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さまよいアルク 第四章~朽ち果てゆく知識を抱く国立書庫
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【蝕むもの】
オーデン・ソル・キャドー
の振るうステッキが、すぱーん! 鋭く足を払い、ずっこけたところへ。
雨寺 凛
が爆音ボイスを放って、追い打ち!
薄野 五月
が再び呼び出した自動販売機に惹きつけられたロボットへ、
「隊長! 再分析ノ結果、コノ飲料水販売デバイスでは水シカ取り扱っテおりマセン!
(*^∇^*)
」
「オイルは無いノカオイルは、グワー!?
(*^∇^*)
」
重力井戸を利用して舞い上がった
サキリ・デイジーカッター
が、天井を蹴って急降下! 着地ざまに茜色の燐光が漏れ輝く背中の機械を切り裂いてやると、ロボットはがきがきと歪な動きを始め、
「背部ローシルティウム・バッテリーにクソ深刻ナダメージ発生! 駆動率24%ニ低下! 任務続行不能! ラボへ一時帰還しユニット再編と状況の再評価を実行スル! 私ヲ運ベクソ野郎ドモ!
(*^∇^*)
」
「「「いえっサー!
(*^∇^*)
」」」
がっしゃんがっしゃん。慌ただしく、どこかへ去っていきました。
ひとまずの静けさを取り戻した区画第2層へ、機嫌の良さそうなMr.ブルックスの合成音声が響きます。
「皆サマ、お見事でしタ! あの乱暴者タチは今ヤ管理面で著シク能率を低下サセル要因となってオリ、連中をスッ飛ばシテいただいテ、実ニ胸がスく思いデス
(v^-')
」
「ううん、どういたしまして……」
と、凛が返しかけたものの。
「シカシながラ、セキュリティ・ラボの稼働率ハ今もって87%ヲキープしておりマスから、スグにも修復・再生産さレタ第二派が押し寄セルことでショウ
(´へ`)
」
「「「えっ」」」
調べものは、お早くドウゾ! なんてMr.ブルックスの言葉に、彼らもまた慌ただしく行動を始めました。ロボットたちの再襲撃に加えて、何せ崩落は依然として進行中でありまして、ここもいつ崩れ落ちたっておかしくはないのです。
「……あれ。修くん、どこ行くの?」
鴇波 羽衣
は、上層にて笑みを見せた
日暮 ねむる
へ手を振りながら、歩き出した
八神 修
に首をかしげます。
「ちょっと、思いついたことがあってな。ああしたセキュリティ・システムの完全な自律運用はナンセンスだ、どこかに制御室のような場所があるはず……そうだよな、Mr.ブルックス?」
「エエ、ハイ、モチロン。システムルームを含ムスタッフ用フロアは未ダ構成要素の71%を残しテおり健在デス。しかしナガラ私は皆サマをご案内スルのが役割でしテ、彼らのプロトコルへ介入スル権限を持チ合わセテハおりマセン。おかげデ5286年の間野放シに……
(・x・;)
」
「権限はいらないさ。俺をそこまで案内して、手順を教えてくれればいい」
つまるところ。あのロボットたちを、元からそっくり無力化してしまおう! なんて、修の実に大胆かつ決定的な作戦でありました。
「そういうわけで、俺は少し外す。鴇波は上層の日暮とも連携して、ガードロボたちの襲撃に警戒しながら、俺がシステムを掌握するまで持ちこたえてくれ。気を付けてな」
「よ、良く分からないけど、分かったよ……!」
「頼む。手順を覚えるまで、ちょっとアルクを連れていくぞ。おいで、アルク」
名前を呼ばれて、ぴくりっ、と顔を上げた白黒猫。てててっと駆け寄ると、屈んだ修の腕の中へジャンプ! 肩に乗った子猫のブラックとさっそくじゃれ合い始めた白黒毛並みをひとつ撫でつけてから、彼はMr.ブルックスとともに、どこかへ歩いていきました。
なんて、修が姿を消してから、さして時間も経たないうちに。
「あれっ、もう帰ってきたよ?」
ふよふよと飛んで戻ってきたMr.ブルックス……とそのまんまるボディの上に、だらーん、と寝そべるようにして乗っかったアルク。いつでものんきな白黒猫は、両手を広げた凛の胸の中へとひょいと飛び込むと、一行をくるりと見回しまして、みゃあ。気の抜けた声を上げました。
「お帰りアルク……修くんは?」
「イヤハヤ。アチラのお客様ときたラ、私ノご説明スル全体像の67%のみデ、概ネ必要なプロセスを把握サレテしまっタご様子。後はおヒトリで完遂可能というコトデ、私をコチラへ戻されマシタ
(-ω-;
」
