴーズ・サジタリオ
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「
志波 武道
、こちらへ」
「ハイっ!」
敢えて正装ではなく、戦闘服のまま参加する事にした武道。
「騎士というより武道家みたいなカッコだけどね! 武道(タケミチ)ダケニ! てへっ☆」
参列者へポーズを決めてパフォーマンスをした後、フランチェスカの前で跪く。
左肩に宛がわれた大弓の重さを感じ、一気に志波の表情から余裕がなくなる。
(これから授かる勲章はきっと、この弓とは比較にならないほど『重い』に違いない。身の引き締まる思いだな、これは……)
フランチェスカは志波の功績を讃え始める。
「あの不利な状況下で、貴方は不殺の意志を貫きました。結果、大臣ハマドの捕縛が成し遂げられたこと、私は喜ばしく思います」
「……!」
志波は思わずフランチェスカを見上げてしまう。
その後の大臣ハマドや裏切った精鋭兵の処遇、そして謎の黒い宝石に関する情報など、聞きたいことが山ほどあった。
だが式典中は尋ねることを志波は控えた。
この式典後、パレードの間まで準備時間がある。
その間に聞けば済むことだ、と志波が考えていた。
だが、フランチェスカは何かを察したように志波に頷いてみせた。
「志波さん、貴方の疑問はおおよそ検討付きます。市民たちも気になっている話題ですからね」
フランチェスカは参列者へ向けて声を張り上げた。
「離反した精鋭兵は追放処分と致しました。本来であるならば死罪もあり得る反逆罪ですが、戦勝記念祭の恩赦によって領内追放に留めました。なお、ブラックリキッド亭主人に買収された元精鋭兵は、経営状態に支障が出るという懸念と本人たちの素行改善がみられるため、兵役の免職に留め、領内への滞在を許可致しました。大臣ハマドは現在、黙秘を続けております。こちらも恩赦の適用内ですが、ブリュンヒルデとの内通を疑っておりますので処遇は検討中です。いずれは法廷で知っていることを全て話していただくことになりますが……」
そこまで答えた後、フランチェスカはラピスを見遣る。
「黒い宝石に関しては、今回の来賓者であるラピス閣下の方が御詳しいでしょう」
「まったく、サジタリオ卿もお人が悪い。我が主役より目立ってしまうではないか」
そう言いつつも、参列者たちの視線を集めることはラピスは悪い気はしないようである。
「こほんっ! 改めて、此度は我の竜牙兵たちが迷惑を掛けた。この場を借りて謝罪の言葉を述べさせてほしいのじゃ。誠に、申し訳ない。その詫びとして、影剛石(シャドーストーン)について教授しようではないか」
ラピスは軍服のポケットから黒光りする宝石を取り出した。
大きさは直径わずか3cmほど。黒曜石めいた鋭い光を放っている。
「これは月影塔内で産出される影剛石(シャドーストーン)と呼ばれる、膨大な星の力を凝縮させた結晶じゃ。これはエネルギーの結晶であるから、複雑な術式の詠唱や工程を省略させたり、異世界の門を開通させることも可能である。じゃが、主な使用目的は竜牙兵の起動エネルギーじゃな」
会場内にいる者たちは皆、首を傾げてしまう。
その反応に、やれやれと肩を竦めるラピス。
「では、別の名称ならば聞き覚えがあるであろうて。これでどうじゃ?」
ラピスの手元に、宵闇のような星の力が集まってゆくと、影剛石の色が赤く染まってゆくではないか!
「
賢者の石。
名称は聞いたことがあるのではないかの? 大錬金術師でもある我が精製方法を確立させ、今や月影塔とは切っても切れん存在じゃ」
赤く染まった宝石をラピスは床に叩き付け。
すると宝石は粉々に砕け、その周囲の空間が歪み出す……。
「顕在せよ、我が眷属……!」
ラピスが歪みに手をかざすと、そこから竜牙兵が1体、勢いよく飛び出してきた!
「……と、まぁ、これが影剛石の力の一片じゃ。ただ『かげびと』以外には扱いが難しいようでな? 暴発させずに扱うには、かなりの知識が必要であろう。あるいは、誰かの入れ知恵を以てすれば制御できるやもしれぬな? 捕縛された反逆の大臣のようにのう?」
間近で見ていた志波は呆然としていた。
まさか賢者の石が実在していて、しかも目の前にあるのだから。
「おっと、我が目立ってしまって申し訳ない。ええと、ブドーと言ったか?」
「いえ、俺、タケミチでっす……」
「ブドーでよかろう? 武道家みたいな恰好をしておるから貴様はブドーじゃ」
「アッハイ……」
押し切られた。
「詫びの印として、この影剛石を貴様に与える。我の力で活性化しているゆえ、ブドーでも1度だけ効力を発揮できるじゃろうて。ま、武具の素材にちょうど良かろう。その際はただの膨大な星の力を宿した石にすぎぬ。無論、先の戦いで集まった竜牙兵の破片も余さず素材として活用せよ。強い武具はあるに越したことがなかろう?」
いまだ赤く輝く賢者の石を受け取った志波。
勲章の重みとは別のプレッシャーを、賢者の石から感じ取っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
前回シナリオ
【星幽塔】第一階層 マイ・フェイタル・シャドウ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月05日
参加申し込みの期限
2018年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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