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潮干狩りに行こう
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【エビっちゃった?】
「あ、案外、集中してしまうというか……。た、楽しいもの、ですね」
笛吹 音花
はひとりごとをつぶやきながら、それでも熱心に、アサリを集めていた。
一緒に参加したはずの
汐崎 キミ
の姿が、先ほどから見当たらない。
「大物を探してくるネっ」
おそらく小さなアサリを探すのに飽きたのだろう。
どこかへ行ってしまったのだ。
「オーイ、音花ちゃーん!」
やがて駆け足で戻ってきたキミの手には、一匹のエビが握られていた。
「音花ちゃんみてみて! こんなオッキなエビとったヨ!」
腕を伸ばせば届く距離までエビが近づき、ろっこんの影響を受けた音花の心も、全開でハッピーになってしまった。
「わあ、汐崎さんエビ捕まえられたんですか!? すごいですよっ!」
きゃあきゃあはしゃぐ姿は、普段の音花からは考えられないものだ。
頬が紅潮し、瞳もまっすぐにキミを見つめている。
「でもこのエビ、食べられるんでしょうか」
「アトでセンセにきいてみヨ-!」
キミのほうも、自分の誘ったイベントでこうも彼女が喜んでくれたのだと知り、嬉しくなった。
小躍りしたいほどに、嬉しくて楽しくてたまらない。
「汐崎さん、見てください! 私もこんなに取れましたよ!」
あたりをはばかることのない満面の笑顔を浮かべて、音花は自慢げにアサリを詰めた網をかざした。
「コレ、全部音花ちゃんがとったノ? ス☆ゴーイ!」
「えへへ、やった。ありがとうございます!」
「スッゴイよー。音花ちゃん、アサリとり名人だネっ」
「えへへ、えへへへー。潮干狩り、とっても楽しいですねっ」
「俺モ、サイッコーの気分だヨー!」
傍目には明らかに、音花は変調をきたしているようなのだが、普段からハイテンション気味のキミはちっとも気づかずにいる。
「今日は誘ってくれてありがとうございます。一緒だからこんなに楽しいんですねっ」
「そっかー☆ シオヒガリ、バンザーイ!」
「ばんざーい!」
陽気な笑い声があたりに響く。
「音花ちゃん、とっても楽しそうだね!」
そこへ、音花とは同じクラスの、
夢宮 瑠奈
がやって来た。
「あれ、エビがいるんだねぇ」
エビに近づいた瑠奈の、何かのスイッチがいきなり入った。
「ふふ~♪」
打ち寄せる小さな波に足をひたして、くるくる回転してみせる。
「見て見て、波と一緒に白い泡がはじけて、かわいいよー」
瑠奈の動きに合わせて、白いワンピースの裾がひらひら踊る。
周囲の視線を浴びると、テンションも上がる。
あざといってことくらい、瑠奈は承知していた。
「かわいいは正義、楽しいも正義、だよねーっ」
小刻みなステップを踏むうち、うずうずしてきた。
「よっーし、いい気分だから歌っちゃおー!」
突然歌い出した瑠奈に、音花も勢いにまかせて拍手をおくる。
「夢宮さん素敵です!」
「歌はイイね、俺も歌うヨ-!」
三人で輪になって、適当なメロディーを口ずさんでいると、瑠奈と同じ軽音楽部の
雨寺 凛
も飛び込んできた。
「楽しそーっ、私も歌うーっ」
ぶんぶんと頭を振って、いかにもなハイテンションだが、エビからはいささか距離があるため、おそらくこれは素のままなのだろう。
「あー、残念。ここにギターがあればよかったのになぁ」
そこにカゴを背負ってあらわれた、
風雲児 轟
も加わった。
「おーっ、なんだ、にぎやかだな! ん、それにエビか?」
輪の中心にいるエビに手を伸ばした轟も、天に向かって叫んだ。
「ひゃっほぉぉぅ!! 海の幸わっしょーい! いえー!」
「海辺のみんなー、盛り上がってる-? いっえーい♪」
「イエエーイ!!」
「いえーい、いえーい……だって。無駄に盛り上がれるこのノリが若さなのかな」
ぶつぶつつぶやきながら、
新井 米太郎
が彼らの様子を遠巻きに見ていた。
少しくらいは食材の調達に貢献しようと思い立ち、海へと入ってきたのだ。
「アサリはたくさん集まっていそうだから、何か別のもの……、ん?」
エビがいた。
米太郎は、これだと思った。
「うん、エビなら焼いて食べられるよ、ね…………っFOOOOOOOOOO!!!!!」
むんずとエビを捕まえるなり、突如米太郎は、ガッツボーズで雄叫びをあげた。
「うおぎゃっひゃひゃひゃひ……っ、みなぎってきたあァァァァッツ!!!」
髪が逆立つかと思うほど興奮した。
目が完璧に逝っている。
「うはっ、ぎゃっひゃひゃ! なんだこれ、内蔵からエネルギーが満ちてくるぅぅ……!」
この世の中に怖いものなんてない。
「全力でHAPPY――――!!!」
もう、宇宙の真理までつかんじゃった心境だった。
「全身全霊、僕のものはみんなのものだーッ! ひらめいたー!!」
ざばっと浅瀬にはいつくばって、米太郎は皆のぶんも探し始めた。
「HAHAHAッ、HAHAHA――!!!!!」
幸せのおすそわけ。ハッピーで善意な熱意の暴発的事象だ。
「みんなでTRIP! 世界はPEACE!! エビこそがYEAH!!!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月29日
参加申し込みの期限
2013年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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