周囲に見えるのはまるで竹を割ったように半ば崩れ落ちた建造物と、がららんごろんと鳴く不穏な空、未だ無数のRDが収められている壁の棚。そんなものを眺めているうち、気が急いてしまったのでしょうか? 羽衣はMr.ブルックスへ、身を乗り出すようにしながら、
「ねえねえ、聞きたいことがいっぱいあるんだ。ここの生き物たちは、どこに行っちゃったのかな? 全滅しちゃったの……? 何が原因で、どのくらい前に? あたしたちを案内してくれるのは、その人たちに命令されたから? それにそれに……」
「ソノ素晴らしイ知的探求心ニハ、今やコノ書庫ヲ預かる身とシテ敬意を表させテいただきたク、シカシながラいくら私ノ思考処理がマルチタスクであったとシテモ、インターフェイスの構成上、ゴ質問にハおヒトツずつしかオ答えできナイのデス。ご不便ヲおかけいたしマスガ、ハイ
(;^_^A
」
「ああっ、ごめんー!」
とはいえ羽衣の疑問は、旅人たちにもいくらか共通するものではあったのです。
書棚を物色していたオーデンが、ふと。
「……アルク。あなたはさながら、私が以前訪れた国にて祭られていた、言葉の神。『ヴァーチ』のようですね」
彼はRDを収めたケースを取り出しつつ、白黒猫を眺めて言いました。その表情は、どこか感慨深げにも見えました。
「記憶という名の、赤い糸をたどる旅……半ば、冗談のように思っていましたが。我々は恐らく、いずれの世界にも存在した、ローシルティウムに導かれるようにして旅をしているのでしょう。この茜色に輝く宝石が、『記憶』する物質であるのなら……事象を繋ぎ、記憶として見せることすら可能であるのなら。これはアルクの持つ宝石に繋がる、『縁』をたどる旅なのかもしれません。あるいは、
その夢
……?」
確かに茜色の石は、これまでに巡ってきたすべての世界に共通する、ただひとつの要素です。関わり方は様々でありながらも、いつだってこの石は、この旅に付きまとってきました。
そして……アルクの首輪にはめられた、ひときわに澄んだ輝きを放つ宝石。かつて訪れた
海と空の街
で出会った旅芸人のひとりは、これを、ローシルティウムの純結晶。そんな風にも呼んでいました。
「ただの夢、とも思えませんがね。しかし、となるとやはり……この世界の滅びもまた、ローシルティウムによるもの。そう考えるのが妥当なのでしょう。そうではありませんか?」
オーデンの語る言葉を、(・◇・)? と不思議そうな顔文字を浮かべて聞いていたMr.ブルックスは、慌てたように、
「ア、エエ、ハイ。その通りデス、増殖ヲ続けたローシルティウムは今ヤ惑星の主構成要素ヲ98%まで侵食するニ至りマシタ。結果、内核は機能不全に陥リ、磁場の乱レハねじれた重力井戸とナッテ地表にマデ影響を及ぼしテいマス。惑星の完全ナル結合崩壊ニハ、私のセンサーにはモハヤ計測不能な規模ノ爆発を伴うことが予測サレ、少なくトモ概算にシテ周囲1万光年に存在する天体ハ、爆発の影響ヲ免れナイことでショウ
(゚_゚;
」
オーデンが手にしたRDを手近な端末へと挿入すると、映し出された映像は、研究者たち。
この世界における歴史、その末期となった人類の晩年には、明らかにされた破滅へといかにして抵抗するか、その試みに培ってきた知識や資源、その全てを費やすこととなったのだそうです。旅人たちの住む地球と同じくして、彼らもまた戦争、紛争、あらゆる争いを繰り返しながらも、滅びへの道筋がはっきりと浮かび上がったことによって、皮肉にもその時初めて、人類は一丸となることができたのだとか。
旅人たちはしばし、何とはなしにぼんやりと、その映像を眺めていました……けれど再び、ずしりと大きな振動が足元を揺らします。
「それデハ、ソロソロ区画第3層へとゴ案内いたしまショウ。我々ノ礎たるローシルティウム、その光と影についテお話いたしマス……アア、23682年294日19時間24分7秒ブリにお客様をご案内スル、この充実感とキタラ!
o(≧▽≦)o
」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
前回シナリオ
さまよいアルク 第三章~かそけき生命を慈しむ地下樹木園
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月19日
参加申し込みの期限
2015年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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