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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
恐怖！ ○○しないと出られない部屋！
残るは７名。
橘 勇、八神 修、小野田 万里、深縹 露草、白峰 さくら、千鳥 雅人、御剣 刀。
小野田は焦っていた。
「美少年から次々いちゃつきながら脱出していく……。キーッ！！ 誰か！ 私を養わないか！？」
もうキスを飛び越えている要求に男どもはドン引きだ。
「ハッ、待って万里！ この中で紅一点はあたしだけ！ つまり他の男子は選択権がない！！」
この瞬間、小野田は勝ち誇った顔で男どもに告げた。
「うぅ～ん、しょうがないなぁ♪ 本当なら生涯を歩んでくれる人とキスしたいんだけど～、ここは脱出を優先目的として～、そうだなぁ～？ ３億歩譲ってほっぺにキスでもいいで～す♪」
30代女子のカワイイアピールで年下男子をメロメロにする作戦だ！
あざとい！
（さぁ、お前らに拒否権はない！ おとなしくそのいたいけな唇をあたしに寄越すがいい！）
完全に悪役の顔つきの小野田である。
この要求に対して、各自の反応は……？
「よし、橘。今から俺にキスをしろ」
「待て副会長。なぜしれっと言えるんだ？？」
「だから八神でいいって言っただろ？ 俺だって選択の余地はないんだ」
小野田から押し寄せてくる負のオーラに八神は顔を仰向けた。
確かにあのオーラに飲まれたらおしまいだと橘は困惑していた。
こいつ、ガチでキスする気だ……！
千鳥はこの光景にゾッとした。
「うわぁ、知らなかった、修君ってソッチ方面もイケるクチだったんだね……。俺は遠慮したいのでお姉さんに……」
小野田は婚姻届をチラつかせている！
「……やっぱ無理だよぉ！ 俺にだって選択の余地はあるんだぁ！！」
キス＝結婚、という重すぎるかつ高すぎるハードルを越える勇気が千鳥にはなかった。
「千鳥」
青いツナギの御剣が微笑む。
「やらないか？」
「無理ぃぃぃ！！」
千鳥は既に涙ぐんでいた。
「……チィ！ 本命たちがまさか同性を選ぶとは！ 計算外だったわー」
小野田の理想の相手の条件は以下のとおりである。
・美少年（小野田観点）
・お金持ち
以上である。
「あー、美少年に養われたいー。女子力？ 家事？ ナニソレわかんなーい！」
つまり女子力皆無だった。
そこへ深縹と白峰がやってきた。
「スイマセーン……。誠にお恥ずかしいのですガー……」
深縹は顔を真っ赤に染めてうつむきながらふるふると身を震わす。
「あああ！ やっぱりできません！ キスなんて恥ずかしくてできまセーン！」
猛ダッシュで深縹は部屋の隅へ逃げていった。
変わって白峰が頭を下げてきた。
「あたし、実は明日が仕事の締め切りでして……、一刻も早くここから出ないと仕事先に迷惑が掛かってしまうんですよ」
「そうですかー」
小野田はハナクソをほじっていた。
「……ちょっと、あたし、かなり切羽詰まってるんです！ お願いですからキス……恥ずかしいですけど、してくれませんか……！？」
白峰はどんなけ切羽詰っているかを小野田に訴えた。
「……あまり言い触らしたくはないですが、あたし、ちょいと名の通ったイラストレーターでして。小説の挿絵なんかを担当してまして。結構人気のシリーズものだったりするわけですよ。で、小説家の先生の原稿が出来ているのにあたしのイラストが遅れたら申し訳ないんです。とはいえまだ青春真っ盛りの女の子を巻き込むのは気が引けますよね。あたしにだって身を弁えるくらいの冷静さはありますよ。男の子であればまだ傷が浅い、っていやいやそれも別の意味で可哀想ですよね？ お互いに傷を残すのはよくありません。かと言って青春時代グレーゾーンの肩たちは真っ先に同性に走りました。残された希望はあなたしかいないんです！！」
「そうですかー」
小野田は鼻毛を抜いていた。
全くやる気を感じられない。
この塩対応に白峰がブチ切れた。
流石にブチ切れた。
「ちょっとあんたねぇ？ こんだけ頼んでるのにその態度はなんなのっ？ わかりました、唇なんて贅沢なことは言いません。破廉恥です！ いいえ、ウブじゃあないです常識人なんです！ 赤くなってもいないです！ おでこにキスさせてください！」
白峰の懇願に小野田は即答した。
「美少年じゃないから無★理」
「ぐふっ」
白峰は真っ白に燃え尽きた。
御剣は倒れた白峰を突っついて生死を確認した。
「返事がない。ただのしかばねのようだ……」
そう言うと、躊躇いもなく白峰の唇を奪っていった。
すると白峰は幽霊のように姿が消えていった。
「こうしないとこの人、仕事ができないんだろ？」
「うわぁ……うわぁ……」
呻く小野田の美少年マル秘メモの御剣の項目が一部書き足しが発生した。
【白峰 さくら：脱出】
橘 勇、八神 修、小野田 万里、深縹 露草、白峰 さくら、千鳥 雅人、御剣 刀。
