this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第十階層 本の迷宮
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
★地下二階
地下二階は地下一階より暗い感じがした。
かび臭いような古い本の匂いが漂ってくる。
(途中で影が不意打ちするかもだし、盗人の光の勘も頼りつつ、周囲に警戒しながら進まなきゃ)
夏朝はそう思いながら、懐中電灯を手に後ろに控えて歩いていた。
「それにしても凄い迷宮ですね、これは一人だと絶対迷ってしまいそうです。スピカちゃんからはぐれないように気を付けないと……」
リリエルがスピカの背中を追う。
「そうだ、逸れた場合に備えて、これを全員に渡しておこう」
亮がアスパラのようなものを取り出し、配り始めた。
「これは?」
刀が尋ねる。
「一見普通のアスパラだが、穂先を弾くと発光し、同じ親茎から生えたもの同士で光が伝播していく性質がある。簡単な連絡手段として使うことができるアスパラアンテだ」
修が説明する。
「それは便利だな」
だがアスパラアンテナを渡している最中に。
(何か来る!)
手甲についた戦輪が光り、危険を感じて振り向いた夏朝の背後に、突然書棚が移動してきた!
「あぶねえ!」
(どっから黒い影が来るかわかんねぇし)と夏朝と同じように後方で警戒していたグレッグが助けに入った。
夏朝は書棚から逃れるが。
バーン!
助けに入ったグレッグが挟まれてしまった。
「だ、大丈夫?!」
慌てて駆け寄る夏朝。
「俺の方が挟まれちゃ世話ねえな、バーン!! ってな」
軽いノリで言うグレッグだが、なかなか書棚の間から抜け出せない。
「ごめんなさい、僕を助けるために……」
青ざめる夏朝だが、グレッグは平然としている。
「まあいい、この手の仕掛けにかかるのはいつもの事だ」
鋭い眼光のグレッグだが、ノリで行動することが多くよく罠に引っ掛かる。
回避の高さで致命傷を避けていることが多いのだが、非常に危なっかしい。
「なかなか抜け出せねぇなら関節外して出るか」
そのとき、本棚から何かが湧き上がった。
黒い……煙とは違う、影としか呼びようがないもの。
「来たぞ!」
刀が皆に注意を呼びかける。
轟の反応も早かった。
「全力で倒す! オーブを優先する、とは言ったけど放っておくとは言ってない!」
すばやく影の前へ出ると、肘まで覆う無骨な篭手【ホープ・ストライク】を構える。
闘士の光が変化して生まれた篭手を鍛冶屋で強化してもらったもので、拳全体と腕の外側の部分の装甲を厚くなっており、ある程度の攻撃を防ぐ盾の代わりにする事ができる。
「今回も星の力、お借りします!」
影の動きを見ながらフットワークを駆使して動きに対応する。
(本ばかりだな、これらを傷つけないよう気を付けて戦おう)
刀もそう考えながら日本刀を振るう。
「光を食らうのです!」
美咲紀はマグライトの光を当てて、黒い影が離散しないか試す。
一瞬影の動きが止まったが、すぐにまた動き出した。
「これ、本当に影? それとも影っぽく見える粒子状物質?」
美咲紀が疑問を口にした。
「おまえたちの目的は何だ?」
修が意思疎通を試みるが、返事は返ってこない。
「駄目なら魔風をぶつけましょう!」
美咲紀が片手杖を振りかざす。
先端が白い翼を広げているデザインの杖には、魔風の光が深緑色の観葉系蔓性植物のようなな形状で巻きついていた。
魔風の発動と同時に、緑光が白翼部分に一瞬走査線のように煌めく。
魔風を浴びた黒い影は、散り散りになって消えた。
「実体のある敵ってことなのです。物理攻撃も通ると思うのです」
美咲紀の言葉通り、轟や刀の攻撃で黒い影は消えていった。
とりあえずあたりに黒い影はなくなったようだ。
「非生物か生物かまだ判断できないな」
修が考え込む。
「……あれ、恵御納はどこへ行ったんだ?」
あたりを見回した亮が声を上げた。
夏朝と、書棚に挟まっていたはずのグレッグの姿が消えていた。
「恵御納! グロッグ! どこだ!」
修の呼びかけにも返事はない。
「たまに書棚ごとワープすることがあるにゃ」
スピカは呑気に言った。
「もうこの階にはいないかもしれないにゃ。探すより、オーブに火をつけたほうが早いにゃ」
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第十階層 本の迷宮
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月08日
参加申し込みの期限
2017年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!