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寝子島少年科学団の、仁義無きなめこつちのこ戦争
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【ていうかあの、何でこんなにスケスケばっかりなんでしょうか……?】
(3、2、1……よしっ)
ブリジット・アーチャー
の二丁拳銃が全ての弾を吐き出し、リロードタイムに突入したのを確認して、
桜庭 円
は鋭く飛び出します。
「ぶりちゃん、弾切れー!」
ぱぱんっとハンドガンを撃ち放てば、ぺたぺったん! 地面に、遊具にぺたぺたとスタンプされていく、なめこの山のロゴマーク。
「あら、やるわね円。でも、お相手は私だけじゃないのよ?」
「……はっ!?」
ぴくり、と耳に聞こえた靴音に、円は横っ飛び! ぺたぺったんと、今しがた押したなめこスタンプの上を、つちのこスタンプが覆っていきます……撃ったのは、この方。
「ほーれ、どんどんいくぞ! 今のワシは、無敵じゃあ!」
「って誰ー!?」
若返った、エジソンさん!
円の護衛に回っている
御剣 刀
は、ハッスルしております若おじいさんに半ば呆れ返りながら、
「子供の心を忘れないのはいいが……単なるイタイ老人の集まりになってないか? 少年科学団」
「なにおう! 人間、ハートまで枯れちまったらオシマイじゃろが!」
向けられたスタンプガンのインク弾を軽々と避けつつ、スナイパーライフルのトリガーを引けば、
「……うん。俺、剣士だからな」
ひゅーん! 弾はやっぱり、明後日の方向へ。ひとまず、まともに銃として使うのは諦めたほうが良いのかもしれません……。
そんな中、のんびりお姉さん
桜庭 弓弦
はと言いますと、スタンプガンを撃ち合う妹さんと刀くん、エジソンさんを眺めつつ、
「おじいさん、頼りになるわね~♪ あ、思いついちゃった。アインシュタインさんのほうも若返らせてあげたら、仲直りできるんじゃないかしら? ほら、人間歳をとると頑固になるし、血圧も上がりますからね」
やっぱり、のんびり。隣では
鷹城 空
が、
「元気になって、戦いが激化するだけのような気もするけどね……」
同じスタンプ持ちのエジソンさんとは別方向を、ぺったんぺったんしております。
なるべく領域を広げるのが目的なら、適度に分かれて行動するのが定石……とはいえどうやら、それは相手も同じだったようでして。
ばったり、目の前にはなめこスタンプを押しまくる、アインシュタインさんが。彼ははっと空に気付くと、
「む、おのれつちのこ派め! ここで会ったが100年目じゃ、スタンプを食らえい……」
「あ。そこ、危ないよ」
「えっ何が、ぬわー!?」
気付けばおじいさんの足元に、何故だかバッチリ置いてある……バナナの皮!?
空のろっこんによって召喚された黄色い悪魔、バナナの皮を踏んづけたアインシュタインさん、すってーーーん! 盛大に引っ繰り返ってしまいました。
「い、いたた……こ、腰がッ」
「ふ……ガンナーにして、トラップマスター。この
鷹城 空
の腕、思い知ったかな?」
ちゃきっと構えた銃に、アインシュタインさんは喉元ゴクリ。このままでは、つちのこスタンプまみれにされてしまう……! と、
「な、なんたる屈辱ッ……む?」
その時でした。
「まてぇいッ!!」
響く声に、頭上を見上げたところへ。雲梯の上、まばゆい太陽の光を背にして立つ、ひとつの人影が!
なめこもつちのこも、彼は、どっちも好きなわけでして。どちらかなんて選べないわけでして。
「争いはやめろぉ! こんな戦いは、この俺が止めてやる! 正義の為にぃ!」
将来の夢は、誰もが憧れるような、カッコいい……そう。ヒーロー!
しゃきーん! とポーズをキメて、彼は高らかに名乗りを上げるわけなのです。
「俺は、太陽の……じゃなかった。えー、月光の戦士! 仮面のヒーロー……って仮面はかぶってなかった。えっと、あー」
なんて少々もたついたとしても、彼はヒーロー!
「ええい、もう本名でいいや! みんなで平和に、仲良く食べるべきお菓子……それを争いの種とする、こんな行い! この
北 影太郎
が、断じて許さぁん! とうっ!」
雲梯の上から、影太郎は思い切り、ジャンプ!
空中でがしゃこと担いだランチャーで、円を、ブリジットを。刀を、弓弦を、空を。まとめてロックオン!
「ミサイル、発射ぁ!」
しゅぱん! しゅるるるる……尾を引くミサイルたちが次々に、どっかん!!
吹き荒ぶ爆風、もうもうと舞い上がった土埃の中へと、彼はしゅたっ! 颯爽と着地しまして、
「ふっ、決まったぜ…………あれぇ!?」
ヒーローとしてカッコよく断罪したはずの、彼らの格好は……みんな、スケスケ!
