this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子島少年科学団の、仁義無きなめこつちのこ戦争
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
【負けられない戦いがそこにある】
見上げれば良い陽気の、風の原公園。
大人気ない大人の代表のような寝子島少年科学団と、ここへ集まった、あるいは巻き込まれてしまった付き合いの良い皆さんも、今やそこそこに広いこの公園を二分するかのように分かれて、睨み合いの様相を呈しております。
コペルニクスさんが、よっこいせっとベンチに腰掛けながら、のんびり言いました。
「ま、せっかくじゃから思う存分やりあって、決着つけたらええ。そうすりゃ気が済むじゃろ」
「おおう、やったるわい! 目に物見せてくれるわ、つちのこ派どもが!」
片や『なめこの山』信奉者、アインシュタインさん。
「なにおう! なめこ派なんぞあっさり蹴散らしてやるわい!」
片や『つちのこの里』激愛の、エジソンさん。
そう……なめこ! つちのこ! 両者の埋まらない溝、くすぶり続ける争いの火種が、この風の原公園にて今日と言う日に燃え上がり、両者一歩も譲らぬと、仁義無き戦いにまで発展してしまったわけなのです……!
ここらで誰かが、穏便に事を収めようと話し合いでも持ちかけていたながら、あるいは成り行きは違っていたかもしれません。
なのですけれど、ともかく、ジャングルジムの上へとずばっ! 身軽に飛び乗った
桜庭 円
が、叫んだのでした。
「話は聞かせてもらったァ!」
『なめこの山』陣営、そのメンバーはいずれも意気揚々、戦意にみなぎっております。
「争いは良くないよ!」
と、円も言うには言うのですけれど。
「だって、解ってることじゃん? なめこのほうが持ちやすい! なめこのほうがチョコが多いし、断然お得! 争うまでもなく、なめこの勝利は揺るぎない! そうだよね、みんなッ!」
ジャングルジムの上から、本日はこちらの公園でゆったりと友好を深めよう、なんて待ち合わせたお連れの皆さまへと呼びかけましたら、
「え、円、なめこ派なの? いや、私つちのこ派なんだけど……」
「あれぇ!?」
いつの間にやら離れたところにいる
ブリジット・アーチャー
が言いますと、そのお友だちも、そして円のお姉さんまでもが、うんうん。つちのこ陣営にて、こくりとブリジットの言葉にうなずきました。
「う、うそだ……ぶりちゃんも空ちゃんも、お姉ちゃんも、つちのこ派だなんて……ッ!」
何と、親しい間柄とてこんな風にして引き裂いてしまう、事ほど左様に根深いなめこ・つちのこ戦争……!
「……おーい。そんなとこに立ってると、スカートの中が見えるぞ」
がっくりと打ちひしがれた円を見上げましたのは、
御剣 刀
くん。彼もふらりと、この公園を訪れていたようです。
「あ、ムッツルギくんだ」
「御剣だ、御剣。ま、仕方ないから協力してやるよ、ボッチ桜庭」
「その呼び方やめて? けど、こうなっちゃったからには仕方ない! 戦いに勝って、なめこの優位性を証明してみせる!」
「ああ。それに……」
何の因果か、刀は彼らおじいさん三人組、少年科学団とは幾度か関わりがありまして。今回もロクでもない品物を持ち出してきた彼らの巻き起こす騒ぎを、どうにか早々に片付けてしまおう、という思惑もあったりするのです。
当の科学団、なめこ派筆頭のアインシュタインさんはその時、威勢の良い志願兵を受け付けておりました。
「いよいよ、雌雄を決する時が来たわね!」
と勇ましい
篠原 翠響
。細身の彼女ですけれど、いわく、
「新体操で鍛えてるから、運動神経には自信があるの。あたしも協力するわ! なめことつちのこの最終戦争、絶対に勝つわよ、司令官!」
「おお、頼りになるのう! あのロクでもないつちのこ派どもも、これで一網打尽じゃわい!」
司令官、なんて呼ばれてまんざらでもないおじいさんも、大喜び。
おかげで、対照的にこれでもかと引き立ちますのは、
深倉 理紗子
のおろおろ、涙目です。
「わ、わたしこんなの撃ったこと、っていうか触ったことも無いのに……!」
彼女はごっついバズーカ砲を両手で抱えて、途方に暮れておりました。おじいさんに、あんたも参加せー! なんて強引に引き込まれてしまって、いつもの小心者っぷりは倍増、ヘタレ気質な彼女はまごまごするばかり。
「大丈夫。心配はいりませんよ」
にっ! 理紗子が振り返りますと、自信たっぷりに笑った、ふたりの少年が。
ひとりは、こんな局面にはいかにも頼もしい、
八神 修
! 彼、ヘルメットまでソツなく準備しております。
「俺は、射撃部の部長でしてね。それに、策もある……必ず、なめこ派に勝利をもたらして見せる」
「え、あの、そういうことでは無くて……」
「そうそう!」
もうひとり、隣の
三夜 架月
も、一見人懐っこい笑顔へ何やら黒い表情を滲ませながらに、
「僕と八神さんで、敵のリーダーをブッ(ピーッ!)してくるからね。一緒にがんばろーね、八神さん♪」
「ああ、頼りにしているぞ?」
まったくもって安心できない理紗子さんはさておき、どうやら戦力は、バッチリ! のようであります。
見れば、いつになく神妙なお顔を浮かべました
屋敷野 梢
が、敵対するつちのこ派を見据えながらに、何やら演説のようなことを始めておりまして。
「……なめこつちのこ戦争……始まりはそう、些細なひと言であったことでしょう。しかし今となってはその発端も定かでは無く、戦いの歴史を知る者も多くはありません。憎しみの連鎖……そこへ身を委ねるのは、やはり愚かしいことでしょうか?」
しゅばっ! 両手を仰々しく広げて、梢は思い切りぶち上げました。
「……否ッ! 我々なめこ派は既に、連綿と続く彼らの愚弄に耐え続けてきました。そう、今こそ立ち上がる時! 邪教徒は根絶やしにしなければならないのでありますッ!!」
邪教徒とか言いましたよ、この人!?
