this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
怪人セブンの選択
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
59
つぎへ >>
この様子を、遠巻きに眺めるヒゲの濃い作業員の男がいた。
(よもや、ここにも子供たちがいるとはな……)
――我々は、この鋭い眼光の男の名を知っている!
この男は、自分の所属している組織の命を受けて行動するエージェントである。
かつて泉月花が怒りに身を任せて英雄たちを拉致した『復讐』事件で“身元を間違われて”投獄されたひとりで、メサイア撲滅を強要された際には途中まで参戦するも、組織の命を優先。
そして英雄たちを試すためにバスに火を放った張本人――
、
アダム・スメルディン
!
(前回の
『失態』
を受けて、上は今回、俺に隠密行動主体の指令を寄越した。その意味、いくらなんでも分かっている)
英雄たちの視界に入らないように気配を消して移動すると、1Fを目指してスニーキング。
(目的は常に拮抗と中立、教団・組織・子供たちの三者のバランスを保つこと……)
そのためにも、忍んで太刀打ち回らねばならない。
(だが先ほどの話……、もしや?)
アダムは清掃員の振りをして各フロアに散らばった英雄たちの話に聞き耳を立てていた。
そして先ほどの神器の話を聞いたアダムは、ある可能性に気が付く。
(剣と鏡、そして勾玉……。今宵、この船の上で三種の神器が揃う可能性がある。それはおそらく、均衡を破壊するの充分な危険な要素……)
考察するアダムは突然、締め付けられる心臓の痛みに襲われた。
彼は心臓の病を抱えている。
(この船が爆発するというのなら、おそらくどこかに火薬が仕掛けられているはずだ。俺の炎で引火するとは考えにくいが……、念のため、だ)
常備している薬箱から、心臓の薬を取り出して飲み込む。
しばらくすると動悸が収まって気分が楽になってきた。
(清掃員が仕事をサボってると見られると帰って目立つかもしれない。ここはどこかから仮装衣装を調達するべきか?)
アダムは思案していると、艦内の見取り図を発見した。
そして1Fに倉庫らしき区画があるのを見つけた。
(俺の目的のものは、おそらくここにある)
彼は確信的直感を得て、すぐさま周囲を警戒しながら階段を降りようとした。
その時、柱の向こう側で人影が揺らいだ。
アダムはすぐさまその影を追う。
そして捉えようとして腕を伸ばした。
(……疾い)
だが、人影は瞬時にどこかへ失せてしまった。
(……あれは確実に俺を見ていた。存在がバレてしまったか?)
逃したことを悔やんでいる暇はない。
この状況を好転させるためには効率が必要だ。
アダムは急いで1Fの倉庫区画へ最短距離で向かうよう心がけた。
アダムから辛くも逃げたのは
小山内 海
。
病の後遺症で声を失ったことで悲鳴を上げることができなかったのは、却って幸運だったといえよう。
(あの人だ……!
私を石で殴った人だ!
大変だよ、みんなが、みんなが危ない……!)
小山内は『復讐』事件にて、アダムに手酷くやられている。
その時に受けた傷は、未だに額に残されている。
燃え盛る炎を遠巻きに見つめながら、視界が真っ赤に染まっていく記憶。
あの日から、小山内は自分が臆病だと自身を苛んでいた。
(多分、黒い獣のタトゥーの組織がここにいるんだ。彼らの目的が何かはわからないけれど、私たちに敵意を持ってるのは確かな気がする)
すぐに【7】にアダムの存在を報告する。
『注意喚起』
小山内です。
この船に、『復讐』事件でバスを燃やした張本人が乗り込んでいます。
さっき、2Fへ階段を下りていくのを見ました。
2Fを調査している人は気をつけてください。
この船で何かを仕掛けてきてもおかしくはないから……。
「小山内、そろそろ行こう」
御剣 刀
が小山内を迎えにきた。
泉月花の面会の準備が整ったそうだ。
「……【7】を見た。本当に奴がいたのか?」
御剣の問いに、小山内は首を縦に振った。
もともと小柄な小山内だが、恐怖のあまり更に小さく縮こまっているように見えてしまう。
そんな彼女を、御剣は優しく抱き締めた。
(刀くん……!?)
身じろぐ小山内。
だが、御剣は離そうとしなかった。
「ごめんな、小山内……」
かすかにその声が、肩が震える。
御剣が今、どんな表情しているのか、その胸に顔を埋めている小山内には知ることができない。
「助けられなくて、ごめんな……!」
筆談ができない小山内は言葉で返事をすることができない。
だから、彼女は見上げて、笑顔を見せることで返事とした。
しかし、見上げた小山内は思わずたじろいだ。
御剣の顔は、鬼のように怒りに満ちていたのだから。
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
59
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
怪人セブンの選択
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
前回シナリオ
怪人セブンの暗躍
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月05日
参加申し込みの期限
2016年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!