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さまよいアルク 第四章~朽ち果てゆく知識を抱く国立書庫
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【ロボット襲撃】
フィリップ・ヨソナラ
はうきうきとして、Mr.ブルックスの手渡してくれたローシルティウム・ディスクを端末のスリットへ滑り込ませます。
「人類史上最モ親しまレタフォークソングと言えば、ヤハリこれでショウ! 冬にナルと、誰もがコノ歌を口ずさんでいたモノデス
(゚▽゚*)
」
「そんなに人気だったですか……!」
この世界において大変に知名度があるという歌は、Mr.ブルックスの計らいで、まだ残っているスピーカーを通じて、書庫内へと響き渡ることとなりました。流れ出した声はちょっぴりひび割れて、ノイズ混じり……けれど、言ってみればこちらの世界でのクリスマスソングに相当するようなその歌は、
「わぁ……良い歌ですね♪ 明るくて、賑やかで」
フィリップもにっこり! 思わず誰もが踊り出してしまいそうな、素敵な歌なのです。
そんな楽曲に、ますますうきうきとしながら、フィリップは言語学についてさらなる調査を……と、思ったところで。
ずごごごご……!
「ああ、コレはいけマセン! 残念ながら第1層はモハヤ限界のようデスネ。皆さま、第2層へとご案内いたしマス、お早ク!
( ̄Д ̄;
」
「ひゃあ……!?」
ぴしり、ぴしぴしと床へ走った亀裂に、フィリップや仲間たちは慌てて駆け出します。
がらがらと端から崩れ落ち始めた床に追い立てられるように、ダッシュ! 茜色の光の柱へとめがけて、ジャンプ! その直後に、
「あわわわわ……あ、危なかった、です!」
区画第1層は、形も残さずに眼下の地割れの中へと飲み込まれて、瞬く間に見えなくなってしまいました。間一髪……!
そうして到達した、区画第2層……けれど一難去って、また一難!
「……何かなぁ、アレ?」
と言って指差した、
鴇波 羽衣
。彼女の表情がちょっぴり乾いたニガ笑いなのは、現れたそれらがどうにも、友好的なお友だちには見えなかったためでありましょう。
「ほう。警備ロボット、というところか」
八神 修
が冷静に見据えた、その先に……ズビュウウウン! 灯る茜色、剣呑な警戒色の光。がしゃがしゃ、ずしずしと重たげな駆動音を響かせてこちらへやってくるのは、確かに見るからに、二足歩行のガードロボットという趣きでありました。それも、1体や2体では無いのです……数えきれないくらいに、無数に!
ノイズ混じりの合成音声、錆付いたボディの真ん中にくっついたモニターには、Mr.ブルックスと同じように、笑顔の顔文字がぽっかりと浮かんでいたりしますけれど、
「野郎ドモ! 23682年227日3時間58分6秒ブリの仕事ダ! 当館ノ貴重な情報ヲ持ち出ソウとスル不埒なクソ侵入者様に下ス罰は一体ナンダ! 言ってミロ野郎ドモ!
(*^∇^*)
」
「強制退去!
(*^∇^*)
」
「強制退去!
(*^∇^*)
」
「強制退去!
(*^∇^*)
」
「行くゾクソ野郎ドモ、仕事開始ダ! 笑エ! クソお客様に保安と奉仕ヲ提供して差し上ゲロ!
(*^∇^*)
」
「「「いえっサー!
(*^∇^*)
」」」
どうやらリーダー格であるらしい、何やら妙な語り口の一体がマニピュレータを振り上げますと、うおー! ガードロボたちは一糸乱れぬ動きで、同じように手を突き上げました。いかにも、不穏な感じであります。
Mr.ブルックスは、ささっ! ちゃっかり修と羽衣の後ろに隠れつつ、
「イヤハヤ、厄介ナ連中に見つかっテしまいましたネ。彼らモ5286年ホド前マデはマトモだったのデスガ、旧式なローシルティウム・コアの劣化のタメ、今ではスッカリ情報共有ニ伴うプロセスを放棄してしまいマシタ。ヤレヤレ
┐( -"-)┌
」
「って、のんびり言ってる場合じゃ……! アルクちゃん、下がってて!」
「ブラックもな。暴れず、身を縮めているんだぞ?」
ふにゃふにゃ、眠そうに床へ転がったアルクをかばうように足を踏み出した羽衣、肩に乗った子猫のブラックをさらりと撫でた修や、身構えた旅人たちへと向かって……がしゃがしゃがしゃ。ずどどどど!
