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幼子の呼び声
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●夢見る者、跳ぶ者
御剣 刀
は講堂近くの木の下で寝ていてその夢から目覚めた。
「夢か……」
そばに赤い染みの付いた白い羽根が落ちていた。
「どう見ても血だよな……」
刀はしばし思索にふけった。
夢の中の女の子は助けを求めていた。
女の子自身にも何かが起きていて、それを助ける母親が不在。
そして、女の子の現状を指し示すように落ちていた赤い染みの付いた白い羽根。
(赤い染みが羽根の持ち主か身近に居る者の血で、それの原因が外敵に襲われたことだとしたら……
夢の中の女の子が立っている寒さを表す雪の中と、母親に助けを呼ぶ声は、随分危機的な状況なんじゃないのか)
「なら、それを引き起こした原因を俺は調べよう」
刀は立ち上がった。
(もしこれが人の手で行われたのなら……相応の報復を)
拳を握りしめる。
回転院 環
は、二階の教室での授業中に居眠りしていた。
そして突然目を覚ました。
「ハッ! ――誰かが、僕を呼んでいる!」
『たすけて……!』
一面の雪の中の、女の子の夢。
環は立ち上がる。
「おい、回転院、授業中だぞ」
「せんせー! 止めてくれるなー!
幼い女の子が、たまちゃんに助けを求めている! 行かなくてはっ!!」
「おい、回転院、何を……」
環は窓際へと向かい、窓を開ける。
遅刻・居眠り・サボりの常習犯である
笹暮 真秋
は、いつものように授業をサボリ、講堂近くで眠っていた。
夢を見た。
夢の中は、一面の白い雪だった。
『たすけて……!』
長い髪の幼女が声を上げる。
「……大丈夫? ……どこか痛いの?」
思わず近寄って声をかけた。
女の子は首を横に振り、口を開いた……
ガラガラッ。
そこで目が覚めた。
近くの、二階の教室の窓が開いたのだ。
肩に乗せた馬のぬいぐるみを押さえながら、眠い目をこすって真秋はそちらを見た。
「ええい! 階段降りるのまどろっこしーよ! ちぇあー!!」
なんと環が、窓から飛び降りた!
「……何?」
開いた窓を見上げた真秋は、そこから降ってきた友人の姿に唖然とする。
「ちょ、何を……?!」
動転し、次の瞬間、友人の特技を思い出した。
二階から飛び降りた環は、見事に地に足をつけ、転がりながら平然と起き上がる。
五点着地。正式名、「五接地転回法」。
身体をひねりながら倒れこむ事によって、落下の衝撃を五か所に分散させるというものだ。
(良い子は真似しないでください:マスターより)
「環? いったい……?」
唖然としたままつぶやく真秋に、土をはらいながら環は言う。
「何をする気かって? マシュー。
決まってるよ! チケットを買いに行くのさ!!」
「何……?」
「どこへ行くのかって? 決まってるよ!!」
環は『ねぶた おきねこ』と謎の文字が書かれた真秋のTシャツを見つめ、ピッと指を指す。
「――――青森さ!!」
今、環の脳内では、雪景色の中津軽三味線が激しく掻き鳴らされていた。
心をかき乱すようなその音色に合わせて首を振り、考える、いや、感じる。
一面の雪といえば青森。
春だろうが夏だろうが雪国。
何故か環の頭の中では、そういうことになっているらしい。
「いや……確かに青森は雪国だけど、だからって……」
(雪の夢はたまに見るけれど、それは故郷とか関係なく、大抵寒いときで……)
津軽出身の真秋が考えをまとめているうちに、環は新たな感覚に囚われていた。
「ぬぬー!? なんだろうこの気配……。どこかの木の上から青森を感じる……!」
環の思考的に、この時点での彼女が言う青森は、夢の中で女の子がいた場所=助けを求めている存在の場所なのだ。
決して打ち所が悪かったわけではない、はずだ。
「つまりいずこかの木の上は青森があってそこであの子が助けを求めているって事なのかっ!!
そうと決まれば探しまわらなくっちゃ!!」
そんな環を見つけた
双葉 仄
が声をかける。
「どうした、何か困りごとか?」
「あの子が助けを求めてるんだ。どこなんだい青森ー! うおー!」
返事をしながらも仄の周りを走り回っている。
「なるほど。いい事を教えてやろう」
仄は一度目を瞑りシリアスな雰囲気を作って。
「諦める!」(男らしく
聞いていた真秋がずっこけた。
「ええっ! 無駄だって言うのかい? ハァンッッッ!」
何やら自分の言葉に感極まっている環。
「冗談だ。こういう時は手分けをして探すのがよかろう。お前はあっち、そしてお前は向こうだ。
私はその間、お菓子食べながら休むから何かわかったら連絡しろ」
「おお、そうだね、頼んだよ!」
「じゃあ、頑張れ!」
突っ込みどころに気づかず、環は向こうへ走り去っていた。
残された仄は涼しい顔で、ねこったーに『血の跡がどこかに続いていないか探すといい』と書き込む。
「私だってちゃんと調査はしているぞ。購買と学食で、冷凍庫や業者のトラックに異常はなかったかちゃんと聞き込みしてきた」
残念ながら成果はなかったらしいが。
「あとは、また寝たら夢の続きが見れるか確認だな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月22日
参加申し込みの期限
2013年06月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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