this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【中間テスト】エクストリーム☆中間テスト
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
14
つぎへ >>
【エクストリーム☆レクイエム】
「やばい、やばい……!」
階段を二段飛ばしで駆け上がりながら、
日暮 ねむる
は階下へ迫る暴徒たちへ向かって、薙ぎ払うようにエアガンを掃射。ぱぱぱぱぱん!
当たれば彼らもいくらか怯んではくれるものの、何しろこれが数の暴力というやつでして、後から後から押し寄せる人の波。焼け石に水というものなのです。
ねむるは駆け上がり、屋上へ出る扉へ取り付くと、片手でぱぱぱぱんと連射しながらに扉を開けようと……したところで。
がちり、と小銃がイヤな音を立てて、唐突に弾が出なくなってしまいました。
「げっ……ジャムった!? やばい、やばい……!」
何ともイヤなタイミング、弾詰まりを起こしてしまった小銃を放り捨てて扉に取り付きます……けれど焦りのためか、扉は開いてくれず、がちゃがちゃとやっている間にも、押し寄せる人。人、人!
「くっ、これまでか……ん?」
あわや伸びた手がねむるに触れる……という、その直前でありました。
ばしゃーん! 何だかカラフルな液体の奔流が横合いから吹き付けて、暴徒たちはすぱーんと弾き飛ばされてしまいました。
「……大丈夫? 教頭先生を追いかけてきたら、これ、どうなってるの?」
助っ人登場、
葉利沢 倫理子
! でありました。成り行き上ながら、彼女はネオンカラーの蛍光塗料をぶちまけて、暴徒たちを阻んでくれています。
「助かった……! 悪いけどちょっとそのまま、持ちこたえてて」
「え、ええ?」
何だか妙なことに巻き込まれてしまった気がしつつも、ねむるの要請に答えて、倫理子は水鉄砲でどばーっ!
その間にねむるは冷静さを取り戻し、かちゃかちゃかちり。がちゃん!
「開いた! 屋上に逃げ込もう!」
ぽっかり開いた扉の向こうへ、ねむると倫理子は飛び込むと、鍵をロック! がたがたどかんと揺れる扉を見ながら、ほうっと一息をつきました。
「……おお、なるほど! ちゃんと答えになってるじゃないか、綺麗なもんだ!」
「美しい泳ぎねぇ」
……何だかのんびりとした声が、二人の耳に届きまして。
見れば先客、試験監督の先生方が屋上から優雅に眺めておりますのは、プールのほうです。少々遠くではありましたものの、そこではねむるも良く知る、
飛吹 勘助
が人魚に姿を変えて、実に楽しそうに泳ぎ回っているのが見えました。
「飛吹さん……?」
「! ねえ、扉の鍵が……!」
勘助の見事な泳ぎに見惚れる間も無く、息つく暇も無く。
どばん! あっさりと扉のロックが弾け飛び、屋上へ雪崩れ込む暴徒たち!
「くっ、仕方ない! ここでタイムアップまで粘ろう!」
「そうね……、!」
ぱぱん、と予備の拳銃で応戦を始めたねむる。倫理子は、暴徒たちの中にちゃっかり混ざっている彼の姿を見るなり、薄く笑みを浮かべます。
「はははははー! いいぞみんな、怯むな、進めー! クロサキ機関のド派手な進軍を見せてやろうじゃないか、これは目立つぞー!」
黒崎先生ー! たぶんきっと神魂の影響だと思いますけれど、そう信じたいですけれど、相当に調子に乗っておられる教頭先生! ていうか
旅鴉 月詠
の設定が使われてたりするあたり、案外ちゃっかりしてます先生。
倫理子は、
「……そうね。私も、思い切り……撃ちまくりたい気分」
「そうこなくっちゃね!」
耳に聞こえてくるのは、プールから届く、優雅で楽しいメロディ。心躍るBGMを聞きながらに、タバスコ水鉄砲も取り出して、どばばばば! 薙ぎ払う倫理子の水流、ねむるのハンドガンによる精密射撃に進行を阻まれつつも、押し寄せるクロサキ機関の構成員たち……!
いつしか、そんなサバイバルゲームのみならず、勘助の鳴らした音楽は寝子高内のあちこちへと広がり、生徒たちのエクストリームなパフォーマンスを演出しています。
グラウンドのサッカー+バイクな三人は、華麗なパスワーク!