打って変わって『つちのこの里』陣営。こちらの面々はどちらかと言いますと、理知的クールなメンバーが顔を揃えております。
「まぁ、どちらも美味しいことに変わりはないんだが」
梢の演説を遠巻きに聞きながら、
鷹城 空
は、あくまで冷静に。
「答えを出さなければならないというなら、当然、私は生粋の里派だ。里のほうがより美味しい、このことは売り上げの数字も顕著に示している。主観ではなく、データによる客観的な視点で見れば明らかだ」
「ええ、異議なしね」
力強くうなずくブリジット。空と並んだこの立ち姿の、何とも頼りになりそうな佇まい!
その視線の先には、友人たる円の姿もありますけれど……ブリジットはきりり、と眉を寄せまして、
「つちのこの里の、クッキーとチョコの素晴らしく絶妙なハーモニー……なめこには、そういった調和が感じられないわ。世の中には、たとえ友人であろうとも譲れないものがあるのよ……!」
「まったくもってその通りじゃな! いけ好かんなめこ派なんぞ、コッパ微塵に粉砕してくれるわ!」
と、つちのこ派筆頭、エジソンさんも仰っております。お菓子の好みでここまでヒートアップできるのも、あるいは親しい間柄同士だからこそ、なのかもしれませんけれど。
もちろんのこと、円のお姉さん、
桜庭 弓弦
とて妹相手であっても、
「そうよね~。だって、かわいいじゃない? ツチノコ。知ってる? ヘビのお肌ってね、鱗がすべすべで、お肉がぷにっぷにで。体温も控えめで、とっても触り心地が良いのよ~?」
……あれっ? お姉さんどちらかと言いますと、お菓子より、ツチノコそのものがお好きのようであります。確かにつちのこの里のロゴマークを見るに、なんとなく触ったらぷにぷにして気持ち良さそーなカンジではありますけれど!
弓弦、ブリジット、それに空の三人の横で、元気いっぱいなのは、
鴇波 羽衣
です。
「サバゲー? っていうのかな、やったことはないけど。でも楽しそうだよね!」
ぴょこんっと背中で揺れた、ももんがフード付きのケープを羽織って、彼女はわくわくとしながら目を輝かせています。お菓子はさておき、この突発的イベントは何だか、面白そう!
「あたしも、どちらかと言えばつちのこが好きかな。だって、チョコかかってる部分が多いし! だからつちのこ派の勝利のために、頑張ろうね!」
とにっこり、結束を呼びかけた羽衣へ。
「それは良いけれど……向こうに比べて、こっちは少し、人数が少ないわよね?」
そう言った
三宅 葉月
も、お菓子は嫌いではありません。創作活動に打ち込み疲労を感じた時などは、そうしたスナック菓子で糖分補給、新たな活力に、なんてことも良くありまして。そう言う意味では彼女、なめこもつちのこも同じように好きだったりするのですけれど。
ともかく、エジソンさんにこれまた強引に引き込まれ、所属することになったつちのこ派は、確かに向こうのなめこ派と比較してみますと、いくらか戦力で劣っているように見えました。
「やるからには、負けたくは無いわね。他に、つちのこ派の人はどこかに……」
と、そこへ。
ぴーん! と聞こえてきたのは、親指で高々とコインを弾く、小気味良い音。
「あ、ねむるくん?」
羽衣が言ったところで、ぱしんっ、とコインを受け止めましたのは……
日暮 ねむる
!
「……っと、表、つちのこか。ツイてるね、君たち」
彼にとっては、どちらの陣営につくかは、正直言ってあまり重要では無いのです。なぜなら、
「戦力は足りてるかい? 今なら、つちのこの里二箱で、傭兵としてこちらの陣営の勝利をサポートするよ。僕と組むかい? 必要無いなら、なめこ側に回るけど」
彼は、傭兵。いささか人数の足りないつちのこ派としましてはもちろん、渡りに船! サバゲー好きな彼は、葉月が携帯していたつちのこ二箱と引き換えに、陣営へ加わることとなりました。
「毎度あり。頼りにしてくれていいよ」
笑って銃を構える様は、仲間たちの目に、歴戦の兵士のようにも映りました。
かくして、少年科学団+集まった面々の、熱気の高まりに呼応するかのように。
両者の激しい戦いは、ここに火蓋を切って落とされたのであります……!
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子島少年科学団の、仁義無きなめこつちのこ戦争
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月15日
参加申し込みの期限
2015年06月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!