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【お背中かゆかゆ事情】
「あの子も水着だったんだね、やっぱり海は水着だよねー!」
佐々 寿美礼
が、鼻血騒動を見て言った。
「もっと水温高ければあの子も泳げたのに、ざーんねーん」
「まあ、水着にも色々あるわよね。青少年には刺激が強かったんじゃない?」
エカテリーナ・クロキ
が、
松谷 洋志
をからかった。
「洋志も、また鼻血が出ないように気をつけないと」
「だからっ、出しませんってば!」
「それはどうかしら。けど、せっかく海に来たんだから、もっと自然を楽しまないとね」
エカテリーナは先ほどから、場所を変えては足元を探り、砂に筆を差し込んでいる。
「それは何をしているんですか?」
「アナジャコを探しているの」
エカテリーナの発言を、
風雲児 轟
が聞きつけた。
「この砂浜、アナジャコもいるのか。よーし、俺もやってみるか!」
「あら、だったらこの筆、貸してあげるわ。順番に使いましょう」
「おう、助かる! サンキュな」
「……あっ、また逃げられた。くやしいわね」
「アナジャコはアサリと違って動くからな。こっちはどうだろう? 掘ってみるか」
洋志が見守る中、幾度目かの挑戦で、エカテリーナはアナジャコを捕まえることに成功した。
「やったわ、捕獲!」
よろこぶエカテリーナが、背中をくねくね踊らせる。
「あ、あら? んんー、背中が、洋志」
アナジャコをつまんだまま、エカテリーナは洋志に背中を向けた。
「なんだか全体的にむずむずするんだけど、かいてくれない?」
「ふぉぇっ!?」
顔を真っ赤にする洋志には気づかず、エカテリーナは催促する。
「手が届かないんだもの。おかしいわね、アレルギーはないはずなんだけど……」
「でっ、でっでも、背中なんてそんな」
「もー、いいから早くしてよ、お願い!」
「は、はあぁぁい!」
果たしてこの場合、女性の背中に触れていいものなのかと悩みながら、洋志はおそるおそるエカテリーナの背中をかいた。
「うー、もっと強く!」
「うわぁっ、はいっ! すみませんっ」
首をすくめて、微妙に視線をそらしながら、洋志は手を動かした。
「俺も負けずに捕まえるぞー」
張り切る轟が筆を受け取ってしゃがむ。
「ここかー? こっちかー?」
「ねえ、もうちょっと上もお願い」
「こここ、こうですか……。あっ、でもここは素肌で……っ」
「俺も捕まえたぜぃ! アナジャコゲットー!」
喜んでアナジャコをかざして見せる轟も、すぐに背中にかゆみを覚えた。
「おお? なんかやったらかゆいな。なんだこいつ、病気持ちじゃないだろうなぁ」
もぞもぞ背中を揺らす轟は、近くを通りかかった
御風 不二夫
を呼び止めた。
「悪いんだけど、背中かいてくんねーかな」
「んあ? んだよ、しょーがねーな」
ぼやきながらも、不二夫は丁寧に轟の背中をかいてやる。
そのために背中からおろしたカゴに、轟はアナジャコをぽいっと入れた。
「サンキューな。スッキリしたぜ! 背中かくの上手そうな顔してると思ったんだよな!」
「ざけんな、なんだそりゃぁ」
「実際、ぴたっとかゆみがおさまったぜ」
「ちっ。ならいいんだけどよ」
なんだかんだと困っている人に手を差しのべ続けて、不二夫はこの日、まだ一度もアサリをとってはいなかった。
品行方正な優等生を目指す不二夫だが、高校に入学する前までは札付きの不良だったために、これまで学校関連の行事とは疎遠だった。
「ムダに張り切って、三十分も前に到着したっつーのによ。ま、これはこれでいいか」
周囲で潮干狩りを満喫する生徒の顔は、どれも明るく楽しそうだ。
新鮮だなと、不二夫はしみじみ思う。
「俺のカゴ、使っていいからな。アナジャコってこれ、食えるのかなぁ?」
轟にうながされてアナジャコを手放し、エカテリーナはようやくかゆみから解放された。
しかし精神が疲弊したのはむしろ洋志のほうであったらしく、顔を真っ赤にして、頭をぺこぺこ下げていた。
【松葉でぶらぶらアサリ釣り】
「アサリいっぱいだー! いっぱいとれて嬉しいねー!」
うきうきした様子で、
雨寺 凛
は次々と熊手でアサリをかきだした。
ジーンズにパーカー姿で、裾も袖も、半ばまでくるくると折り曲げている。
「貝の口から、白いのうにょーっと伸びてるよー」
喜ぶ凜に、
八神 修
が理系男子らしく口をはさむ。
「それは水管というんだ」
「水管?」
「そうだ。どうせなら、習性を利用してとってみたらどうだろう」
修がポーズを決めてすちゃっと取り出したのは、松の葉だった。
「葉っぱだねー?」
「まあ見ていろ。アサリの目がたくさんあるだろう」
「目ってなぁに?」
「これだこれ。砂浜にぽつぽつあいてる小さな穴」
「お-、穴ねー」
「なるべくつるつるしてる穴を探すんだ。それで……」
修がふたつ並ぶ穴の中間に、松葉の先を差し込んだ。
「かかった!」
手応えを感じ、修はそっと葉を引っ張り上げた。
「おわー! すっごーい!」
葉の先にアサリがぶらさがっていて、凜が歓声を上げる。
「楽しそう! 私もやりたーい」
「葉っぱならたくさんある」
修はふところから松葉の束を取り出した。
「よーっし、どっちがたくさん釣れるか競争だよ!」
「望むところだ。負ける気はしない」
その自信はどこから来るのか。修は不適な笑みを浮かべた。
「たくさんとれたら、後でみんなで食べたいね」
「……そういえば、少し疲れてきたな。お腹もすいたし」
「え? まだそんなに時間たってないよ?」
早々に疲労をうったえる修は、明らかに体力不足だ。
日差しの下にいるだけで、体力は消耗していく。
お腹をさする修の横で、凜は松葉を砂に差す。
その様子に、
鰐淵 碧緒
が興味を抱き、足を止めた。
「日本の高校生も、なかなか面白いことをするんだな」
かわいらしいツインテールを風になびかせてはいるが、眼差しはやけにクールだ。
「一緒にやる? 楽しいよ」
凜の誘いに、碧緒は静かに首を横に振った。
「こういう光景が目新しく思えただけだから」
碧緒はアメリカ帰りだ。
しかも、学業で優秀な成績をおさめていたこともあり、同年代の友人とこうした行事を共にしたという経験は乏しい。
「うんうん、海が近いっていいよねぇ」
凜は無邪気にうなずいた。
「私も、実家は海が遠かったからね。なかなかこういう機会、無かったんだよ」
「ふうん、そうなんだ」
「そ! だから今、すっごく楽しいよ。海って、そこにいるだけでテンション上がるよねーっ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月29日
参加申し込みの期限
2013年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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