「赤点補習なんて、イヤだからな……! 楢木!」
工藤 耀
はボールを跳ね上げて、ふくらはぎでワンタッチ、振り向きざまにインステップからのキック! 耀の決め技、『AkkA 3000』!
ボールは鋭く放物線を描いて宙を舞い、そこへ飛び込んでくるのは、
「キッチリ受け止めてくれよ? ホズミヤ! 工藤!」
楢木 春彦
のモトクロッサー! 春彦は空中へ大ジャンプしながら、車体の上へ足を広げながらに倒立、大技『インディアンエア』を決めつつ……前輪でボールをキャッチ! そのままタイヤの回転を利用して、返したボールは再び耀の方向へ。
「こいつで、赤点回避だー!」
駆け込む、
六月一日宮 檸檬
!
ワンステップから空中でくるんと横回転、耀とタイミングを合わせての、ダブルボレーシュート!
すぱーん! とボールはパネルをぶち抜き……締めには香る、さわやかレモン!
「「「やったぜ!」」」
お見事な連携プレイを見せ付けた三人は、揃ってガッツポーズ! の後に、ぱち、ぱちんっとハイタッチを決めました。
「いい加減に、しろ……馬鹿兄貴……あっ」
「これはまずい、食らったら本気で、あっ」
すこーんっ! 小気味良い音が鳴り響き、
志波 拓郎
の鋭い掌底がうっかり、お兄さま、
志波 武道
のアゴへとクリーンヒット!
「た、たー坊……ナイス、だ……ZE☆」
武道はきらりと白い歯を見せ付けて、親指を立てたまま。ばたんきゅう! とノックアウトされてしまいました。
「……さて」
拓郎はころんと武道の身体をひっくり返して、背中にのしっ。乗りかかると、今の内に、とかりかりかり。武道の背中に張り付けられた問題を見ながら、答案用紙を埋めていきます……と。
ふと、気付きました。
英語はいまひとつなはずの拓郎が、動き回って血の巡りが良くなったからでしょうか? やけにすらすらと鉛筆が走るのです。
(……兄貴……まさかそのために、俺をここへ……?)
きわどいブーメランいっちょのお兄さま。腕にくるんと巻いたテーピングに、拓郎はちょっぴり首を傾げつつ。
(いや……考えすぎか? しかし……)
そのラブは弟へと、少しばかりは伝わったのかもしれません。
羽生 碧南
と
風雲児 轟
のバスケパフォーマンスも、最高潮!
「段々、楽しくなってきたわね……!」
いい笑顔の碧南は、ステップを踏みながらボールを足を通し、腰をぐるりと回して、肩の上を渡して。流れるようなハンドリングから、背中を向けて後ろ手にパス!
受け取った轟は、高速八の字ドリブルを経て、
「いつもこんなテスト形式なら良いんだが、な!」
ジャンプ! 空中で迫る相手をかわすように、一度腕を下げてから再度叩き付けるような、ダブルクラッチ!
床に跳ねたボールを碧南へ渡すと、今度は彼女が、くるりくるり。まるでボールが意思持つように腕の上を転がり回り、碧南も一緒にくるり、一回転! 時にはジャンプも混ぜながら、ダンス、ダンス!
おもむろに碧南はボールを、ばしん! 大上段から思い切り床へとぶつけると、大きく跳ね上がったボールを轟が、空中でキャッチ! ゴールを叩き折るほどの勢いで……ダンクシュート!
