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【中間テスト】エクストリーム☆中間テスト
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【エクストリーム☆ペインティング】
再び講堂へと場所を移しまして。ずんちゃかずんちゃと続く聞き触りの良い音楽パフォーマンスに耳を傾けながら、物憂げに目を伏せた
三宅 葉月
は、思考を深めます。
テスト開始直後こそ、またろっこんとやらの影響か……ふう、と諦めのため息をついた葉月でしたけれど。芸術家肌の彼女のこと、目の前でこんな風に完成度の高いパフォーマンスを見せ付けられて、その柔らかでかつ鋭い感性を、大いに刺激されてしまったようです。
(私が表現するべきは……ジャクソン・ポロックばりの、派手なアクション・ペインティング? いいえ、この場ではそれも返ってありきたり、つまらないわ。それよりも……)
ひとつ、葉月の中で揺るぎ無いものは、『絵を描くこと』。それ以外に、自分が選ぶべき選択肢は無い、ということでした。
絵画こそが、葉月とは切っても切れない唯一無二の大切なファクター。なら、どんな絵を描こうか?
ヒントは事の発端、黒崎先生にこそありました。進むべき方向を見定めると、葉月はすうっと目を開き、行動を開始します。
(他の人が、華やかで派手なパフォーマンスを重視するなら……私は、逆へ張るわ)
テーマは、目の前の問題とその解答そのもの。持ち込んだスケッチブックへ、葉月は鉛筆を振るい、ざざざざ!
瞬く間に白紙の上へ出現した絵は、問題の答え、日向で気持ち良さそうに丸くなった猫の姿。ただし、それはひどくざっくりとしたラフスケッチで、葉月はその絵を完成させることなく、次の問題へ……どこかののどかな一軒家をラフに描いては、次の問題へ。談笑する人々のラフスケッチを描いては、次の問題へ。
葉月は次々に、抽象的とも言えるほどにラフなスケッチを、ざざざざっと量産していきます。すごいスピードで!
首を捻ったのは、それを見ていた試験監督の先生方です。
「確かに、この速度でありながら緻密で、目を見張るような筆致ね。素晴らしいけれど……でも、彼女はなぜ、このスケッチを完成させないのかしら?」
手に取った雄大な山々が連なる風景画……のラフを眺めて、樋口先生はつぶやきます。
そう、葉月がそれらを完成させないのは、あえてのこと。いえ実のところそこには、いまひとつ薄いキャラクターを妙な成り行きで目立たせようとする、黒崎先生への遠回しな皮肉も込められていたりはしましたけれど、それはさておき。
「いや……分かったぞ」
次から次へと生み出されていくスケッチを前に、うなずいた泉先生。彼は葉月の狙いに、気が付いたようです。樋口先生の手元の一枚を覗いて、
「例えば、見て欲しい。この山々が描く稜線を。そして目をつぶってみて欲しい……まぶたの裏に、浮かんでは来ないだろうか?」
目を閉じ、空を仰ぐように首をもたげて、彼は言いました。
「彼女は絵の完成を、これを見る者の想像力に委ねることにしたんだ。ああ、俺には見えるとも……あの美しく雄大な山々の情景が、はっきりと!」
「ああ……本当だわ!」
樋口先生も目を閉じ、両手を胸の前に組み合わせてうっとり。
葉月はそれらをあえてざっくりとした形に留めることで、見る人のイメージを刺激し、頭の中でこそ完成の像を結ぶように仕向けたのでした。人間の想像力というのは大したものでして、時に未完成であるからこそ、自らの記憶や知識で足りない部分を補うことで、それを返って素晴らしいものに見せる……なんてことがあったりするのです。もちろんそこには、絵画専攻の葉月の実力も伴ってのことではありました。
(……評価は上々、と言ったところかしらね)
あえて他の生徒たちとは逆を狙った、静かでありながらもバッチリと、インパクトあり! な、葉月のパフォーマンスでありました。
高野先生:8点
「なるほど、美術担当の泉先生が言うならそうなんだろうね!(良く分かって無さそうな顔)」
泉先生 :6点
「あえてみなとは逆を行く、これは賭けだね。そして君はそれに勝った、お見事だよ」
樋口先生:7点
「目を閉じれば確かに浮かんでくる、様々な情景……素敵だわ」
【エクストリーム☆ギャンブル】
ここに、もうひとり。あえて静かに、物言わぬパフォーマンスを選んだ人がおりまして。
骨削 瓢
……彼の様子ときたら、これがもう、尋常ではありませんでした。顔は青ざめて真っ青、脂汗がだらだらと止め処なく滴り落ちて……時折、
「……ウウゥ……」
なんて呻いたり、
「ぐ……ぐぐ、ぐぐぐぐ……」
ぎりぎりと歯を食いしばったり。もう、今にも卒倒してしまいそうなアリサマなのですこれが。
とはいえ彼は、テスト勉強のヤマが外れてしまって悶えている、とかそういうわけではありません。
「……このテストが終わったとき……あっしは一体全体、どうなってるんだろうねぇ…………フフ、フフフ……!」
ばくばくばくと激しい鼓動。時にかひゅ、こひゅっと止まってしまいそうな過呼吸。静かに着席して問題を解きながらも、今、瓢はこれでもかと、エクストリームの真っ最中なのです。
瓢のパフォーマンスは……株!
もちろん、食べ物のカブではありません。数字が上がったり下がったり、増えたり減ったりするほうのカブです。
株式投資! それもカオスの権化、彼のこと。そんじょそこらの投資っぷりではありません、生ぬるいことでは満足なんてできない!
まっとうな街金からちょっとアブな闇金業者まで、借りに借りて借りまくって用意した資金を、ロクに下調べもせず、ぱっと目に付いた聞いたことも無い一企業へと、躊躇い無くどかんと投資!
きちんとした知識と経験を持って資産を運用するのが株式投資なら、瓢のチャレンジは紛れも無く、ギャンブル! でありましょう。だって彼は、しこたま買い込んだ株がどんな会社のものなのかも、全く持って知らないのです。ていうかそもそも、なんていう会社だっけ? ってなものです。
あのどことも知れない会社が、まかり間違って急成長でもしたならば、一攫千金! ですけれど、
「それ以外なら……く、く、首を括るしか、もはや道は無いかもねぇ……くふ、くふふふ」
青ざめながらふふりふふりと乾いた笑みを浮かべる彼の事情を、もちろん、試験監督たちも知っています。彼自身が事前にキッチリ、そのことを報せておりましたもので。
だからこそ成立した、全てを失い破滅するという極限のプレッシャーへがくがくと身を震わせ、奥歯を噛み締めて耐えながら受ける中間テスト、これもまたひとつの、エクストリーム!
ちなみに先生方は彼のハナシを聞くなり、揃ってこう言ったということです。
「何もそこまでしなくても……」
そこまでやってしまうのが、瓢という人間なのでした。
この試験が終われば、彼は即座に株価の推移をチェックするつもりです。その時、彼の口から飛び出すのは安堵と歓喜の叫びでしょうか? はたまた絶望と恐怖に塗れた、悲しい慟哭でありましょうか……?
高野先生:8点
「株? もちろん知ってるよ、何言ってるんだ。美味しいよな!(話聞いたときの第一声)」
泉先生 :3点
「……勇気と無謀は、違うんだよ?」
樋口先生:5点
「株はギャンブルじゃない、って言う人もいるけど……ギャンブルよね、これ?」
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月30日
参加申し込みの期限
2015年05月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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