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寝子島高校
寝子島は撮影されている ~はたらくって、すばらしい。
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【Voicelog_010.wav】
「うーん。参ったなこりゃ」
「そりゃああの子と話してる分にゃ、ただの『プロデューサーさん』で事足りるだろうが……俺自身もカメラに映るとなると、ま、そういうわけにもいくまいよ。さて何か、気の利いた名前は無いもんかね……」
「えー。あー、うーん」
「…………ふむ。『にいで ひめこ』、か……ふーむ」
「そうだな、よし。決めた! 今日から、俺の名前は…………『新出父 譲』だ!」
【『Primitive hunter』(1)】
(これは、気持ちイイですねー!)
ぎらつく太陽。これでもかと青い空にぷかりと浮かんだ雲、あまりにも爽やかな光景。それらを一片たりとも邪魔することのない、見渡す限り、なだらかで緑いっぱいの平原。高いビルはおろか、電柱や電線の一本だってありはしません。
何しろここは、原始時代! 人類で初めての狩人たち、すなわち『Primitive hunter』たちが活躍した、始まりの世界なのですから。
眼下を駆けていく、無数の草食動物たちを優雅に見下ろしながら、
屋敷野 梢
は澄み切った空気を堪能します。
梢は今、ろっこんによって美しい蝶へと姿を変えていて、
(さてさて、えー……名前は何でしたっけ。まぁいいや、トリ君! よろしくお願いしますねー?)
ちょこんと背中に乗っかった彼女を運んでいるのは、一羽の鷹です。
梢の引いたメソッドカードは、『原始の猛禽類』。ひとりの鷹匠とセットになったこのカードは、彼女が自由に命令を下すことのできる鷹を、ヘルプスタッフとして登場させてくれました。
少々ムサ苦しい、原始人のマッチョなおじさんが遠くで手を振っているのが見えて、梢は内心ちょっぴり苦笑い。鷹匠のおじさんのみならず、仲間の原始人たちは筋骨隆々で勇ましくも、何だかフレンドリーだったりするのです。
(……! いました!)
空を行く梢の役割は、偵察です。自在に宙を舞う鷹の機動力、上空から見下ろす蝶の目を組み合わせ、探していたのは仲間たち全ての空腹を満たす、実に食べ甲斐のある獲物……そう。マンモスの群れ!
梢は仲間たちへその位置を知らせるべく、鷹とともに青空を切り裂くように急降下、猛スピードで飛んでいきました。
うっそうと茂る森の樹々、頭上で重なり合う葉が落とす影の下へと身を潜めながらも、
毒島 虹子
はうきうきとして笑います。
「私、古代の世界……もとい、古代の世界の美については、一度学んでみたかったんですよね」
くるり、くるん。ステップしてターンすると、動物の皮で作られたワンショルダーのワンピースの裾がひらりと翻って、虹子の笑みはますます深まります。
「原始の服飾に、石槍や短剣……単純な道具の中にも、文様が入れられていますわね。美というものは、人間の本能の中に刻み込まれているものかもしれませんわねぇ? うふふ。そう、絶望の感情と同じように……」
「まさかの原始人ライフ到来かぁ、確かになかなか、興味深いよねぃ。でも、楽しんでばかりもいられないみたいだよぅ?」
同じく獣皮の服を身に着けた
呉井 陽太
も、口調はのんびり。けれど指差した先の光景を見ると、確かにあまり、ゆっくりとはしていられないようです。
「これがマンモスかぁ、さすがにデッカイなぁ」
偵察役の梢が見つけたのは、大人から子供まで、大小様々な十数頭からなる大規模な群れで、こうして間近で目にすると、何とも大迫力です。
「さあ、お仕事開始ですわね♪」
「うん、やろっかぁ」
森の側を通過していく群れから、獲物となるたったの一頭を分断して誘導するのが、ふたりの役割。
まずは虹子がくるりと振り返り、呼びかけます。
「それでは皆さん、お願いしますわぁ」
「うむ、任せてくれ」
うなずいたのは、火の付いた松明を掲げる、幾人かの原始人たち。虹子の引き当てた、『部族の仲間たち』カードによって登場した彼らは、頼もしい味方です。
その中心へと陣取った虹子はさっそく、ぱちり! ウィンクをひとつ。途端、ぷしゅうと噴き出した白い煙幕が、松明の炎からもくもくと立ち昇る煙と絡み合って、周囲へと広がっていきます。
煙はマンモスの群れのほうへ風に乗って流されていき、それに慌てたのか、何頭かが鼻を振り上げて鳴き声を上げました。
「お次は、オレの番だねぃ」
すかさず、陽太が動きます。手のひらの上で、ぴょこん、ぴょこんっ! と手を上げたのは、
兎のウー君
を始めとした、お得意の粘土細工たち……原始時代にもそれらを持ち込めていたことにひとつ安堵しつつ、ちょいっとお尻を突っつけば。どぎゅん! 飛び出した人形たちは、一直線に煙の中へ。
「ウー君たちが、こっちこっちー♪ って気を引いて、マンモスをおびき寄せてくれるからねぃ……うん?」
「あら。地面が揺れてますわね?」
ずずずずず……何やら足元へ響く震動に気付くと、ふたりは顔を見合わせます。
ずずずずず……どどどどど!
