月光が差し込む静かな夜。
白い月の光に照らされた泉は
より神秘性を増して見える。
ある少女は静かに語る。
「夜になると月の女神様も時々ここへやってくるのよ。」
*夜の雑談トピックです
*独り言や探索にもどうぞ
貴方に会いたいって、お願いしたの。
そうしたら、貴方が会いに来てくれた。
最高のクリスマスプレゼントだわ。
…うん。クロウディア…。
(抱き付いて身を摺り寄せる
ほう、いったい何を叶えてもらったんだ?
…はいはい、分かったよ。
来い(両手を広げて
信じてるっていうか…。
サンタさんにお願い事したら、ちゃんと叶えてもらえたから。
だから、きっといるんだろうなって。
あら。
じゃれあいがいき過ぎて喧嘩になったのは
何処の誰と誰だったっけ?
それと、貴方こそ気にしなくていいのよ。
だって貴方、またちゃんと会いに来てくれたじゃない。
こんな所にまで、私を探しに来てくれたじゃない。
だから嬉しい。
そうね…。具体的には…。
…抱きしめてくれたら、嬉しいかな。
なんだ?サンタ信じているタイプか?
酷いも何も別にこの程度、ただのじゃれあいだろう。気にするな。
…悪かったな、本当に、来れなくて。
優しくか…うーん…具体的に何をすればいいんだ?
…ごめんね、酷いこと言って。
私も今ちょっと疲れてて…。
だから、優しくしてくれると嬉しいかな。
私も貴方に優しくするから。
貴方と喧嘩は、もうしたくない。
ずっとずっと会いたくて、やっと会えた今は特に。
ほら。好きじゃない。
なによもう。
一瞬、本当は嫌いなのかと思ったじゃない。
やめてよね。
…はあ…。
それにしても、貴方も私も相変わらずね…。
今頃サンタさんも呆れてるんだろうなあ…。
え、お汁粉好きだぜ?
アホじゃないもん。馬鹿のくせに。
別にそんなことは思ってないけど…。
じゃあ、貴方は何が好きなの?
それと…どうでもいいけど、お汁粉美味しい?
アホか。言わねえよ。
その言い方だと俺がお汁粉大好き人間みたいじゃねぇか。
冤罪じゃないもの。
貴方のことを考えていたらこうなったんだもの。
他のことも色々考えていたけど
主に貴方の事を考えていたらこうなった。
だから貴方の所為。
ごめんなさいは?
ありがとう(コップを受け取って飲む
うん。お汁粉だ。
それはいくらなんでも冤罪だろ…
…はい。
(コップを手渡し
うぅ…。格好悪ぅい…。
貴方の所為だ…。貴方の所為だわ…。
え、ああ。貰おうかな。
ええと…。
なんだか急にお汁粉が恋しくなって、作って…。
でも、やっぱり紅茶が飲みたくなって紅茶も用意して…。
考え事しながら出かける準備してて…。
あれ…?
その…紅茶じゃなくてお汁粉だけど、飲む…?
…なぜお汁粉…
(が、中身は紅茶ではなくお汁粉)
…あ…。
持ってくる魔法瓶間違えた…。
相変わらずつれない人ね。
あーあ。
私ってばなんて可哀想な子なのかしら。
(芝居掛かった口調で嘆きながら、コップに魔法瓶の中身を注ぐ)
そりゃお前、誰でも良いとは言わないが、好かれるに越したことはないだろう。
あぁ、貰おうかな。
うん。
時間が許す限り、気が済むまでゆっくりしていって。
良く分かっているじゃない。
さっきも言ったけど謝らなくていいのよ。
申し訳ないとか、そんなことを思う必要もないわ。
私がしたくてしてるだけだから大丈夫。
だから私の為にも、貴方はもっと自分を大切にして。
貴方はまたそんなこと言って。
美人なら誰でもいいの?
私に好かれているのが嬉しいくせに。
そうそう。
魔法瓶に暖かい紅茶をいれて持ってきてるの。
飲むでしょう?
そうだなぁ…まぁ、しばらくはここでゆっくりするか…
声をかけなくても来てくれそうだが、ま、もしもの時はそうするよ。
すまないな。本当に。
…毎回そうなんだが、こう、はっきりと好意を寄せられるのはなんだか照れくさいな。
いや、美人に好かれて悪い気はしないんだが。