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【星幽塔】第一階層 ウィッチ・ゴーズ・サジタリオ
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ペルラ・サナーレ
の番が来た。
フランチェスカは彼女を、身を挺して城を守った英雄だと称した。
それに対し、ぺルラはこんな言葉を返した。
「このような勲章……、私には似合わないって、前の世界の人たちは、みんな言うでしょう。……ふふ、私もそう思います」
それでも、とペルラは言葉を継ぐ。
「タンポポの綿毛のように吹き飛ばされてやってきたこの街で、命を預けていただいた兵の方々と共に、立派にやってみせたと思います。今までは多くの人々に逃がしてもらうばかりだった私でしたが、共に戦った皆様のおかげで変わることができたような気がします」
ぺルラはフランチェスカへ最敬礼。背筋を伸ばし、凛として喜びの言葉を口にした。
「若輩者の私には身に余る光栄ですが、謹んでお受けしたいと思います。ありがとうございます」
彼女は体を参列者たちへ向け、一度深々とお辞儀をしたのち、今一度感謝の意を述べた。
「この勲章は、私のものだけでなく、私の言葉を聞き、ともに戦ってくれたファランクス部隊の皆様のものです。本当に、ありがとうございます」
参列者たちへ一礼したのち、フランチェスカへ向き直るぺルラ。
「フランチェスカ様のお気持ちを知ったうえで、畏れ多くもお話ししたいと思います。私は………、街のご老人のマッサージをしたり、薬草を採ってきて煎じて売ったり、雇われヒーラーとして冒険者達と旅をしたり……、たまに寝子島へ遊びに行ったり……と、そういうことをして生計を立てています。今回戦ったのも、この街の人々を守りたかったが故の延長、のつもりでした」
そこまで口にしたぺルラの表情が、徐々に陰りを見せてゆく。
胸に輝く勲章に触れながら、言葉を詰まらせてしまう。
「もし、正規騎士となることで、街の人たちと遠くなってしまうなら……、このお話、私の意志ではお受けできません」
会場内がざわつく。
よもやここにきて辞退か、そう思わせた矢先、ペルラは言葉を継ぐ。
「ですが、ファランクス部隊の方々の努力も思いも無碍にはできません。これは、私だけの功績ではないと、自分で言ったばかりですから」
一転して会場内に安堵の空気が漂う。
ペルラ隊に所属していた兵士たちから「俺達は何処へでも付いてゆきます!」と歓声を上げた。
「もし、私の力が必要なのであれば、私に命じてください、フランチェスカ様。街の人々が、私に依頼するように……。そうであるなら、私は、いくらでも力をお貸しします」
「分かりました。心に留めておきましょう」
ぺルラの演説は、多くの観衆の心を揺り動かし、しばらく拍手と歓声が収まることはなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
前回シナリオ
【星幽塔】第一階層 マイ・フェイタル・シャドウ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月05日
参加申し込みの期限
2018年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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