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【変態は平常運転ですが、なにか?】
「ちょっと待った! そこにいるのは主催者の加納さんね?」
呼び止められた加納は声のする方へ顔を向けた。
「どちら様でしょう? 今、少々立て込んでいまして……」
「それって、あと2時間足らずで船が爆発するから?」
泉月花は呆気にとられて返す言葉を失ってしまう。
それに対して呼び止めた女性――
鷹峰 凪
が人畜無害のスマイルを浮かべていた。
「初めまして、私、ニャコールの社長令嬢の
鷹峰 凪
って言います。御近付きの印に名刺交換を、是非」
鷹峰が差し出した名刺を丁寧に受け取る泉月花。
「これはご丁寧に。本日のイベント協賛、誠に感謝しています。これ、私の名刺です。よろしければ」
「ありがとうございます。頂戴いたします。……御社の取締役だけでなく芸能プロダクションの社長もされているのですねぇ。実に精力的で羨ましいです」
鷹峰は泉月花の名刺の肩書きに感嘆の声を上げた。
しかし、そこには宗教法人叢雲教団の名前はなかった。
「ところで鷹峰さん? 先ほどの話……、どちらで耳に入れましたか?」
泉月花は笑顔のまま言葉の節々に苛立ちを含ませる。
「私、本日はそんなことを一言も口にしたことがないのですけど。でまかせにしては突拍子もないですし、一体なんのことでしょうか?」
泉月花は爆発の話は公にしたくないようだ。
公にしてしまえばイベントは中断せざるを得ないし、乗っている観客たちがパニックに陥ることは明白だ。
だからこそ英雄たちに秘密裏に調査してほしいと願ったわけで、その意図は聞いていた英雄たちも汲み取ることができた。
しかし、そんな意図など知らない鷹峰とその一行は泉月花に食ってかかっていった。
「私、もれいびなんです。あなたもそうなんですってねえ? 裏でヤバい事をやっていることも、この子から聞き及んでいるのよ?」
鷹峰に背中を軽く叩かれた
鬼崎 あやめ
は思わず
冴木 竜司
の背中に隠れてしまった。
「あの人、怖いです……」
「あやめお姉ちゃんずるい! 私もお兄ちゃんにくっつきたい!」
大好きなお兄ちゃんを取られまいと義妹の
鬼崎 つくし
が冴木の体にしがみついた。
「お、おい、ふたりとも!? 両サイドからしがみつかれたら、CMでチャーハンと焼きおにぎり食ってるラガーマンじゃない限り動けないんだが!!」
身動きが取れなくなった冴木は苦笑いしながら加納へ挨拶することに。
「すいません、騒がしくて! 俺、
冴木 竜司
って言います! うちの凪さん、予知のろっこん使えるんですよ。で、この船が沈むかもってことで独自調査をしていたんですけど……」
「……なるほど、もれいびなら予見できなくはないですね」
泉月花は冴木の説明に合点がいったようだ。
一方、冴木はなにやら様子がおかしい。
「独自調査していたんですけど……、
あなたのおっぱいを見ていたらどうでもよくなってきましたーッ!
」
冴木は泉月花の育ちすぎた胸元に性的興奮を覚えてしまった。
その熱いパトスを叫べば、彼のろっこん『性春パワー!』が発動!
女子2人が左右にしがみつかれたままにも関わらず、筋力強化でスムーズに泉月花の前まで歩み出てきたではないか。
そして強引に握手を交わすと、前屈みのまま冴木は爽やかに言い放った。
「すげぇ戦闘力のおっぱい様ですね!」
冴木を知る英雄たちは今、同じ事を胸の中で呟いていた。
(冴木、お前が泉月花の天敵だ)
泉月花は顔から湯気が出そうなほど真っ赤になってしまった。
「あ、あ、ありがとうございます。よく殿方から大きさや張りや弾力性を褒めていただけるのですよ?」
大きな胸をさらに誇示するために泉月花は背筋を伸ばした。
背筋が伸びることによって胸が上向きになり、かすかに左右へ震えるのであった。
その大きさと揺れ具合に、冴木の体はどんどん前屈みになっていく。
「すっげえ! こいつは季節はずれのスイカだぜ! いや、紳士(ルビ:ロリコン)としては、まな板ちっぱいも捨てがたいが、この迫力にはやっぱり勝てないよなぁ! これで幼女じゃないのがほんとに惜しいぜ!」
「へっくち!」
1Fで捜索中の屋敷野は盛大にくしゃみをした。
「……だれか私の悪口を言ってますね。絶対許さん!」
冴木の暴走はまだまだ続く。
「だが、怪盗の格好たる俺の視線を釘づけにするとは……、まさに至宝かつ魅惑の双丘だぜ!」
舐め回すように泉月花のこぼれ落ちそうな胸元を見詰める冴木。
彼は持参していた猫鞄から飴を取り出した。
「と、いう訳で! お近づきの印のニャルキーは如何ですか、素敵なお嬢さん! そのたわわなお胸様に合うレインボーなブラジャーと魅惑的なお尻を守るレインボーなパンツ作らせてください! 出来れば触診で! 俺にサイズを確認させてください!」
「あ、あわわわ……!」
エロに耐性があまりない泉月花は、怒涛のヘンタイアタックに右往左往して狼狽中。
同行者のつくしは冷笑して傍観中。
鷹峰はニヤニヤとどうなるか成り行きを見守っていた。
唯一、冴木に想いを寄せるつくしが動いた。
「おっぱいが大きい……、お前は私の敵だ! おっぱいでお兄ちゃんを誘惑しないで!」
「ご、ごめんなさい! そんなつもりじゃなかったのですけど……!」
キレたつくしの剣幕にビビった泉月花が咄嗟に胸元を両腕で隠した。
だが、それでも有り余る胸の質量は、圧倒的な存在感を放っていた。
つくしは白目を剥きながら歯ぎしりをする。
「クッ! 何、あの圧倒的戦闘力の戦艦級、いや改造空母級! こっちは駆逐艦並しかないのに……! うぐぐ、お兄ちゃんも取り乱してるし……、妬ましい……!」
嫉妬の魔神になりそうなつくしは、何を思ったのか冴木の股間を鷲掴みにしたのだ。
「ギャー!? 痛い痛い痛い!」
「私が嫉妬で狂う前にお兄ちゃん、正気に戻って!」
このままでは冴木の助六寿司(暗喩)がつくしのアイアンクローで粉砕されてしまう!
