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怪人セブンの暗躍
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教室に到着すると、ののこは机に突っ伏したまま真っ白な灰になっていた。
完全に意識が遠のいてしまっている。
「……まいったな、これでは午後の補習が乗り切れるだろうか?」
ののこの傍で苦笑いを浮かべているのは、2年の
シグレ・ナイトウォーカー
だ。
「シグレ先輩、どうしてここに?」
「ああ、逆巻。それに夏朝嬢も。俺は今朝からののこ嬢の補習のアシストをしていた」
聞けば、昨日にののこの補習の話を耳にしたシグレは、補習担当の
中野 空也
先生に頼んで同席させてもらっていたのだ。
メガネをかけたシグレは家庭教師のようにののこのサポートを行い、ののこの傍に午前中ずっと控えていた。
シグレは廊下に出てくると、ののこに聞かれないように小声で話し始めた。
「……2人が来た理由はなんとなくだが推し量れる。【情報】班経由で事態は把握できている」
シグレもまたメーリングリスト【7】の登録者だ。
「かなり高い確率で令嬢たちは寝子高へ向かうだろうな。神であるののこがいる学校をスルーするとは考えにくい。それに、もともと教団は落神を祀っていたらしいが代表と計画も変わった今、ののこは本人も気付かない内に利用されたり、彼女が落ちたこの学校を祭壇の様に使われるのは御免だ」
「そうだね。敵が学校になにか仕掛けてくることも考えられるし、野々と接触してくる可能性も否定できない」
逆巻は腕を組んで思案を巡らせた。
(それにしても、もれいび同士の戦いが野々に牙を剥くことになるなんて、個人的には好きじゃないかな)
この島のフツウを守るためにも、脅威を近付かせたくない考えだ。
「僕も2人と同じ考えだよ……。ののこちゃんを守らなきゃ……!」
3人は同時に頷いた。
ここで協力して寝子高を、ののこを守ろうと結託することになった。
「ねぇ、シグレ先輩……、1つ、聞きたいことがあるんだ」
「なんだ、夏朝嬢?」
「ののこちゃん、本物だよね……?」
恵御納の質問に逆巻は眉をひそめた。
「依頼の中にあった色欲の変装のことかな」
「うん……。やっぱり、あれはろっこんのことを指すんだと思う。もしかしたら、ののこちゃんをさらって入れ替わりを果たすつもりかも……?」
恵御納の懸念にシグレが首を横に振った。
「いや、それはありえない。俺が保証しよう。朝からずっとこの教室で、ののこ嬢の勉強を見ていたんだ。その間、彼女は一度も席を立っていない。それ以前に入れ替わったと仮定しても、不審な点は全く見受けられなかった。いつもの彼女そのものだった」
「そっか……、シグレ先輩がそういうなら、大丈夫だね……」
恵御納は胸をなでおろした。
「でも、油断はできないね。敵は僕らの1人になりすますことだってありうる」
「逆巻、そこだ。自分を自分だと立証できるのは意外と難しい。だから、何かしら目印か合言葉が必要だ」
「シグレ先輩、だったら僕にいい考えがある……!」
恵御納はののこの机にある筆箱からペンを拝借した。
そして逆巻とシグレ、そして恵御納自身の手のひらに猫の顔を描いた。
「三毛猫さんが僕たちが本人だっていう証だよ。念のため、ねこさんシールで隠しておくよ」
3人は左掌に描かれた猫の顔にねこシールを張った。
「もし捕まってシールを貼り直されても、絵が描かれた左掌があれば見分けがつく」
「いいアイデアだ、夏朝嬢。パーフェクトだ」
「合言葉も『ミケ』にしよう。三毛猫さんの絵にちなんで」
「恵御納は本当に猫好きだね。うん、合言葉はミケ。わかった」
逆巻は左掌を眺めて頷いた。
「さて、これからどうしようか? 敵は図書館で資料を見聞していたようだけど」
「学校の書籍も危ない……! 逆巻君、図書館へ急ごう……!」
「2人とも、ののこ嬢を忘れていないか?」
シグレが待ったを掛ける。
「補習中とはいえ、令嬢が乗り込んできたらののこ嬢の安全を確保しないと」
「どこか外へ連れ出すか? でもどうやって?」
逆巻の疑問に恵御納が提案を述べた。
「……ねぇ、架空の『あの子』のイタズラってことにして、ののこちゃんを連れ回せないかな? 中野先生も騙さないといけないし……」
「なるほど、架空の第三者の妨害で補習が受けられなくすれば……」
シグレも乗り気だ。
「じゃあ、僕も話を合わせよう。僕たちの演技力が求められるね?」
逆巻はポーカーフェイスを保ったままだ。
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月13日
参加申し込みの期限
2015年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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