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寝子島(全景)
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寝子島高校
寝子島は撮影されている ~はたらくって、すばらしい。
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【インポッシブル大作戦】
「……で。終わりか?」
気付けば、元の場所。鷹揚に首を巡らせた
如月 庚
の目に映るのは、先ほどに放り込まれた、あの楽屋のような部屋。どうやら無事にゲームクリア、仲間たちもひとりとして欠けることはなく、ここへと戻ってくることができたようです。
「やれやれ。どうにか乗り越えられたが……これで何か、御大層な対価がもらえるって話だったがな」
「これで秘子ちゃんの謎に迫れるのだ? でもとにかく、みんな無事で良かったのだひと安心なのだ~」
畳の上に座り込み、ほうっ、と大きく息を吐いた
後木 真央
。レンズ・キャッツの福ちゃんがお腹の上にひょいと乗り、ぺろりと口元をひと舐め。
「んふふ、不思議なゲームでしたけれど、楽しかったですね♪ わたくし、ばたばたとしてしまって、あまりお役に立てませんでしたけれど。後木さんはいかがでした?」
「あっ秘子ちゃんも無事だったのだ何も無くて良かったのだ……! 真央ちゃんは生存者を探したり火を消したり、避難はしごを見つけたりしたのだ熱かったのだ~」
「まあ! 大活躍だったんですね。んふふっ」
足を崩した秘子がにんまりと笑うと、真央は何だかくすぐったくて、頭をかきました。一緒にゲームを遊んであげて、彼女をリラックスさせてやる、という一応の目的のひとつは果たされたようで、真央はひとまず安堵します。
「それで、これからどうなるんだ?」
原始時代で大仕事をやり遂げた
龍目 豪
は、どこか満足げではありながら、残る疑問もあり、仲間たちへ問いかけます。
「まぁ、俺はもう十分楽しんだけどな。でも、何かもらえるって話なんだろ?」
「『MFS!』について……それに、胡乱路先輩についても、教えてもらえるっていうお話でしたけど……」
勅使河原 悠
は秘子を、次いで楽屋のあちこちでくつろぐレンズ・キャッツたちを見つめます。先ほどのゲームも、そして今この時も。黒猫たちのレンズは、全てを撮影し、どこかへ送信しているのでしょう。
見られているのでしょう。『視聴者』たちに。
(そう……一体、何のために……?)
それをこそ、あの男は、教えてくれるというのです。
といって、そんな謎を追及しようという人々ばかりではなく、
朝鳥 さゆる
はさしたる興味も示さずに、つまらなさそうにため息を漏らします。
「で。あたしたちは、いつまでここにいれば良いのかしらね」
部屋の扉は相変わらず閉じられたまま、出ることはできません。仕方なしに、彼らは先ほどのゲームについてそれぞれに感想を述べたり、テーブルに置いてあるお菓子の類へ手を伸ばしたり、垂れ流されているバラエティ番組を取り止めなく見つめたり、漫然とした時を過ごしているところです。
まるでテレビタレントが、次の出番を待つように。
「ま、俺もあんまり、興味は無いんだけどねー」
そして。
八十八旗 信彦
が、部屋に佇む女性陣を気づかうように、ひとつにっこり、爽やかな微笑みを浮かべた……その、直後のことでした。
「新出府さんの情報? うーん、要らないね! 俺には、レディたちとこうして一緒に、素敵な時を過ごせることのほうがよっぽど大切で……」
「ま、そうつれないことを言わんでくれよ? キャプテンNOBUHIKO」
壁に据えられたスピーカーから、不意に、聞こえました。
声が。それは紛れも無く、あの男の。
「コングラッチュレイション! ってやつだな、ゲームはお見事、オール・クリア! さて、今度は俺が、お前さんたちの奮闘に応える番だな…………そうさ。その時が来たのさ、ようやくね」
部屋に起こった変化は唐突で、誰もが予想だにせず、目を見張ったことでしょう。
がちゃり、と外されたのは扉の鍵ではなく、天井でした。
「これは……」
ぽっかりと開いた頭上、
日暮 ねむる
が見上げたのは……星空。瞬く星々と、それに異様に近く、異様に赤い、巨大な月。
「……みんな、気を付けて!」
すぐさま身構え、鋭く仲間たちへ言い放ったねむるの目の前で、部屋はさらなる変化を遂げていきます。
がちゃ、がちゃりと周囲から聞こえた音。ばたばたばたと、何か……大勢の人間が慌ただしく動き回っているような、たくさんの足音。
「ありゃ~……これはちょっと、ビックリだねぃ」
呉井 陽太
の細めた目の奥で、きらりと輝く光。警戒を増しながらに、彼は見ました。
壁が。四方の壁、その一枚一枚がぱかりと取り外されて、吹き込んだ冷たい冬の外気が一気に、彼らを取り巻きます。
突然に、大道具を撤収するように取り外されていく、ハリボテのような四枚の壁。いまや一枚の板に過ぎないそれらを運んでいるのは、左腕に赤い腕章を付けた、テレビスタッフらしき無数の人々。
「……ああ。そこにいたのね」
神薙 焔
が投げかけた挑戦的な瞳に、男は、にやり。前歯にはまった金歯をひとつきらりときらめかせて……おもむろに。
新出府 譲は、首元へと手をやり、あごのあたりを掴んで、ぐいと引っ張り。
自らの顔、かぶっていたマスクを、しゅば! 颯爽と脱ぎ去り、その正体を現しました。
「…………決まった! いつか、
これがやりたかったんだ
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
前回シナリオ
寝子島は撮影されている ~ひめこの世界
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月01日
参加申し込みの期限
2016年05月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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