「な、なんだこりゃ!? みんなの服が透けちゃったぞ……こんなの、ネットには書いて無かったぞ!?」
いかに情報化時代とはいえ、たとえミサイルランチャーの撃ち方などと物騒なことをインターネットで調べられたとしても、さすがに当たると服が透けるなんて情報は当然、どこにも書いてませんもので。
気付けば降り注ぐのは、主にスケスケ女性陣の、じっとり険しいジト目です。
「まったく。エッチな子ね」
「ダメよぉ~? 女の子の服を、こんなにしちゃうなんて」
「え、いや、あの~……」
じりじり。詰め寄るブリジットと弓弦に、影太郎はあたふた。
一時休戦、空と円も、
「これは、お仕置きが必要かな?」
「そうだねぇ。影太郎くんがロクでもないオトナにならないように、キツイのをね」
「あ、いやその、すっすいませ……!」
決して、本意では無いのです。ヒーローたるもの、やらかしてしまったと思ったなら、きちんと謝罪の意を伝えることもやぶさかでは無いのです。
けれど彼も、男の子。年上のお姉さんたちの、ちらり垣間見える下着やら、艶かしいフトモモやら丸みを帯びた胸元やらを前にしたなら、そりゃあもう、やっぱり……ちらっ。ちらっ! 見てしまうわけなのです。
「……男の子だなぁ」
即座に後ろを向いて視線を外し、その後のトラブル回避を図った刀ほどに、10歳の少年影太郎くんは、エッチなハプニングに慣れてはおりませんで。
ついでに円へ目をやるなり、ぽつりとうっかり余計なことを口走ってしまったのも、無理からぬことではあったのでしょう。多分!
「お……男の人? かな? 胸無いし……」
「…………ふっ」
直後。思春期真っ盛りの男の子、その哀れな悲鳴が、公園内に響き渡りました。
(……うん。やっぱり、この銃は撃てない。絶対撃てないよ……!)
女の子たちに集中砲火を浴びながら逃げ惑う、可哀想な影太郎くんを樹上から見下ろして、
鴇波 羽衣
はうんうん。うなずきます。
彼女の手にしたマシンガンもまた、スケスケ……ほんとにもう、何でこんなに偏ってしまったんでしょうか。運命って恐ろしい……!
ともかく羽衣は、自ら銃を封印するにあたって、健闘を誓い合ったチームメンバーたちのためにも、自分の持つもうひとつの武器を活用することにしました。
(銃が無くったって。あたしには、この機動力があるんだから!)
そう、小柄な羽衣が誇る最大の武器は、身軽さ!
見れば向こう、公園の隅っこのほうをひっそりと進む、なめこ派の隠密部隊。
三夜 架月
、
八神 修
の姿が見て取れます。
「……よーし!」
頼りになるのは、羽織ったももんがフード付きケープ……羽衣は意を決して。とおっ! 空中へと飛び立ちます。
ももんがガールの異名は伊達じゃない! ろっこんによる滑空能力をこれでもかと発揮、びゅおおおっと一気に、公園の上空を横切りまして。
羽衣は、突撃!
「ごめんね、修くーん!!」
「……何!?」
ぽっけ~んっ! 羽衣の意表を突いた体当たりによる奇襲が、修に炸裂! まぁ怪我しないよーにという優しい羽衣の配慮があり、大したダメージではありませんけれど。
しゅたむっ、と華麗に着地した彼女へ、すかさず銃を向ける修と架月。
「鴇波か! 悪いが、邪魔されるわけにはいかないな」
「僕たちには、重要な任務があるんだもん。ねー、八神さん♪」
何だか仲の良いふたり……はさておき、途端に嵐のごとく襲い来る、銃弾の雨! 修はスケールマシンガン、架月はスタンプバズーカでもって、羽衣を集中的に狙い撃ち!
その全てを、何と羽衣は、
「はっ!」
ひらり、ひらり。
「えいっ!」
ひらひら、ひらり! 避けて避けて、避けまくります。
「残念、当たらないよー! 全部避けちゃうんだから!」
銃を撃たずして相手をこの場へ釘付けにする、これが羽衣の戦い方。身軽な彼女の真骨頂!
けれど、相手は策士、クールな修です。弾丸の全てを避けられながらも、彼は慌てることなく、
「なるほど、さすが鴇波だ。しかし、これは予想できなかっただろう?」
「えっ、何が……、!?」
踊るような羽衣の見せ場は、長くは続きませんでした……彼女は気付きました。何かが猛然と、自分へ向かって突進してくることに。
銃弾を避けることに気を取られていた隙に、飛び掛かる……修の愛犬。子犬のカーキー!
「きゃあ!?」
元気いっぱいのカーキーが羽衣の胸へと飛びつくと、勢い余って、羽衣はすってん! 尻餅をついてしまいました。
「あいたた、わ、きゃ、ちょっと……く、くすぐったいってばー!?」
ぺろぺろぺろんっ! どこか小動物めいた小柄な羽衣が気に入ったものでしょうか、しきりにぺろぺろと彼女の顔を舐めまくる、ご機嫌なカーキーくん。
そのお腹に手を差し入れて、ひょいっと抱き上げた修。ずっしり、バズーカを構えた架月。
ひくっ、と羽衣の口元が引きつりまして、
「あ、あのね、ふたりとも。まずは落ち着いてね、話し合いをね、ほら……」
「あはは! やーだよっ♪」
「敵に慈悲はない。悪いな、鴇波?」
にっこり! 笑った架月も、お友だちのはずの修も。今この時に限っては、容赦はありませんでした。
どぱぱぱぱん、どっかん!!
「……ぎにゃ~~~っ!?」
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コメディ
SF・ファンタジー
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定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月15日
参加申し込みの期限
2015年06月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月22日 11時00分
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