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黒い指先 ――三つ目の願い――
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●断罪の行方
「さとみちゃん、無事でよかった! ……ったく、こんな危険な事しちゃダメだろ!
復讐なんて碌なもんじゃない。
代わりにならないかもしれないけど、俺達が一緒に居るから……君を幸せにしたいんだ」
正気に戻った
吉祥寺 黒子
は、さとみを抱きしめる。
「黒子さん、副賞の件」
エレノア・エインズワース
は、やんわりと切り出すと黒子に要請し、さとみと二人で話す時間を得た。
「ねえ、彼に頼りきり? 自分の力で仇を取りたいでしょ?」
隠し持っていた、アイスピックをエレノアは、さとみに握らせた。
「今なら、あの人も身動き取れない……このチャンスを逃したら、一生復讐出来なくなるわよ」
三下 ゴロー
は、あちらで
双葉 仄
の玩具にされている。
「ちょっとは遊ばせろ」
そう言った彼女が【オレンジ】で、以前覚えさせられた“恥辱”を、幾度となくゴローに想起させる。図らずも、優秀な兄達と常に比べられて生きてきたゴローにとって、それは最大の効果をもたらした。
仄が手首を返すたび、ゴローは絶叫する。
「パパとママの仇……」
さとみの瞳は、ゴローとアイスピックを交互に見つめている。
「ええ、そうよ」
小さな指が、アイスピックに触れ、エレノアが小さな笑みを浮かべた その時。
「さとみ」
伸びてきた暖かい手の平が、さとみの手をアイスピックごと包み込んだ。
騒々しさを嫌う
楪 櫻
は、ゴローの傍を離れ、遠巻きながら さとみの様子を気にしていたのだ。
「さとみ、忘れたか? 父さんが、
最後に何て言ったか
」
「パパ……」
はっとして、さとみは櫻を見上げる。見つめ返す櫻の瞳は、強く、それでいて慈愛に満ちている。
さとみにどう生きて欲しいか、伝えてやって欲しい。それを別れの間際に、父に頼んだのは他でもない、櫻だ。
“幸せを願っている”父は確かにそう言った。
日暮 ねむる
も、ほんのりと頷いた。
「さとみちゃんが悪い人を懲らしめたとして……お父さんもお母さんも喜ばないと思うんだ。
だって親が本当に望んでるのは、大事な我が子の……さとみちゃんの幸せなんだから」
そう言って、ふあぁと欠伸を一つ。そんな彼のトロンとした目を、きょとんと見つめていた さとみも、ねむるにつられて、縫いぐるみに顔を埋めて欠伸をする。すっかり忘れていたけれど、もう子供はおねむの時間だ。
やり取りに気付いた
青物 といき
は、凶器に気付いて長い睫を震わせたが、屈みこむと笑顔を作った。
「パパやママは きっとこんな汚い場所に、さとみちゃんいて欲しくないって思ってるよ。
だから、ね。お姉ちゃん達と、一緒に帰ろ?」
うん、と頷く さとみの髪を、といきが柔らかく撫でた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
前回シナリオ
黒い指先 ――透明な檻――
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月07日
参加申し込みの期限
2013年09月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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