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【中間テスト】エクストリーム☆中間テスト
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【エクストリーム☆サバイバルゲーム】
その日のねこったーでは、投稿されたこんなつぶやきが、主に寝子高生たちの間へと、密やかな広がりを見せておりました。
いわく。
『僕の撃つ弾に一発も当たらず体に触れられたら、先着1名様にお小遣いをあげますよ。現在地は1-2教室、急げ! #拡散希望』。だそうでして。
「さて、そろそろかな?」
その送り主、
日暮 ねむる
は、周囲をぐるりと囲むうず高いバリケードを見回してから、がしゃり。小銃に拳銃、手にした二丁のエアガンの動作を確かめます。
ねむるのエクストリームな解答法は、サバイバルゲーム! 金一封をエサに参加者を集めて、襲撃をアトラクション風味で乗り切りながらに、テストを解く……きっとド派手なパフォーマンスになること請け合い、というわけなのです。
ということで、ねこったーにて広く参加者を募ってみたねむるでしたけれど、
「バリケード良し、装備も良し。後は、解答欄を埋めていくだけ……って、んん?」
かたかたかた。机と椅子を積み上げて作ったバリケードが、気付けばかたかたと揺れております。
彼は、気付いてはいなかったのです……自分のつぶやきが、どれほど多くの人々に広がっていたのかを。どれほど多くの参加者を集めていたのかを。
かたかたかた……どどどどどっ!
「……おいおい。嘘だろ……!?」
教室の扉が、どばん! と吹っ飛んで、ずどどどどどっと雪崩れ込む、数えるのも面倒なほど凄まじい数の一般生徒たち、お小遣い目当ての参加者の皆々様!
「いくらなんでも、拡散されすぎでしょこれ!?」
これでは、即興でこしらえたバリケードなんて数分と持たず、あっという間に突破されてしまいそう。
ねむるは椅子の足の間を抜くように、ぱぱぱぱぱ! とエアガンの弾を連射し、最前列の生徒をヒットしていきます。ルール上は、1発弾が当たれば金一封の獲得権を失うはず……ではありつつも、あまりにも数が多くて確認のしようも無い上に、当たっても当たっても、彼らは怯みません。諦めてはくれません!
参加者というよりこれはもう、暴徒!
「やばい、やばい……! 答え書いてる暇なんて、全く無いじゃないか!」
左に拳銃、右手に小銃。ねむるはとにかく乱射、乱射! ぱぱぱぱぱんっと立て続けにヒットしても、暴徒たちは止まりません!
一応これ、英語のテスト……といいつつ、勉強の類など全くしてこなかったねむる。サバゲーしながら、せめてカンで、記号問題だけでも埋めておこうかな? 何て思ってましたけれど、そんな隙は微塵もありません。
「これじゃ、
いつかのゾンビ共
のほうがいくらかマシだっての……うわ!?」
がらがらがらん、ついに即席バリケードの一角が崩れ落ち、雪崩れ込む暴徒たち……伸びてくる手。
「くそっ、仕方ない……ここは、戦略的撤退だ!」
ねむるは、堅牢に築き上げたベースキャンプの放棄を決断すると、小銃を背に背負い、拳銃で牽制しながらに残ったバリケードをひょいひょいっと飛び越えて。暴徒たちの脇を鋭く抜けて、廊下へ脱出……一時、撤退!
逃げたぞ! 追え! 捕まえろ! などなど、背中で響く怒号の数々を聞きながら、手元を見ますと……どうにか無事な答案用紙と、散り散りに破れてしっちゃかめっちゃかになっている問題用紙。
「……ま、どうせカンで埋めるつもりだったしね」
紙片をそこらの空き教室にあったゴミ箱へ突っ込むと、ねむるは一目散に逃走! その後を、まるでゾンビさながらの暴徒たちが、ずどどどどっと追いかけていきました。
(……? 何か、騒がしいわね)
遠くから聞こえる、何やら喧騒の声はさておきまして。
葉利沢 倫理子
は、奇妙な成り行きにひとつ、うんざりとため息をつきました。
病み上がりの復学直後。ひどい経験をして、その精神的後遺症からくる疲労や倦怠感と戦いながらの登校の日々を経て、迎えた最初の定期テスト……それが蓋を開けてみたなら、エクストリーム! などというお祭り騒ぎ。
しかも、そんなことを言い出した教頭先生の理由が、『自分も目立ちたい!』なのですから。
それにそこらを見れば、様々に派手なパフォーマンスを繰り広げている生徒たちの姿。その中にあっては、彼女も何かしらのパフォーマンスをしなければならない、といった空気をひしひしと感じるのです。
倫理子は頭を抱えつつ、
(くだらない。本当に、まったく……『目立ちたい』、ですって? それなら……)
彼女は控えめで目立たない生徒、といった印象ではありました。自ら抑圧しているのか、もともとそうした性質なのかは分かりませんでしたけれど、ともかくそんな倫理子も、
「……お望みどおり。私が、目立たせてあげるわ」
こんな状況に巻き込まれてしまったなら、吹っ切れてちょっぴり、はっちゃけてしまいたくもなるわけなのです。それはもう、仕方が無いのです!
