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【星幽塔】第十階層 本の迷宮
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☆戦いを終えて
「これで問題は解決しましたね!」
オーブで明るくなった迷宮内を見回しながら、リリエルが満足そうに言う。
「あ、せっかくだから帰る前にここの本読んでみてもいいですか? 迷宮の奥にある本、私気になります!」
「構わないにゃ。スピカはアストライアさんに報告して、後で迎えに来るにゃ」
「あー、珍しい素材や宝の情報ゲットしてぇなー……なんか収穫はあんのかねぇ」
グレッグが書架の本に手を伸ばし、読み始める。
「あ、僕も地下の本読みたいけど……影への対処法や星の光の手掛り等とか知りたいので。あの、手伝ってもらってもいいですか?」
ほっと一息ついた夏朝が、遠慮がちに声をかけた。
グレッグは、
「しょうがねーな」
と向き直る。
「もう地下は十分だよ。俺は一階で演劇の本を探してみよう」
アカリが言うとロベルトも、
「僕は一階で芸術や美術関係の本と……」
「美少年の本?」
言いかけるロベルトにアカリが言葉をかぶせる。
「そう、美少年の本! 読んでみて良い本だったら星の力を使ってみるよ。さっきザメニスさんが使ってくれたとき、僕の力も変化したみたいなんだよね」
ロベルトとアカリと入れ替わりに、綾花はメモを手に地下書庫へ降りてきた。
「時間の許す限り読み続けたいです」
幻視の光で地下書庫の本を読み続けた綾花は、気になる文章を見つけた。
『月華世界から星幽塔にやってきた者もおり、種族の力を使えなくなる代わりに星の力を得た。現在は門が閉じられているという』
「みなさん、ありがとうございました」
スピカの報告を受けたアストライアの表情は晴れやかだった。
「今お茶を淹れますね。ご一緒に庭で飲みましょう」
そう言って準備を始めたアストライアの手元を見て梢は気づく。
(意外と大きい手ですね……)
ハスキーな手も、大き目な手足も、アストライアの美しさを何ら損なってはいなかったが。
(ひょっとして乙女座のイメージを気にしたりしてるのでしょうか……)
胸や腰の線が目立たないアストライアの服装を見ながら梢はそんなことを思った。
「薬草や歴史の本は……」
アルレッテのつぶやきを聞きつけ、梢は声をかける。
「薬草の本を探してるんですか? ここに図鑑がありますよ、情報交換しません?」
「それはありがたい」
「今度、此処でゆっくり本を読んでみたいな。ここで1週間過ごせそうだ……そういう訳にもいかないけどね」
ルトが名残惜しそうに言った。
「本は次の月齢まで貸出できますので、カードに記入してお持ちください。今日は満月なので、次の満月までですね」
アストライアが言う。
「他の階層にも持っていけるんですか?」
綾花の問いに、
「はい。連絡なく貸出期間が過ぎた場合は、本は自動的にこちらに戻りますので返却にくる必要はないのですが」
アストライアが微笑む。
「ぜひまた、本を借りにきてくださいね。希望者の予約がなければ延長手続きもできますから」
「黒い影が何なのか、ここにある本を読めば手がかりがつかめるかな」
そう思って刀は本を探したが、黒い影についての記述は見つからない。
(探し方が悪いのかな……いや)
刀は考える。
現れるようになったのが最近のことならば、本には載っていないのではないか。
あるいはもう、肝心な本は蝕まれてしまったのか?
(黒い影は各階層のオーブに灯を灯すと消えることが多いな)
ゴンザレス太郎のことを刀は思いだしていた。
止まってあれこれ考えるより、てっぺんまで行ってみればわかることもあるかもしれない。
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あとがき
担当マスター:
天村花海
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました。
マスターページでしょうもないエイプリルフールのネタを書いたら、時間がないのに本当にリアクションが1ページ消えてしまった天村です。
これからはまめに保存したいです;
初めての星幽塔、慣れない戦闘もので。
スケジュール的にはタイトでしたが、皆さまの熱いアクションのおかげでノリノリで書き進めることができました。
本の迷宮についてまとめておきます。
・十階層すべてが迷宮ではなく、迷宮の外の世界(主に森)もある。
・書棚は利用者の読みたいジャンルに応じて移動してくることもあるが、違う棚が来ることもあれば、通路が動いてしまうこともある。
・迷宮だが、管理側は人の居場所を把握できるので、オーブが灯っていれば基本的に遭難はしない。
・貸出可能、期間は次の月齢まで(満月なら次の満月まで、一ヶ月)、10冊まで。
・貸出期間をすぎて連絡がない場合、本は別階層からでも自動回収される。(返却された旨の通知が残る)
返却にこなくても済む便利システムですが、またアストライアやスピカに会いに来ていただければ幸いです。
ちなみに二人だけでなく職員はもっといます。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月08日
参加申し込みの期限
2017年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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