最後は揃って、鉛筆かりかり。もちろん答案用紙も埋めて、パフォーマンスはばっちりでありました。
相も変わらず朝礼台の上、ピッシーと倒立をキメている
大貫 征治
の隣。今や
李 小麗
もそこへと登り、気付けば何故か、コンビ芸のような様相を呈していたりします。
ぷしゅーっとアイロンをかけてキレイにしわを伸ばした解答用紙へ、征治は、
「次の空欄に入る単語は……『reason』、理由。と」
「理由……しゃおりーたち、何でこんなことしてるんだったっけ……?」
「エクストリームだからね」
小麗も負けじと、片手で皿回しを維持しつつ。けれど、長文問題に苦戦中であります。
小麗は積み上げた椅子の上でゆらゆら、巧みにバランスを取りながら、うーんうーん。征治はピシッと、微塵の揺れも見せないままに、アイロンしゅしゅしゅっ。
気付いたら、幾人かの通行人がフェンスの向こうから二人を覗いて、うおー! なんて喝采を上げたりしておりましたけれど、あいにくとそれに答える余裕はありませんでした。
なので小麗はせめて、言葉の意味は未だにピンと来ないままに、叫んでおくことにしました。
「え……えくすとりいいいいいいむッ!!」
「あいきゃんふらーーーいなのだあああ!!」
「そうだ、俺たちは飛べる! あの大空へと、高くッ!!」
元気に屋上の縁を蹴って飛び出した
後木 真央
、
志田 朝陽
に続いて、
「どうだよ先生たち、これなら派手だろーっ!」
「俺はもう高速解答完了してるんだが……! でもお前たちが飛ぶって言うなら、何度だって付き合ってやるさ!」
周 泰五
と
御剣 刀
もまた、バンジーーー!
紐なしバンジー勢がびゅおおおお、ぼすぼすぼすん! と落ちてくる横では、
「見切ったよ、にゃーくん……! 最後の問題の答えは……」
桜庭 円
が、うにゃにゃにゃんと動きまくるにゃーくんの隙を突いて、鉛筆しゅばばばっ。
「『We can be friends』!」
書き終えた瞬間に、円はにゃーくんを抱き上げて、むぎゅっ!
「ごめんねーにゃーくん、でも付き合ってくれてありがとね!」
ふにゃーん! くりくりと頭を撫でられて、気持ち良さそうな声をあげた向こうでは、四人のバンジージャンパーたちがうむっと満足げにうなずき合い、爽やかな笑みを浮かべておりました。
朝鳥 さゆる
のダンボールアートも、クライマックス!
その時その時に、思いついたり目にしたものから連想したり、気分次第。気の赴くままにカッターナイフを振るい、様々なモチーフを作り上げてきたさゆる。
窓の外では、先ほどから人が降ったり跳ね上がったり、落ちたり登ったり……慌しいそんな光景が、彼女の内面に息づく様々な感情へと、結びついたものでありましょうか?
「……これで、ラスト」
ずばしゅっ! 最後のひと振りが閃いて、目の前に出来上がったものは……上は荘厳かつ美しい神殿のような頂きに、舞い飛ぶ天使たち。下はそれらを掴まんと手を伸ばし、ごつごつとした岩くれに膝を突き今にも咆哮を上げそうな悪魔たち。
ひとことで表現するならば、天国と地獄! それも何だか凄まじいクォリティ!
開け放した窓から聞こえてくるBGMもサビへと差し掛かり、最高潮へと駆け上がっていくところでありまして、さゆるの胸にも、どこか迫るものがあったりするのでした。
曲の盛り上がりに合わせて、勘助は最後に、大ジャンプ! 美しい水飛沫が尾を引きながら、着水と同時に優雅なミュージックは終わり、彼のパフォーマンスもフィニッシュとなりました。
見守っていたギャラリーたちからの拍手に、勘助はちょっぴり照れて、顔を赤くしながらも。
(……先生、たち……見てて、くれた、かな……?)
遠くを見上げれば、南校舎の屋上で、三人の人影が大きく両腕で、まるっ!
それにプールサイドでだって、もちろん、もふもふがずっと彼を見守ってくれていたのです。
誰かに見られながら泳ぐなんて、と、彼は思っていたのですけれど……今はなんだか、
(ちょっと……良い、気分、かも……!)
と、彼は泳ぎで表現して見せた解答を、答案用紙に書き写すという作業が残っていることに気付いて、慌てて水から上がりました。
高野先生:10点
「ここからだと、みんなのパフォーマンスが良く見えるな。まとめて満点だ!(にっ)」
泉先生 :5点
「まるで全てが噛み合って、ひとつのショーのように見えるね。みな、素晴らしかったよ」
樋口先生:8点
「そうね、私もどうやら胸を打たれてしまったようよ。お見事だったわ!」
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【中間テスト】エクストリーム☆中間テスト
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月30日
参加申し込みの期限
2015年05月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!