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幼子の呼び声
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●調べる者、よじ登ろうとする者
昼休みになった。
ひなたぼっこが好きでどこでも寝られる
御巫 時子
は、木の下で鳥さんとお昼寝していてその夢を見た。
「今の子は……あの、もしかして鳥さんも女の子の夢を見ましたか?」
『心配だね……それにしてもあの子、珍しいね』
鳥さんが言う。
「? そうですね……」
珍しいってどういう意味でしょう、と時子はちょっとだけひっかかりを感じた。
でもとにかく、夢に出てきた女の子を助けてあげたい。
時子は木の上を見上げた。
「鳥さんの声を聞いたから、居るはず……」
風雲児 轟
も、木の傍の少し離れた場所で寝ていた。
授業中に見た夢が気になり、もう一度ダイブして女の子に会ってみることにしたのだ。
「夢の中だろうと、この島の住人が悲しむ姿は見たくないからな!
こういうのは本人に聞いたほうが早いしな!
夢の中で自由に動けるって保証はねぇけど、こっちが気構えていけばなんとかなるんじゃねえかな!」
そして夢を見た。
雪原で泣いている女の子に自己紹介する。
「俺は通りすがりのローカルヒーロー候補だ! どうしたんだ?」
『おかあさんが、いないの……』
(あれ、声じゃなく……直接頭に響いてくる?)
とりあえず轟は着ているジャケットを女の子に羽織らせた。
「大丈夫、探してやるよ。俺のダチ達も力になってくれるから安心してくれ!」
事情を聞いたらなんとか夢から脱出して……と思っていた轟だが、その心配はなくあっさり目が覚めてしまった。
「夢の中で変身すればよかったかな……でも悪いやつはいなかったしな」
「聞いてくれ。夢の中の女の子がお母さんを探してるんだ」
轟が近くにいた刀や時子たちに話し始めたところへ、
「見つからない……どこだ」
いてもたってもいられないという様子の
逆巻 天野
がやってきた。
「ねぇ、君達は怪我した鳥を知らないか?」
天野は、いつも武道館裏で野生の動物の応急手当をしている。
けさ偶然拾った、血のついた白い羽根。
「この羽根の子が、見つからないんだ……怪我を治してあげたいのに」
人には淡白な天野だが、動植物相手なら別だ。
(彼らには素直になれるから……怪我する痛みや孤独がわかるから。
どうしても、何かしてあげたくなる)
「羽根か……ここにも落ちていた。さっきここで寝ていて、変な夢を見たんだが」
「夢?」
刀の答えに、天野が反応する。
刀が、轟が、夢で見た少女のことを話した。
「僕も見たよ、その夢……」
「私も……」
と真秋と時子も頷く。
「……なるほど。その子が関係しているかもしれないのか。その夢っていつごろから?」
天野の問いに刀が答える。
「昨日の夕方以降のようだ……現実の目撃者を捜しているんだが、見つからない」
「そういえば、カラスが騒いでいたような気がする。もしかするとその時に……」
天野がつぶやく。
「……えっ、助けを求めてる女の子って、もしかすると鳥さんだったりして……」
真秋が馬のぬいぐるみを肩に乗せたまま言う。
「鳥だと?」
そこへやってきた
八神 修
が覗き込む。
動物に異様に好かれるのを自認している彼は、助けを求める動物を放っておけない。
「その羽根、見せてくれないか」
赤い染みがついた羽根を受け取ると匂いを嗅ぐ。
「ふむ……確かに血の匂いのようだな」
次に修は舌を出し、その染みをなめた。
周囲がギョッとする。
「おい待て、野生動物は病気を持ってることがあるし、うかつに舐めないほうが」
刀が言う。
「ああ、飲み込みはしないから大丈夫だ。間違いなく血だな」
ティッシュに唾液を吐きとりながら修は言う。
「潔癖症じゃなかったっけ? これが塗料やケチャップじゃないのは匂いや見た目でも十分わかるけどね」
怪我をした動物をたくさん見てきた天野が言う。
「これが木から落ちてきたなら、樹上に瀕死の雛鳥や負傷した何かが居るのかもしれない、というわけだな」
冷静に修が分析する。
「応急手当は得意だから。……協力しよう」
対象範囲が絞られて落ち着いた様子の天野が言うが。
「巣は猫などの動物に襲われたのか、それとも誰かに悪戯されたのか……親鳥に関しては最悪の事態を考えておいた方が良いな」
刀の言葉に数人が動揺する。
そこへ
後木 真央
が走ってきた。
「駄目元でも何でも、真央ちゃんは木に登るのだ! いつか来る『木の上から降りられなくなった子猫救出』のために木登り技能を磨いた成果を披露する日が来たのだ!」
タオルをジャージのポッケに詰め、雄々しく木に登ろうとする。
「待て、登れたとして傷ついた動物を連れて降りられるのか?」
修がストップをかける。
「途中で落としでもしたらどうするんだ」
「あの、私、梯子を借りてきます……」
時子が走り出した。
「俺は部室から救急箱を取ってくる」
修もその後を追う。
「ううっ、早く助けたいのだ!」
真央も待っていられず、時子の後を追う。
「俺も!」
考えるより先に、轟が走り出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月22日
参加申し込みの期限
2013年06月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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