小野田は焦っていた。
「美少年から次々いちゃつきながら脱出していく……。キーッ！！ 誰か！ 私を養わないか！？」
もうキスを飛び越えている要求に男どもはドン引きだ。
「ハッ、待って万里！ この中で紅一点はあたしだけ！ つまり他の男子は選択権がない！！」
この瞬間、小野田は勝ち誇った顔で男どもに告げた。
「うぅ～ん、しょうがないなぁ♪ 本当なら生涯を歩んでくれる人とキスしたいんだけど～、ここは脱出を優先目的として～、そうだなぁ～？ ３億歩譲ってほっぺにキスでもいいで～す♪」
30代女子のカワイイアピールで年下男子をメロメロにする作戦だ！
あざとい！
（さぁ、お前らに拒否権はない！ おとなしくそのいたいけな唇をあたしに寄越すがいい！）
完全に悪役の顔つきの小野田である。
この要求に対して、各自の反応は……？
「よし、橘。今から俺にキスをしろ」
「待て副会長。なぜしれっと言えるんだ？？」
「だから八神でいいって言っただろ？ 俺だって選択の余地はないんだ」
小野田から押し寄せてくる負のオーラに八神は顔を仰向けた。
確かにあのオーラに飲まれたらおしまいだと橘は困惑していた。
こいつ、ガチでキスする気だ……！
千鳥はこの光景にゾッとした。
「うわぁ、知らなかった、修君ってソッチ方面もイケるクチだったんだね……。俺は遠慮したいのでお姉さんに……」
小野田は婚姻届をチラつかせている！
「……やっぱ無理だよぉ！ 俺にだって選択の余地はあるんだぁ！！」
キス＝結婚、という重すぎるかつ高すぎるハードルを越える勇気が千鳥にはなかった。
「千鳥」
青いツナギの御剣が微笑む。
「やらないか？」
「無理ぃぃぃ！！」
千鳥は既に涙ぐんでいた。
「……チィ！ 本命たちがまさか同性を選ぶとは！ 計算外だったわー」
小野田の理想の相手の条件は以下のとおりである。
・美少年（小野田観点）
・お金持ち
以上である。
「あー、美少年に養われたいー。女子力？ 家事？ ナニソレわかんなーい！」
つまり女子力皆無だった。
そこへ深縹と白峰がやってきた。
「スイマセーン……。誠にお恥ずかしいのですガー……」
深縹は顔を真っ赤に染めてうつむきながらふるふると身を震わす。
「あああ！ やっぱりできません！ キスなんて恥ずかしくてできまセーン！」
猛ダッシュで深縹は部屋の隅へ逃げていった。
変わって白峰が頭を下げてきた。
「あたし、実は明日が仕事の締め切りでして……、一刻も早くここから出ないと仕事先に迷惑が掛かってしまうんですよ」
「そうですかー」
小野田はハナクソをほじっていた。
「……ちょっと、あたし、かなり切羽詰まってるんです！ お願いですからキス……恥ずかしいですけど、してくれませんか……！？」
白峰はどんなけ切羽詰っているかを小野田に訴えた。
「……あまり言い触らしたくはないですが、あたし、ちょいと名の通ったイラストレーターでして。小説の挿絵なんかを担当してまして。結構人気のシリーズものだったりするわけですよ。で、小説家の先生の原稿が出来ているのにあたしのイラストが遅れたら申し訳ないんです。とはいえまだ青春真っ盛りの女の子を巻き込むのは気が引けますよね。あたしにだって身を弁えるくらいの冷静さはありますよ。男の子であればまだ傷が浅い、っていやいやそれも別の意味で可哀想ですよね？ お互いに傷を残すのはよくありません。かと言って青春時代グレーゾーンの肩たちは真っ先に同性に走りました。残された希望はあなたしかいないんです！！」
「そうですかー」
小野田は鼻毛を抜いていた。
全くやる気を感じられない。
この塩対応に白峰がブチ切れた。
流石にブチ切れた。
「ちょっとあんたねぇ？ こんだけ頼んでるのにその態度はなんなのっ？ わかりました、唇なんて贅沢なことは言いません。破廉恥です！ いいえ、ウブじゃあないです常識人なんです！ 赤くなってもいないです！ おでこにキスさせてください！」
白峰の懇願に小野田は即答した。
「美少年じゃないから無★理」
「ぐふっ」
白峰は真っ白に燃え尽きた。
御剣は倒れた白峰を突っついて生死を確認した。
「返事がない。ただのしかばねのようだ……」
そう言うと、躊躇いもなく白峰の唇を奪っていった。
すると白峰は幽霊のように姿が消えていった。
「こうしないとこの人、仕事ができないんだろ？」
「うわぁ……うわぁ……」
呻く小野田の美少年マル秘メモの御剣の項目が一部書き足しが発生した。
【白峰 さくら：脱出】
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2015年11月09日
- 参加申し込みの期限
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- 2015年11月16日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2015年11月16日 11時00分
