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【星幽塔】その希望に火を灯せ!
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●終局、希望を繋ぐ為に
「また増えましたね」
「もう突っ込む気力もないわ……」
冷静な
エレノア・エインズワース
の声に、
桃川 圭花
がややげんなりとした笑みを浮かべて戦鎚を構える。
「あの群れを倒さないと、扉を塞ぐのは難しそうだ。幸い、こっちに向かってきてくれてる戦力もあるみたいだから……もう少し頑張ろう」
ろっこんの力で戦況を見ていた
澪乃 湊弥
が励ますように言うと、
握 利平
がろっこん『にぎりっぺ』を発動させながら先陣を切った。
「それじゃいくぜっ! 喰らえ! 『にぎりだま』!!」
握り締めた拳内に集められた気体を、圧縮したまま黒影の群れに投げ付ける。すると、圧縮されたそれは黒影に当たって一気に解放された。強い突風を浴びる形で、黒影の群れが崩れる。
その隙を突いて、エレノアが少し離れた場所からろっこんの力を使って足止めをし、態勢を崩したモノから狙って
八神 修
がボウガンを連射する。それは綺麗な連携で効率的に増えた黒影を減らしていく。
そして扉の方から退却してきた
卯木 衛
と
鮫ノ口 礼二郎
、
御巫 時子
が彼らへと合流した。
「ちっくしょー、ダメだった! アイツ、全然喋らねえんだ」
「はい……こちらが言っていることはわかっているようなのですけれど……実体のない、影のようなものだからでしょうか……?」
湊弥の隣に並んだ衛は、悔しそうにそう零す。閉じた赤い和傘を構え直し、修の隣に並んだ時子も謎の生物と会話した時の様子を応戦しながら話した。
「実体がないのか……だから喋れないのか、そもそも喋ることができないのか……。それか実体はどこかにあって、意識体だけ飛ばして高みの見物といったところか」
修の鋭い意見に、時子はそうかもしれませんねと同意を示す。礼二郎は黒影の攻撃が後衛に届かぬように立ち回りながら、自分のろっこんの力を軽く説明した上でやはり二人と同じ意見だと述べた。
「それだと、まだこっちの黒い影の方が喋ってくれるってものよね」
「喋りもしないモノにこれ以上構っても仕方ないですからね、さっさとオーブに触れてしまうか黒い影をもう一度尋問するか……」
「しかしこの影もたいしたことは喋ってくれはしないだろうな、敵にペラペラ情報を漏らす奴も早々いないだろう」
圭花とエレノアが、それもそうだと修に頷く。そもそもまともに喋ってくれると期待していたわけでもない。
「なら、早くオーブに触れてこの状況を打破するしかない、かな」
「その方が俺にはわかりやすくていいな!」
湊弥が杖を振るって自分に近付いてきた黒影を地に叩き伏せながらそう言うと、利平がそれに止めを刺すように拳を撃ち付けた。
「ああ、これくらい減ったなら丁度いいと思う。扉を塞ごう」
修のろっこんは集中していなければ使えない。その間は無防備になってしまうことを話せば、礼二郎と時子が護衛を申し出てくれた。
「それぐらいの助けはさせてもらおう」
「はい……近寄らせないように、頑張ります……!」
「ありがとう、助かるよ」
修が走り出すと、2人もそれに追随するかのように走り出した。
次は俺たちが黒犬を倒す番だと
風雲児 轟
がやや前に出て、それに合わせるように
桜庭 円
も動いた。負傷した
月居 歩
を
エヴァ・ブランシェ
が守る形で二人は
鴻上 彰尋
の隣へと下がる。
すかさず彰尋が魔道書を開きその傷を癒す為に癒しの力を使う。
「大丈夫か? 全く、見てて肝が冷えた」
「これくらい……と言いたいところだが、予想より牙が食い込んだな。普通の犬とはやはり違うということか」
痛みに顔を顰めながら袖を捲くると、痛々しい噛み傷と鮮血が流れ出すのが見えた。エヴァが止血にとハンカチを傷よりも上に巻いてきつく縛る。