「ま……マンモスきたぁ!」
ウー君らはちゃんと仕事をしてくれたようで、一頭の大人のマンモスが煙の壁をぶち破り、こちらへ向かってやってくるのが目に入りました。ずどどどどっ! 猛然と、スゴイ勢いで走りながら、樹々を蹴倒し跳ね飛ばしながら!
「散れ、散れー!」
だっ、と分かれて逃げ出した部族の仲間たちに続いて、陽太と虹子も一目散。全力ダッシュ!
「逃げ足ならまかせろーっ♪」
「このまま、皆さんのところへ誘導して……あら、分かれ道ですか?」
森の出口あたりまで逃げたところで、道の真ん中にごろんと、大きな岩がひとつ。
陽太は思い出しました。彼が引いたのはタイムリミット短縮のアクシデントカード、『分かれ道の選択』……この状況はつまり、
「右に行くか、左に行くか? 制限時間はあと10秒! 外せば罰ゲームって感じかなぁ!?」
「うふふ、10秒なんてありませんわよぉ? さあ、どっちに行きますか?」
目の前には分かれ道。背後には猛り狂ったマンモスが、猛然と追いすがります。それでいて歌うように、虹子は楽しげに、判断を丸投げ。陽太は粘土細工を動かして、マンモスの毛を引っ張ったり鼻の中へ入ってみたり、妨害による時間稼ぎを試みるものの……タイムリミットはどう見積もっても、あと数秒!
「…………よーし! こっちに行くよぅ、マンモスさんこっちこっちー♪」
ざっくざっく。大きな穴の底へ降りた
龍目 豪
は、パワフルに土をかき出していきます。
「原始の時代を探検、だなんてなー」
そう、彼は探検部の部長さん。いかにゲームとはいえ、原始時代をその足で闊歩するなどというシチュエーションはまさしく、心躍る冒険の一幕といったところでしょう。
豪が手にしているのは、メソッドカードの中にいくつかある『打製石器』カードシリーズの中のひとつで、スコップ状の幅広く平たい、良く磨かれた石の道具です。これをメンバーに配布し、自らもざくざくと探検部で鍛えた腕を振るうこと、しばしの後。
「……よし、完璧だぜ!」
出来上がったのは、地面にぽっかりと開いた、直径、深さともに数メートルにもなる大穴。マンモス用の落とし穴!
「こいつで足を封じれば、こっちのもんだ。あとは、あいつらが上手いこと、一頭だけおびき寄せてくれれば……おっ!」
「あ、来た来た、きたよー!」
同じくスコップ状の石を手に、穴掘りを手伝っていた
桜庭 円
が叫んで、平原の一角にもくもくと立ち昇る白煙を指差します。
「桜庭、誘導頼んだぜ。ここからが本番だ!」
「おっけー、任せてよ!」
ずどどどど、ごごごごご! 揺れ始めた地面……ふたりは気合を新たに、石槍や弓矢を手に取り、身構えました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
前回シナリオ
寝子島は撮影されている ~ひめこの世界
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月01日
参加申し込みの期限
2016年05月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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