しかる後、倫理子はおもむろに、学校指定のスクール水着へとコスチューム・チェンジ! ずしんと背中にしょった巨大なタンク、そこから連なるホースをたどれば、携えているのは水鉄砲!
「くっ、このままではロクに目立てないまま、テストが終わってしまう……」
「教頭先生!」
首尾よくやってきたのは黒崎先生、ターゲット発見! 倫理子はしおらしい顔で彼へと呼びかけ、近づきますと、
「教頭先生……お話、聞きました。目立ちたいんですよね? 私もあまり目立たないから、お気持ち、良く分かります……」
「な……わ、分かってくれるかい? 分かってくれるって言うのかい? この僕の気持ちが……!」
じいいいん、と感激した様子の先生ですけれど。ぽすんと手渡されたそれを見て、きょとん。
「うん? これは?」
「一緒に目立ちましょう、先生。勝負しましょう!」
それは、手持ちの水鉄砲でした。
水鉄砲で、対決! それが倫理子の、黒崎先生も巻き込んでのパフォーマンスでありました。
「僕にもチャンスをくれるなんて、君はなんて良い生徒なんだ……! よし、そういうことなら僕も、君のエクストリームなパフォーマンスのために、一肌脱がせてもらうよ。さあ、勝負しようじゃないか!」
きらきらと子供のように瞳を輝かせ、がしゃりと水鉄砲を構えた黒崎先生。倫理子も大型水鉄砲をずしりと手にして……いざ、勝負!
トリガーを引き絞ると、双方の手元からどばばばばっと一斉に液体が放たれて、激しく互いへとぶち当たります!
「……!? きっ君、これ……」
「気に入っていただけましたか? とっても目立つでしょう?」
そう。倫理子のタンクにたぷんたぷんと満たされておりますのは、水溶性の蛍光塗料! それも暗がりでぎらぎらと光り輝くネオンカラーです。きっと今が夜であったなら、黒スーツを鮮やかな色に染め上げられていく黒崎先生は、これ以上に無くギラギラと目立っていたことでしょう。
「な、なるほど、これなら目立つ! 僕も目立てる! よーし、僕も反撃だ、君を目立たせて……あれ?」
意気込んで黒崎先生も引き金を引きますけれど、ぴゅーっと飛び出して倫理子の水着を濡らすのは、普通の水です。もちろん、イヤになるほど目立たせてあげようという、倫理子の心遣いでありました。多分。
「こういうのもありますよ、教頭先生」
さっと取り出した、もう一丁の水鉄砲を、倫理子はぴゅーっ。何か赤っぽい液体が飛び出して、黒崎先生の顔にばしゃしゃっとかかりますと、
「……!?!? きっ君、これ……か、か、辛ーーーっ!? ちょっ、辛、これタバスコじゃ、辛痛いっ!?」
「大丈夫ですよ、薄めてありますから……ふふふ」
二丁の水鉄砲を乱射して、黒崎先生をネオンカラーとクリムゾンレッドに染め上げながら、いつもは感情の起伏に乏しい倫理子の口元には、うっすらと笑みが浮かんでおりまして。
「どうしたんですか、教頭先生? 悲鳴なんてあげて……今の先生、とっても目立っていますよ。嬉しいでしょう? さあ、もっともっと、目立たせてあげます。喜んでくださいね、ふふふ。ふふふふ……!」
たまらず逃走へ転じ、廊下を駆けていく黒崎先生を、倫理子はぴゅぴゅっとやりながら追いかけていきます。それは物静かな彼女の、ちょっぴり心に秘めたドS心、希少な感情の発露の瞬間でありました……!
高野先生:9点
「私も参戦したくなってしまうな、こんな光景見せられたらさ!(うずうず)」
泉先生 :3点
「これ、英語のテストだからね? 並行して解答もしないとね」
樋口先生:5点
「エアガンも水鉄砲も、向けられるのは遠慮したいわ……でも、ちょっと楽しそうね?」
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月30日
参加申し込みの期限
2015年05月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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