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【星幽塔】第十階層 本の迷宮
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☆準備
図書館一階には、15人の訪問者たちが集まっていた。
「話は聞かせてもらいました、黒い影に本が汚されて困ってるんですね。アストライアさん私も黒い影退治を手伝います!」
金髪ポニーテールの小柄な少女、
リリエル・エーテライト
がアストライアに言う。
「文字は思いや知識を他者と共有できる優れた発明品、書物は智の集合体だよ。だから、それを蝕まれるのは我慢ならんな」
八神 修
もクールに言った。修自身、図書館等は日ごろから利活用している。
「みなさん、ありがとうございます……」
不安そうだったアストライアの表情が少しだけ柔らかくなった。
「いえ、困ってる人を助けるのは当然の事ですからお気になさらず」
リリエルの背中には天使のような羽が生えている。
その姿通り、困ってる人を見過ごせない性分なのだ。
まだ表情に硬さを残しているアストライアに、修は尋ねる。
「状況を確認したい。『影』の目撃位置、場所、時間、被害本の種類等だ。規則性や特徴は探索の目星になるからな」
「はい……影が現れるのは地下1階から5階にかけてです。しかし時間や本の種類についてはまだよくわかりません。場所についても……」
ギギギギ……
「うおっ?!」
か細く、少しハスキーなアストライアの声をさえぎったのは、書架の軋みと
御剣 刀
の声だった。
刀の近くの書棚が急に動き出し、位置を変えたのだ。
「ここの書棚は自由に位置を買えることがあります。1階は人を傷つけないよう制御可能ですが、地下となるともっと動き回るので、館内図はありますが場所の特定は困難なのです」
「そういえば黒い影の退治方法ってどうすればいいのでしょう? 全部探して倒すとなるとかなり大変そうですが……」
リリエルの疑問に、アストライアが説明する。
「オーブに火を点せば、黒い影は消えます。オーブは地下5階にあります。私が行ければいいのですが……ごめんなさい、私は足手まといなので、地下の案内はスピカに任せています」
「よろしくにゃ♪」
三毛の猫耳や尻尾を揺らしながら猫目のスピカが言った。
「ふむふむ、地下5階のオーブに火をつければよいと。それなら何とかなりそうですね!」
納得するリリエル。
「僕はルト、苗字はカエシウス。どうぞよろしく。僕も地下書庫に行くよ、地下書庫の本も気になるしね。アストライアさんの役にも立ちたいから。スピカさん、案内をお願い出来るかな?」
プラチナブロンドの髪に、やや紫寄りの青色の瞳の
ルト・カエシウス
が言った。
「喜んで、なのにゃ」
スピカが元気に答える。
「地図をタブレット撮影することにしよう。本棚が動いても位置の目星になる」
修は持参したタブレットを取り出した。
修の隣で、寝子高制服に回復職風の白い外套を羽織った
椿 美咲紀
が頷く。
「ランタンもマグライトも用意してあるのです! 黒い影の対処をしながら最深部目指しオーブを灯すのです」
(スピカ可愛いなぁ、うふふ)
と同行を嬉しく思う猫好きの椿だ。
熱い視線を注いでいるのは椿だけではない。
(アストライア嬢綺麗……スピカちゃん可愛い……猫ー……はっ!?)
金色の盗賊衣装を纏った
恵御納 夏朝
は、スピカの目や猫耳、尻尾に心奪われそうになり我に返る。
「……本を蝕む影は早急に対処しよう。という訳で、僕も頑張るよ!」
「ここの本は塔の人達にとって大事な物のはず! そいつをこれ以上蝕まれる前になんとかしなくちゃな! 戦衣着装!」
特撮ヒーローに憧れる熱血少年
風雲児 轟
は、ろっこんで『ザ・ストレイト』に変身する。
「火が灯ったら、珍しい本や何か落ちてねぇか探して持って帰りてぇなー」
ぱっと見20代後半の細マッチョ、
グレッグ・グロッグ
がランプを手に言う。
普段は煙管を愛用しているが、今回は封印だ。
「星幽塔には本当、いろんなものがあるなあ……今度は図書館か」
赤髪童顔の
ロベルト・エメリヤノフ
の言葉に、
「本も気になるけど……やっぱ影退治が先、かな」
と青みがかった髪でつり目の
来島 アカリ
が隣で答えた。
二人の後ろでは、色白でエルフのような尖り耳を持つ
アルレッテ・ザメニス
が思案していた。
(此処には歴史の本もあるんだね。心惹かれるけど読書中に邪魔されては困るし……まずは地下へ降りてみようかな)
ボサボサな髪で童顔な
新田 亮
は、鷹の胡椒を核熱トマトにかけて食べていた。
鷹の胡椒を摂取すると神経が研ぎ澄まされ、一時的に静的視力、動体視力ともに大きく強化することができる。
核熱トマトは食べると一時的に物理攻撃力をアップさせてくれる。
食べ終えた亮は仲間たちに言った。
「提案があるんだ。隊列を組んで、スピカや治療する人達を列の中心の安全な場所へ居てもらうようにしたい」
「回復なら任せてほしいのです」
美咲紀が手を上げる。美咲紀のろっこん『舞花の祈り』は、花を持って舞うことで自分以外の怪我を治す能力だ。
自分の怪我は治せないため、美咲紀にとってもありがたい提案であった。
「俺はスピカの護衛をする。体を張って守るからな」
亮はそう言ってスピカの脇に立った。仲間が怪我をしたときのため治療に使う星型の薬草も用意している。
「ありがとにゃ。でも無理はしないでほしいのにゃ」
スピカは言った。
「みなさん、どうぞよろしくお願いします。お気をつけて……」
頭を下げ12人+スピカを見送るアストライア。
(見かけよりハスキーな声だな……風邪をひいているのか、それとも地声なのか)
修は頭の片隅でそんなことを考えていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月08日
参加申し込みの期限
2017年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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