「どいひー!! こんなシリアスな状況で性転換ネタを披露したくないんだぜ!? 助けて、ワリタリーヌさぁぁん!」
まさかのカオスの状況に、英雄たちも閉口してしまう。
冴木の悲痛な叫びが豪華客船に轟いたその時、廊下の向こうから救世主が現れた。
英雄たちはその姿に、思わず息を飲んだ。
「 お ま た せ ♪ 」
「「本物が来た……だと……!?」」
英雄たちは戦慄した。
ワリタリーヌ・ゴールドナッツ・パックリー
、推して参る!!!
「チャイコフスキー魂、開眼ッ! ここからはボクの粉砕工場(ステージ)だ!」
ワリタリーヌさんは廊下を猛突進、そして謎の壁ジャンプ、からの三角飛び!
「カチドキお面の力を借りて! 今必殺の! チャイコフスキーアターック!」
三角飛びからの豪快なドロップキックが冴木の股間に突き刺さる!
アタックの瞬間、何かが砕ける音が盛大に響いた。
「オッパァァー!? どい、ひー……!?」
冴木は仰向けになって失神してしまった。
「変態のクルミはボクが割る! このワリタリーヌさんがね!」
ひと仕事やり遂げたワリタリーヌさんはクールに立ち去ろうとした。
しかし、泉月花は彼女を思わず呼び止めてしまう。
「……何をしているのですか、円さん?」
「泉月花ちゃん、ボクはボクだよ。今も昔も、これからも――!」
その口調はふざけているのではなく、泉月花へ向けたメッセージめいたなにかを感じさせた。
そのままワリタリーヌさんは、チャイコフスキーのクルミ割り人形を口ずさみながらクールにその場を去っていった。
しばらく一同は理解が追いつかず、そのうちに考えることをやめた。
「ごめんなさい、うちの会社、ちょっとおかしな奴も多くて……、レインボーパンツとか」
鷹峰は頭を抱えていた。
だが彼女は切り替えが早かった。
泉月花に大量の本が入った紙袋を差し出す鷹峰。
「加納さん、あとお近づきの印にこれを。今後とも我社の下着をご贔屓にしてくださるかしら?」
「袖の下、ですか? 私、ビジネスについてはそういうのは断ることにしているのですが……」
「あら? この冊子の中身がこんなのでも??」
おもむろに鷹峰が一冊取り出すと、その中身をちらりと泉月花に見せた。
次の瞬間、泉月花の全身に雷が落ちたかのように痙攣しだした。
「な……!? 私の趣味まで把握されているのですか!?」
「ええ、ネームレスヒーローズの情報網はすごいんですよ」
焦る泉月花、したり顔の鷹峰。
紙袋の中から漂う薔薇色のオーラを察した同行者は閉口してしまう。
「貴女が『同志』だって聞いてましたので、『燃料』を供給して差し上げようかと。ああ、私、この手の同人作家をやっていまして、夏と冬には新刊を出しています。その供物の中にも私の新刊が入っています。ほら、こんな感じの……」
「なっ、なんてエグい描写を……!! ふふふ……」
「おやおや、顔がにやけてますよ? 加納さん?」
「だって、こんな、おほほほ、駄目です、ここでこんなカラミを見たら、えへへへ……」
すっかり顔が弛緩する泉月花。
鷹峰はこの瞬間を見逃さなかった。
「もしよろしければ、未来を予知して差し上げましょうか? すぐ終わりますので、お手間を取らせませんよ」
既に鷹峰は泉月花の手をしっかり掴んでいる。いつでもろっこんは発動可能だ。
泉月花は正気を取り戻すと、ごほんと咳払いをひとつ。
「え、ええ。構いませんとも。お手柔らかにお願いしますね?」
鷹峰は冴木の背中を机代わりに紙を敷くと、そこに『執筆』と書き記した。
こうすることで彼女のろっこん『Fateful Book』が発動する。
蛇は兎に毒牙を突き立て、兎は毒で血迷い猿を噛み付き、猿は蛇に見限られて英雄といがみ合う。
「できたわ……。私のろっこんは情報量が少ないから、頑張って推理してください」
「……え、ええ。ありがとうございます」
暗号文に戸惑う泉月花。
英雄たちは、この暗号も【7】へ拡散することにした。
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推理・サスペンス
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定員
40人
参加キャラクター数
40人
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シナリオガイド公開日
2016年05月05日
参加申し込みの期限
2016年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月12日 11時00分
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