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古妖の昔語り~ちえの実を探せ!~
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【両探検隊の邂逅】
日も大分高くまで昇り、そろそろ昼に達しようかとしていた頃。
まずは目的の森へと一番乗りで到着を果したのは、優と鋭二の二人であった。
「この辺りかなー。いやー、大変だったねぇ」
険しき道を越え、行く手を阻む危険生物をなぎ倒し(大分誇張)、ついに寝子島探検隊は猫の鼻と呼ばれた地点へとたどり着く。
――実際の所は、唯単に山越えをしただけではあるが。
「そうだなぁ。流石に腹減ってきたな」
所々でペットボトルに入った水は口にしてきてはいたが、二人共にまだ昼食はとっていない。
加えて、山越えと森を抜ける事を最優先に進んだ為に、多少の疲労も重なっていたのだ。
「それじゃ、先にお昼たべようかー。切りもよさそうだしねー」
優と鋭二の位置からであれば、木天蓼湾に面した海岸も近い。
休憩がてら、そこへと向かう為に二人は歩き出そうとするが――
「おっぱいはこの辺りかー!」
一際大きく声を上げながら、下心が森を突き抜け飛び出してくる。
「待て、下心! 急ぐなと言っただろう!」
やや遅れる形で、龍八もまた姿を現す。
「はは、やっぱりねー……」
おっぱいと聞けば、この男が出てこないはずが無い。
優にとっても、下心が話を聞けばここを目指すに違いないと、そんな予想はあったのだ。
「お、横嶋に草薙か? お前等も三角の実を探しに来てたのか」
逆に、そんな予想を立てるはずも無い鋭二は、突然現れた二人に対し共に探す仲間が増えたと、少しばかり嬉しそうな顔を見せる。
「もちろんさ! おっぱいの為なら、俺はどんな試練だって乗り越える男だから!」
「はは、そういやそうか。なんか、話だけだとそれっぽい木らしいもんなぁ」
下心が変態である事には間違いはないが、言葉を捕らえていく中で、面白いヤツとしての認識を鋭二は行う。
常に面白いヤツの味方であると自負する鋭二にとっては、こうした下心の裏表の無い言葉は確かに愉快であったのだ。
「……初島もこちらか。となると、御剣は別な実を探しているようだな」
下心達が楽しげに会話を行う中、龍八は優へと話しかける。
「御剣くんは四角の方だねぇ。そっちはエロテロ目的でー?」
「テロは余計だ。だが、前半は間違いない。下心だしな」
この点については、両者は意見が一致している。
PECとして、そして隊長として、下心の目的は唯一つなのだろうから。
「とにかくだ。初島達がここに居るという事は、この辺りで間違いないんだな?」
「多分ねー。方位は間違ってないし、地図を見ても……ほら、あっちに海岸が見えるからさー」
地図を確認し、優が指差す先には休憩の為に向かおうとしていた海岸が確かにある。
ともなれば、目的であった猫の鼻と呼ばれる地点にたどり着いたのは間違いないのだろうと、龍八も確認が出来ていた。
「そうか、なら問題ない。とりあえず一度休憩は取りたい所だがな」
龍八と下心もまた、優達と同じようにここまでの道程はほぼ強行軍と言ってもいいほどに突き進んできていたのだ。
昼を迎えようとしている時間を見れば、少しばかりの休憩は必要だと龍八も判断していた。
「それじゃ、一緒にそこの海岸まで行こうかー。おーい、二人共ー!」
優が鋭二と下心に対し声を掛け、共に海岸へと向かう事を伝える。
――だが、それと同時に四人は妙な匂いに気がつく。
「……なんだ、これは……?」
龍八にとっても嗅ぎ慣れない匂い。
表現するならば、甘く、何かを誘うような、そんな印象を与えていた。
「もしかして、これがその匂いってやつか?」
鋭二が口にするのは、言い伝えにあった【芳しい香り】である。
しかし、その香りは風に乗り弱く漂ってくるだけで、海岸へと開けた場所があるこの地点とは距離があるとも、鋭二は判断していた。
「ならこの近く!? 待ってろおっぱいの実!」
が、そんな事は知ったことではなく、食欲より性欲、そしておっぱいを最優先する形で下心が一番に森の中へと走り出す。
「待て、下心!」
共に来ていた龍八は、その下心を追うように森の中へと走り出していた。
「……あの様子だと、絶対食べるよねー」
「だな。しょうがない、俺達も行くか」
食べる食べないは別として、木そのものと実の確認だけは優と鋭二もしておきたいのだ。
昼食を諦める形で、二人もまた、下心達を追う為に匂いを辿り森の中へと姿を消していく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月02日
参加申し込みの期限
2013年06月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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