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幸い、ののこは白目を剥いて気を失っている。
彼女のニューロンの容量を超えた学習量は多大なる負荷となってオーバーヒートを引き寄せたのだ。
この神様、本当にアホの子である。
「僕たちの話を聞かれなくて済むのはいいけど……」
逆巻の胸中は複雑であった。
「さて、休み時間中に少し意見交換をしよう」
「そうだな、逆巻。早速だが、俺の見解を聞いてほしい」
シグレが腕を組む。
逆巻は注視し、恵御納はこくりと頷いた。
「教団はののこ嬢が落ちてきた講堂を真っ先に狙うだろう。だから、2人には講堂に細工してほしい」
「具体的にどうすればいいかな?」
逆巻の質問に恵御納が提案した。
「それも、『あの子』の仕業にして講堂にイタズラしておけばいいんじゃないかな……? 行動を水浸しにしちゃうとか」
「器具や窓にもイタズラしておいて、清掃中だから入れないってことにしておけば更に良さそうだね」
逆巻は恵御納の案に同調した。
「講堂だけじゃなくて、体育館のような広い施設も細工しておくべきかな?」
「わぁ……、結構忙しくなりそうだね、逆巻君……」
「話がまとまったらすぐに行動しないとだね。シグレ先輩、細工は僕たちにまかせて下さい」
「頼んだぞ、2人とも」
シグレは大きく首を縦に一度振った。
「ところで……、僕も気になることがいくつかあるんだ」
逆巻は教団の“大罪持ち”について自己解釈を述べ始めた。
「今、島に来ている壺井 魅紗歌っていうアイドルは毒舌キャラらしい。もし教団の関係者だとして、毒を扱う大罪のモチーフは『蠍』。『蠍』は色欲を暗示するよ」
「あのアイドルが、『色欲』……!?」
恵御納は全身を震わせておののいた。
「逆巻は街を練り歩いている令嬢とアイドル、どちらかが既に偽物にすり替わっていると推理しているんだな?」
「はい、シグレ先輩の言うとおりです。……そして、強欲は多分、令嬢とすり替わっているのかも」
逆巻の推理に他の2人は目を見開いた。
「つまり、2人とも偽物の可能性があるの……!?」
「あくまでも推理の域を出ない、恵御納。聞けば、加納のろっこんは『ハエを呼び出して人を襲わせる能力』らしい。ハエの大罪は『暴食』。でも、暴食を司る悪魔であるベルゼブブはマモンの別名でもあるんだ。僕は令嬢が『強欲』と、アイドルは『色欲』と入れ替わっていると考えてるんだ」
「“大罪持ち”のもれいびたちのろっこんが悪魔の由来だと仮定すれば、逆巻君の仮説は理にかなってる……!」
恵御納は狼狽しながらスマホに手をかける。
「はやくみんなに知らせなきゃ……!」
恵御納が【情報班】へタレコミしようとしたが、シグレがそれを遮った。
「待った。逆巻、恵御納。正午過ぎに更新されたメルマガを見てくれ」
シグレはスマホを操作して液晶画面にメルマガの文面を表示させた。
「ほら、ここに『暴食令嬢は本物。ろっこんによる変装の可能性はゼロ。直に接触した印象から、変装の可能性も極めて低い』と書いてある」
「情報班、加納と接触していたのか……」
恵御納とのやり取りでスマホの確認ができていなかった逆巻。
仮説も否定され、思わず表情が曇る
「僕もなるべくスマホは確認してたけど……」
逆巻の仮説に納得して、スマホの情報を失念してしまったようだ。
シグレは続ける。
「それにだ、『嫉妬』を司る菜々緒嬢のろっこんは、悪魔のそれと関係なさそうに見えるが……?」
これに逆巻は反論した。
「いえ、芽森先輩は少し特殊なんです。そのあり方自体が『嫉妬』の悪魔――レヴィアタンに似ているんです」
「どういうことなの、逆巻君?」
恵御納が尋ねると、逆巻は目を伏せながら答えた。
「もともとレヴィアタンは、諸説あるけど旧約聖書に登場する巨大な海の怪物なんだ。その存在は最強。でも繁殖を恐れた神は、つがいだったレヴィアタンの雄を殺して、残った雌を不死身に変えてしまうんだ」
「ちょっと待て、それって……」
シグレは言葉にするのを躊躇った。
偶然にしては、出来すぎている。
逆巻はシグレにはっきりと告げた。
「そうです。僕たちは一度、最強の殺人鬼である怪人セブンを殺しました。各々の動機は違うけど、それらはある意味、野々を守る神の代行者として僕たちは動いていたことになります。そして男性人格の七男が死んで、女性人格の芽森先輩が蘇った」
逆巻はメガネのフレームを押し上げながら断言した。
「つまり芽森先輩自身が、レヴィアタンそのものなんですよ」
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月13日
参加申し込みの期限
2015年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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