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【星幽塔】その希望に火を灯せ!
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●激戦、攻防の先
「ちょっと、こいつら増え過ぎなんじゃない!?」
戦鎚を振り回しながら、
桃川 圭花
が叫ぶ。
エレノア・エインズワース
は手にしたウォーターガンを黒影の足元に撒きながら、ろっこん『オールド・ジョーク』を発動させ、広範囲に渡って足止めを繰り返し、足止めされたモノを
八神 修
が後方より小型ボウガンで撃ち抜いて数を減らしてはいたが、如何せん数が多いのだ。扉が最初より開いた影響なのだろうか? 出現するタイミングが早まっているように思える。そして数も心なしか増えてきているようにも思えた。
握 利平
も前に出て、
「おりゃーっ!渦潮アッパー! 喰らえっ! 高波ラリアット!」
と、拳に捻りを加えたアッパーカットに下からすくい上げるようなラリアットを流れるように黒影へと叩き込む。そして足止めされている黒影が投げてくる黒い塊のようなものを、そのフットワークでなんとか避けていた。
「こいつに当たるとそこの動きが鈍るからな、皆気をつけろよ!」
それは利平の実体験だ。鈍った箇所は湊弥の治癒の光で回復が可能だが、今の
澪乃 湊弥
にその負担を掛けるわけにはいかなかった。
「握君! 言葉の分かる奴がいたら、こっちに投げて! ちょっとお話したいのよね!」
「ん? 情報聞き出したいから、コッチに投げろって?」
「なし崩しでどんちゃん騒ぎになっちゃったけど、もう少し文化的な交流ってやつがあってもいいでしょ?」
了解、とばかりに利平は自分に向かってくる黒影へ話し掛けながら戦闘を続行する。何体か倒していくと、手応えのある奴がいた。
「お前、口臭いぞ!」
その言葉に、確かに口の端を歪めてキヒヒと笑ったのだ。ビンゴだ! そう思いながら、利平はその黒影に技を掛ける。
「必殺! 『授業で習った巴投げ・改、鯨の潮吹き投げ!』」
それは普通の巴投げではあったのだが、狙い通り圭花の前へと黒影が転がっていく。
「相変わらずなネーミングセンスよね……でもありがと!」
「いいってことよ! それより、そいつ殴ってくるかもしれねーから、気をつけろよ!」
自分を気遣ってくれる利平に軽く手を振りながら、圭花は足元に転がってきた黒影を戦鎚で力任せに押さえつけた。そして上から覗き込むようにして、
「あなた達が一体どこからやって来たのか知らないけど……そこのところは今から教えてもらうわ。私達の世界へようこそ。……私はあんまり優しいほうじゃないと思うからよろしくね」
と、綺麗に笑って見せた。
「早速だけど、教えて? あのステラという子は、それにあなた達は何者なの? どこから来たのか、目的は何か……さぁ、答えてもらうわよ」
『キヒヒ、ナニかもわからねぇのにこんなことしてるなんて、ニンゲンってのはオヒトヨシでめでてぇなあ?』
「随分お口が達者なのね? 答えなさい!」
『オレたちはそういうモノなんだよ、オジョウサン!』
「そういうモノ?」
問い返そうとした瞬間、黒影が圭花に向かって黒い塊を投げ付ける。押さえ付けた相手の動きを注視していた為、圭花はこれをひらりと避ける。そしてこれ以上は喋る気配を見出せずに、その戦鎚で圭花は黒影に止めを刺した。
一方、エレノアも同じくしてろっこんの力で完全に動けなくした黒影へと質問を行っていた。
「何を目的に、どこから、どうやって、誰の差し金で来たのか答えて下さい。どうしてテオが来ないのかも、含めてです」
『オレたちがどこから来たのか見てなかったのかい、キヒヒ!』
扉の中からだと、暗に答えているようにも取れる。エレノアはちらりと扉を見てから、また黒影へと問い掛ける。
「では、テオについては?」
『そんなにテオが気にかかるのかい、オジョウサン! 知ってどうするんダイ!』
「なぜテオについて知りたいか?そうですね、例えば私は先生も警察官も怖くないんですが、それはあいつらはバットで殴れば死ぬって知ってるからです。でもテオはそうじゃない。だから色々知りたいんですよ」
その答えに、黒影は面白いと嗤うばかりで答えを聞かせることはなく、エレノアは答えを聞かせる気のないモノに用はないと魔水の光の力を振るった。
「さっきよりは減らせたが……あの扉から出てくるのを根本的にどうにかしないとキリがないな……!」
修が自分の周囲にいた黒影のほとんどをボウガンによる射撃で地に伏せさせながら、扉を見る。自分のろっこんの力ならば、あるいは出来るかもしれないと修は思う。けれどその間、自分に隙が出来るのも確かだ。
その時、治療を続けていた湊弥の、
「よかった、目を覚ましたね」
と、みつびを気遣う声が聞こえた。謎の生物と話をしたなら、何か聞けたかもしれないと修たちは湊弥の近くへと位置取った。
まだ少し意識がはっきりとしていないのか、みつびの声は弱かったけれど話をすることはできるようだった。
「まだ体調がよくないところすまない、あの生物は何か君に喋ったか?」
「ぜんぜん、何も喋ってくれなかったよー……こっちが言ってることはわかってるっぽかったんだけどね……」
修の問い掛けに、みつびが答える。それから、助けてくれてありがとね、と頭を下げた。
もう少し休んでいた方がいいと、クレオと桜が戦闘が行われている場所から引き離す為にみつびに肩を貸して後ろへ下がるのを見ながら、修は口を開く。
「あの扉から、あいつらが出てこないようにしたい。俺のろっこんでその辺の岩を砕いて扉の前まで飛ばしてみようと思うんだが、どうだろうか」
「そうだな、いくら星の力を借りてるっていっても、どんどん湧いて出てくるような相手との長期戦は正直キツいぜ」
修の案に、利平が頷く。
「岩を砕いたのを扉の前に積んだとして、それが崩れないようにしないと出てきちゃいそうだけどね」
「それなら、私のろっこんの力を使いましょう。八神さんが岩を積んだら私が水をコレで撒いて接着させてしまえば、崩れることはないと思います」
圭花の懸念に、エレノアが更に策を乗せた。水が乾いてしまうまでですけれど、とエレノアは付け足したけれど大量に撒かれた水が乾くのには時間が掛かるだろうし、何せ今は冬なのだから簡単に乾くとは思えない。
「では、その作戦でいきましょう。それともうひとつ、その作戦を実行するに当たって俺たちはここよりもう少し扉の近くに戦線を敷く必要がありそうだ。少し前で扉から出てきているモノと戦ってる彼らと合流しよう」
「礼二郎くんたちだな」
衛の言葉に、湊弥が頷く。戦況をひっくり返す為に、彼らはもう一歩前へと出て行くのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月29日
参加申し込みの期限
2016年05月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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