「「「いらっしゃいマセお客様ー! ゴ来場アリがとうございマシター! お帰リはアチラデスー!
(*^∇^*)
」」」
ずばばばば! とロボットたちの両手から迸った稲妻のようなビームが、彼らを捕まえようと四方へ走ります。
「皆サマ、お気ヲつけテ! トラクタービームは物体の荷重と運動エネルギーを限りなくゼロに近づけて捕縛及び拘束、皆サマをダストシュートから強制退去させテしまいマス!
|Φ|(|;|o|;|)|Φ|
」
どうにか身をかわして避けつつも、ガードロボたちの数は多く、ここままではいずれ捕まってしまうことでしょう……そして壁に設置されたダストシュートという名の穴の向こうは、今や何もない虚空が広がるばかり。つまりはそんなところへ放り込まれてしまったなら、真っ逆さま!
「アア、無力ナ私をお許シ下サイ。アイニク、私は彼ラのセキュリティ・プロトコルへアクセスする権限ヲ持ち合わせてハオラズ……
(/_<。)
」
「つまり、撃退するしか手立ては無い、ということですね?」
もちろん旅人たちとて、そのまま捕まるのを良しとするはずもありません。必要なら目の前の障害を排除する力だって持ち合わせているのです……ざざん! 立ちはだかったのは、
オーデン・ソル・キャドー
!
「せっかく
良いステッキ
を手に入れたのですから。試してみることにしましょうか」
ひゅ、と振るった杖は、前回に訪れた地下洞窟の大樹林にて、巨大な樹木人にあつらえてもらった特別製です。紫黒檀のように美しくしなやか、頑強なステッキは、鉄の塊であるロボットたちを思い切り打ち据えたとしても、折れたり傷ついてしまうことは無いでしょう。
並び立つように前へ出たのは、
サキリ・デイジーカッター
! 彼はオーデンの真新しいステッキを少しばかり羨ましそうに眺めて、
「ねえ、ブルックス。ここには何か、武器になりそうなものは無いのかい? できたら刃物が良いんだけどね」
「武器でゴザイますカ? アイニクとコチラは書庫でありマシテ、ソノようなモノハ……アア。そうでしタ、少々お待ちクダサイ
(/・o・)
」
と。唐突に、Mr.ブルックスの丸っこいボディの一部が、ぱかっ! ころころころんと転がり出た細長いものを、サキリははっしと受け止めます。
「これは?」
「『ヴァイブロカッター』デス。当館を訪れたとアル技術者のお客様からお預カリしている工具デス。お忘れ物ナノですガ、少しくらイお借りしても問題ハ無いでショウ……お忘れニなられてカラ、23619年87日22時間4分27秒ほど経過シテおりマスシ。時効時効
o(*^ー゚)
」
柄の根元にくっついている引き金のようなものを引くと、刃が、ヴィィィン……! 目に見えないほどの超振動によって、物質を切断する道具のようです。もちろん武器として使えば、威力バツグン!
「なるほど、これは使えそうだね……っと!」
ばちり、と足元をな這うように薙ぎ払った電弧から飛び退り、オーデンとサキリはそれぞれに武器を構えます。
「みんなが情報収集する時間を考えると、のんびりもしていられないね。ここは連携していこうか、キャドーさん?」
「もちろん、心得ました。では、参りましょう……お覚悟を!」
気付けばみんな、幾つもの世界を通り抜けてきた仲。付き合いは長くなり、息はピッタリ、タイミングもバッチリ!
オーデンはばちばちと伸びてくるビームをするりと華麗にくぐり抜け、ガードロボットの一体、茜色に輝くセンサー部を目がけて、鋭くひと突き! 寸分違わずに破壊したら間髪入れず、壁を蹴って死角へと回り込んだサキリが、一瞬の見切り。関節部のわずかな隙間へと振動ノコを走らせ、手足を両断!
「オ客様ー! 抵抗は重大かつ深刻ナ結果を招ク恐れがございマス! 大人しクしヤガッテくだサイ、クソお客様ー!
(*^∇^*)
」
ずどどどど! 次々と押し寄せるガードロボットたちを相手取り、旅人たちは丁々発止! どかすかずんばらり、大立ち回りが始まりました。
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ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
前回シナリオ
さまよいアルク 第三章~かそけき生命を慈しむ地下樹木園
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月19日
参加申し込みの期限
2015年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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