「悪い、汚れたな」
「構わないわ、気にしないで。それよりも新手が来たみたいよ」
歩が血で滲むハンカチに目を遣りながらそう言うと、エヴァは新たに生み出され、自分達へ向かってくる黒花を火の玉で撃ち落していく。
「……っ少し数が多いわね」
黒花だけならまだしも、黒影もこちらへ向かってきている。このままでは黒犬を倒すどころではなくなってしまうのでは……そうエヴァが思った瞬間だった。
「助太刀いたしましょう」
法衣の長い袖がばさりと舞うのが目の端に映る。それから、数珠の音。地に落ちる黒花を見て、エヴァは視線を隣に並んだ人物へと向けた。
齋藤 智照
がにこりと微笑むと、
時高 クレオ
と
水上 桜
も黒花を倒す為にエヴァの横に並ぶ。
「お手伝いするわ!」
「黒い花は私たちに任せて!」
桜が牽制射撃を行い、自分へ花の注意を引き付けると、クレオがその隙を狙って火の玉を撃つ。撃ち漏らした黒花は智照の拳が砕いていくと、エヴァも負けじと火の玉を撃ち放った。
轟と円も歩とエヴァが黒犬を倒した事により、次は自分たちの番だともう1体の黒犬相手に奮闘していた。円はろっこん『ブレイブハート』を発動させる為に積極的に黒犬へと向かっていく。
黒犬の足や顔を参考にしつつ動きを予測し、ボクシング部仕込みのサイドステップを華麗に踏んで紙一重で攻撃を避けたり、火の玉を交えた撹乱攻撃で黒犬を相手取る。
「これ、いいトレーニングになりそう、だよねっ!」
「息上がってるじゃねえか、無理すんなよ!」
そういう轟の息もやや上がってきているので、人のことは言えた義理ではないのだが無理もないことだ。普通に大型の犬と遊ぶという行為をするだけでも、犬の体力に敵う人は少ないだろう。
「そろそろ、なんとかしないとだよね」
「ああ、こっちも腹を括るしかねぇってこと……って、こっちに黒い影が向かってきてるじゃねえか!」
そう言われて、円は黒犬とやや距離を取ると轟が目線を向けた方向に軽く目線を向ける。確かに、扉からまた多数の黒い影が出てきて、まるで黒犬が1体いなくなった穴を埋めるかのように数体こちらへ向かってくるのが見えた。
「あれ、これってちょっとピンチってやつだよね!?」
「ちょっとで済めばいいけどな!」
退くか、否か。そう考えた瞬間、轟は聞きなれた声を耳にした。
「ちょいとお困りみたいやな、手伝おか?」
「浅沼か! 頼む、助かるぜ!」
「私たちもお手伝いしますからねー」
浅沼 柳司
と
屋敷野 梢
が手を振り、
如月 庚
はその後ろから静かにろっこんを発動させている。そしてそのまま、轟と円を追い越すと2人に向かってきていた黒影へとその拳を叩き入れた。
「おー、さすが如月くんです、私も負けてはいられませんねー!」
「1人で全部やっつけそうな勢いやな。俺らも行くかー」
力強い援軍に黒影を任せ、改めて轟と円は黒犬へと向き合う。
「コイツを倒せりゃ、俺たちも扉の方へいけるな」
「そうだね、よーしちょっと頑張っちゃおう!」
「おう!」
轟が先に前に出て、黒犬の攻撃を籠手で防ぎながらその拳を何度も撃ち付けダメージを重ねると、円へとそのポジションを交代する。轟の攻撃により動きが鈍くなった黒犬へ火の玉を何発か撃ち込み、更にダメ押しとばかりに噛み付く為に大口を開けた黒犬の口へガントレットを自ら突っ込んだ。
「ちょっと熱いかもだよ!」
そのまま拳を握り、ゼロ距離から火の玉を黒犬の口の中へ連続で撃ち放つ。たまらず円から離れた黒犬へ、
「これで終わりだぜ!!」
と、轟が最後の一撃を叩き込んだのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月29日
参加申し込みの期限
2016年05月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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