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恐怖! ○○しないと出られない部屋!
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そこへ傍観していた宇佐見がやってきた。
「真央ちゃんテオに迫ってんじゃねーかチャンスが失われるぞオラしっかりしろってんだ俺ェ!」
気合を入れ(相変わらず思考は口からダダ漏れ)、テオにキスをしまくっている後木を呼び止めた。
「ま、真央ちゃん!」
宇佐見は後木の方を掴むとスクッと立たせ、振り返らせて両肩を掴んだ。
「もっちゃんセンパイどうしたのだ!? びっくりしたのだ!!」
「わ、わりぃ! 驚かせちまったか? あ、いや、実は……」
意中の女の子とお互いの顔が30cmも満たない距離に、宇佐見は既に思考回路がショートしている。
火花散るニューロンで彼は思い切って言葉を紡ぎだした。
「俺、真央ちゃんが俺の作った喰いモン美味そうに喰ってるところを見るのが大好きなんだ……だからっ……!」
宇佐見の唐突な告白に非常灯が反応している!
「ハイハイ悪い非常灯は全身を光らせましょうネー」
「ギャー! 眩しい!」
深縹が更に紋章を追加すると、さながら人間イルミネーションのように輝く非常灯!
キラキラ輝く白い室内は、あっという間に幻想的な雰囲気に!
告白にはもってこいのシチュエーションだ!
宇佐見は目を充血させながら、思いの丈を後木にぶつけた。
「すっ、好きですっ、き、キスから初めてもらって良いですかっ!」
「告白が昭和の匂いが漂う内容だー!?」
この部屋の中で最年長の
小野田 万里
が美少年の告白を聞き付けてすっ飛んできた。
「ちょ、それ紅猫団でしょ、『ワシさ~んチェーック!』とか懐かしいわ~!」
ひとり世代の違う小野田は10代たちに存在をスルーされた。
対して、告白された後木はポカーンとアホの子の顔になっていた。
「……もっちゃんセンパイ、これは夢なのだ?」
これには宇佐見の方が阿呆面になってしまった。
「真央ちゃん夢の中なのでなんでも来いなのだもっちゃんセンパイもキスどうぞなのだ!」
そういうと、後木は宇佐見の手の甲に軽くキスをした。
「キスしちゃったのだ♪ どうせ夢で忘れちゃうのだ、いくらでもどうぞなのだ♪」
「ぽぉぉぉぉ!?」
まるで汽笛のような声を上げる宇佐見。
今の彼はきかんしゃモッチャンだ。
鼻と両耳から蒸気を出して目を回している。
「こりゃうまいココアだな、八神!!」
「夢の中は便利だな、御剣!!」
野次馬2人はココアをすすって展開を見守っていた。
「ま、まままままま真央ちゃんんん!? お、おおお俺もぉぉ!!」
暴走したきかんしゃモッチャンは、シュッポシュッポと後木の顔に急接近!
しかし、モッチャンはキスの経験が皆無だった。
故に力加減ができず、顔を近付ける際に減速もできない!
「こりゃうまいココアだな、八神!!」
「夢の中は便利だな、御剣!!」
2人のなごみ具合とは裏腹に、宇佐見と後木の顔面は正面衝突事故を起こした。
「歯が当たると口の中が血塗れ……! こんな余計な情報、知りたくなかったのだ~!?」
「いてて……、わりぃ!! って、うわああ!?」
宇佐見は取り乱した。
後木の姿が半分透明になっているからだ!
「うわああ、俺、まだ未遂だぞチャンス逃したらどうすんだ俺!?」
「安心しろ、俺がしてやる!」
御剣が青いツナギ姿のまま爽やかにサムズアップ!
「ぜってーお断りだボケェェェェ!!」
ブチギレした宇佐見は後木に思い切ってハグ!
そのまま彼女の頭を優しく抱き寄せると、宇佐見は髪の毛にキスをした。
髪へのキス……『思慕』を伝えるために。
「真央ちゃん……! 確かにこれは夢だ! だけど、だけどな!?」
消えゆく後木に、宇佐見は真剣な面持ちではっきりと伝えた。
「俺の気持ちはッ! 夢じゃない! 本物だぁぁぁーッッッ!!」
「……ま、真央ちゃん、もっちゃんセンパイにガチ告白されたのだ……!? 夢じゃないのだ??」
後木は今度こそ硬直しながら姿を消したのだった。
残された宇佐見の体も次第に半透明になっていく。
「いやぁ……、いいものを見せてくれてありがとうねえ」
白峰 さくら
は本来の目的(脱出)を忘れるほど、宇佐見の告白劇の一部始終を注視していた。
「いやぁ、イジり甲斐がある、じゃなかった若人の青臭さは創作意欲を掻き立てられますねえ。あ、褒めてますよ。あたし、感動しました、ええ!」
今更になって恥ずかしくなったのか、宇佐見の頬が真っ赤に染まっていた。
「あ、はは、ははは……。おっさん、見世物じゃねえよ、照れるだろ」
「いや、あたしはおっさんじゃないんだけどね……」
「わりぃ、ソッチ系だったか?」
宇佐美が手の甲を自分の頬に寄せながら言った。
「いや、それも違います。一人称はたしかに中性的かもしれませんが……」
どこの漫才だこれ、と白峰は呆れていた。
部屋の隅ではビリーが号泣していた。
「……ユー、漢だぜ!」
ビリーのサムズアップに、宇佐見もサムズアップ。
こうして、奇妙な声援の中、宇佐見は現実世界へ戻っていった。
【
宇佐見 望月
・
後木 真央
:脱出成功】
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
ホラー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月09日
参加申し込みの期限
2015年11月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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